ワヤさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.7

原作はあの「クトゥルフ神話」で有名なラヴクラフトの小説。
宇宙から飛来した”何か”により片田舎に住む一家が狂っていくというシンプルなあらすじ。

何かの正体がほぼわからないままではありますが、ポリゴン
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ウマ娘にハマってるのでウマ映画を。
実在の女性騎手「ミシェル・ペイン」の人生を基にしたドラマ。
競馬とか全く知らないし、ミシェルさんのことも全く存じ上げないんですが、わかりやすいスポ根エンタメな物語な
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.7

原作読破済み。 映画も前3作視聴済み。
前作からはかなり月日が経っての最終章。
次作も決まっていたのでまた二部作かと思いきや、次は前日譚なんですね。

相変わらずアクションシーンはすごい。
特に縁との
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.6

ドラマ版は未視聴、前作は視聴済み。
エンタメとしては単純に面白いんですが、前作よりスケール感がパワーダウンしている気がします。

同じく古沢良太脚本だった「GREAT PRETENDER」を観てたとき
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.3

タイトル的にも似ているマイベスト映画「きっと、うまくいく」と同じく工科大学でお話がメイン。
工科大学の思い出を、受験の失敗から自殺を図った息子に語っていくというあらすじ。

負け犬たちの面々がとにかく
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.9

絶滅危惧種の雁を孵化して安全な飛行ルートを教えて自然に返す、という実際のプロジェクトの映画化。

グランド・ジャーニーというタイトルはついてますが、実際の旅が始まるのは1時間ぐらい経ってから。
それま
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.5

オズの魔法使いでドロシーを演じたことで一躍スターになったジュディ・ガーランドの伝記映画。

華々しい姿はあまり描かれず落ち目になってからが中心となっているので、結構観ていて辛かったです。
アカデミーを
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.0

バイオレンス映画の名匠「S・クレイグ・ザラー」の最新作。
やっと見れました。

あらすじ的にはかなりシンプル。
悪徳刑事が強盗から金塊を奪い取ろうとするだけなんだけど、160分の尺。
「トマホーク ガ
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.9

拾ったカセットテープを再生したら死んだ真剣佑が乗り移ったというお話。
設定的には漫画アニメっぽいですね。
あの花とか近しいかもしれません。

人と接することをひたすらに拒否していた颯太が、アキとの出会
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渇き。(2013年製作の映画)

2.7

これは…コメディなんでしょうか?
パッケージにはエンタメと書いてありますが、別にスッキリ爽快な味わいはないし終始、役所広司が怒っていて見るのがしんどかったです。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.6

アカデミー短編アニメーション部門にノミネートされたショートムービー。

劇中セリフはなし。
後半で回収していく作りが上手。
タイトルの意味がわかる時の悲しさよ。

悪人伝(2018年製作の映画)

4.4

シリアルキラーが狙った相手はヤクザのマ・ドンソクでした映画。

いやー、最高でした。
ヤクザと警察が手を組んでシリアルキラーを追っていくという展開も面白いし、きっちりと肉弾アクションもカーチェイスなん
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.4

スマホAIが恋して暴走するコメディ。
ザ・アメリカンコメディって感じでシモネタ&下らないネタ多め。 特に、充電器抜き差しのところとか最高。
しかも日本語吹き替えは花澤香菜ですよ。
AIでも花澤ボイスと
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

3.4

新作のために予習として。
ラストの志々雄戦のアクションシーンは見ごたえがありました。

が、やっぱり原作との差異が気になります。
志々雄、あんな船一隻だけで国転覆させようとしてたんですか? ちょっと戦
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.5

新作のために予習として。

2部作なので単体としては評価しづらいかな…。
漫画原作のぶっ飛んだキャラを演じていた役者陣と、アクションシーンは変わらずすごかったです。

ただストーリー的なツッコミどころ
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街の上で(2019年製作の映画)

4.1

今泉監督なのと、前に近くに住んでいて何度も行った下北沢が舞台とのことなので視聴。
下北沢の古着屋で働く主人公、青とその周辺を切り取ったお話。
何か大きな出来事が起きる映画ではないのですが、とにかくリア
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.4

観たけど感想書くのを忘れてしまっていた!
大寒波で行き場を失ったホームレスたちのために、図書館を占拠するというあらすじ。
四角四面で動いて融通の効かない行政というのは万国共通なんですね。

タイトルに
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

アマプラに来てたので。
同じ綿矢りさ原作の「勝手にふるえてろ」と近しい、こじらせアラサー女子のお話。

最初はちょっとみつ子が痛々しく感じられキツイかなーと思ってたんですが、段々とAとのやり取りが面白
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.5

元は高校演劇の映画化。
タイトル通り、アルプススタンドの端の方にいる、甲子園出場を果たした母校の応援をする登場人物たちの会話劇。

色んな物事を「しょうがない」で諦めていたスクールカースト的にも下の方
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

同監督作の「長いお別れ」と「湯を沸かすほどの熱い愛」のどちらもそんなにハマれなかったんですが、本作は良かったです。
予告を見たときはかなりお涙頂戴なお話なのかと思っていたのですが、コメディタッチで進ん
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

4.0

原作未読。
「のぼる小寺さん」というタイトルながら、クライミング部のどこかマイペースな小寺さんがひたむきにただ登る姿に感化され、周りもだんだんと変わっていく青春群像劇。
お話自体は小さいし、登場人物も
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

不況で住んでいた家どころか街も失った女性が、キャンピングカーでノマド(現代の遊牧民)となって季節労働をしながらアメリカを渡り歩くロードムービー。

物や情報に溢れた現代社会ど真ん中にいるので、こんな生
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.6

原作はかなり前に読破済みだけど、あんまり覚えてはいないです。
映画続編がやるということで今更ながら観てみました。

漫画実写化ですが、アクションシーンはとにかく頑張ってました。
ストーリーとかは(原作
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サーホー(2019年製作の映画)

3.5

インド映画らしく、とにかく色んな映画の要素をこれでもかと詰め込みました!って感じの映画でした。
なんかすっげーものを観た感はあるものの、とにかく詰め込みすぎ。
時間は長い割に、世界観(近未来のインドな
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.5

自分の名前すら満足に話せない吃音がコンプレックスの主人公。
音痴だけどバンドをやりたい加代との出会い、歌うことに目覚めていくという展開はとても良かったです。
後半はもう少しストレートに、歌で変わって成
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アーカンソーの田舎に成功を夢見て引っ越してきた韓国系家族のお話。
A24っぽい、いかにも映画通が好みそうな淡々とした作り。
家族の為と言いながらも、奥さんの了承も得ずに勝手に突き進むジェイコブにイライ
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

3.3

指輪物語を書いたJ・R・R・トールキンの伝記映画。
ニコラス・ホルトは「ライ麦畑の反逆児」に続いて、また実在の小説家を演じてるんですね。

4人の仲間やサムといった指輪物語の着想を得たと思われる部分が
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.8

数多の恋愛映画を撮ってきた今泉監督最新作。
今回は恋愛ではなく、アイドルオタクたちの青春。
自分はオタクではありますが、アイドルの方は全くなので楽しめるかなーと思いましたが問題なかったです。(途中から
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.3

TVシリーズ~序破Qまで視聴済み。
破のエンドロール後の予告を観て期待してたら、全然違う内容のQを観させられてから早9年近く。
Qが鬱展開でとんでもないことになってたので、不安半分でしたがエンタメして
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.0

酷評は知っていたので、どんなもんかと思い視聴。
エディ・マーフィ版は子供の頃に観たっきりであんまり覚えていないため、元との差みたいなところは気になりませんでした。
今作は現代ではなく中世?が舞台になっ
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.2

とにかく難解でサッパリ。
前半部の裏で全てを操っているフィクサー的な人がいるのか?というような描写から「アンダー・ザ・シルバーレイク」のようにドンドンと陰謀の中心部に進んでいくのかと思いきやそんなこと
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.8

実は観たことなかったので。
いやー、これは小学生の時に観たかったなぁ。
宝の地図を見つけた少年たちの冒険譚。
とにかく観ていてワクワクする気持ちにさせてくれました。
チャンクがかわいい。

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.8

小6のイケてないトリオがパーティーに参加するために東奔西走する、下ネタ多めのコメディ映画。
子供らしい勘違いや、かなり過激な下ネタなどなど、とにかくトリオが可愛らしくて最高でした。
アダルトグッズの使
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

4.1

犬のエンツォのナレーションで、レーサーのデニーとの出会いからを回想していく作りの犬映画。

意外にも犬一辺倒ではなく、難病や親権問題とデニーの人生の波乱万丈さが凄まじい。
そんな状況下でも、エンツォが
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ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.7

Huluでの見放題が終わりそうだったので。
オリジナル版は未視聴。
さすがは初代ゾンビのリメイクだけあって、今じゃ当たり前となったゾンビに噛まれる=感染、を皆認識していないところが新鮮でした。
ショッ
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.5

直近で観た「花束みたいな恋をした」のダメージがデカかったので、なんとなくキラキラ恋愛ものを観ようと思って観てみたら、難病ものでした。
とはいえそんなにお涙頂戴ではなく爽やかな後味。
ただ内容的にもティ
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