ゆーたんさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ゆーたん

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ナビゲイター(1986年製作の映画)

3.5

ジュブナイルチックなタイムトラベル物語。

1986年当時としては非常によくできた映像表現に感心。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.0

実話ベースのセカンドチャンスもの。

猫がもたらした幸運を彼は手放さなかったし、猫も彼を見捨てなかった。

ドラッグやホームレスの問題についても考えさせられる良作。

第9地区(2009年製作の映画)

3.9

差別の描き方がとてもリアル。人間悪をバン!と目の前に突き付けられた感覚がした。

差別する者とされる者を映画の途中で逆転させることにより、観る側に強烈なメッセージを叩きつける。

今の国内状況にリンク
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大日本人(2007年製作の映画)

3.0

伝統芸能への敬意。相手の技を受けてこそプロ、お笑いは、いじめを芸に昇華させた芸vs芸のプロレスだ。優しく昇天させる日本人と爆発させるアメリカ、視聴率、スポンサー、介護、アメリカの傘、終盤風刺がじわり効>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

潜在意識へのアイデアの植え付けというミッションと妻の幻影からの超越というテーマが密接に絡み合う。 視覚的な衝撃が好きな僕からすると、パリの街並みが変形するシーンが至高。夢想感と没入感のバランスにゾクゾ>>続きを読む

虹色デイズ(2018年製作の映画)

3.0

男子高校生目線の青春ドラマ。

一昔前まで学園恋愛ドラマといえばジャニーズの独壇場だったけど、ここに来てニチアサ系男子の出番がぐっと増えたなぁと思う今日この頃。

J・エドガー(2011年製作の映画)

3.8

周りを信用せず、虚栄心の強い権力者という人物像の裏にある、愛の話という面にはしみじみとした味わいが。

抑圧を重ね続けた男の発露が実に沁みる。秀作です。

ザ・コールデスト・ゲーム(2019年製作の映画)

3.7

1962年のキューバ危機を背景に、チェスの米ソ親善試合と諜報戦を組み合わせたというごった煮感が凄く、多少の粗さは感じました。ただし肝心の諜報戦には緊張感が張り詰めており、上映時間もコンパクトで見やすく>>続きを読む

マシンガン・プリーチャー(2011年製作の映画)

3.8

マーク・フォースター監督作品は、やはりずしりと重い手応え。

実直にドロドロした部分も描かれてた。重たいね。実話だから更にきついよね。理想や信念を貫くって厳しい事ですね。何が正解なんだろうね。

実話
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.0

人と人との繋がりを感じる作品。

皆で協力して生きていく。そんな姿が現在の生活と対比されて描かれていて、心温まる作品だった。

元気になれる大好きな映画! 自信を持っておすすめできる。

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.8

主人公たちの絶望感がたまらない作品。

主人公は超リア充で、羨ましいなぁとか思ってるとパニックムービーになってる辺り知らず知らず引き込まれてます。

得体の知れないモノから逃げる恐怖が上手く表現されて
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.0

師匠との絆が次第に深くなっていく様子と、ジェイデン・スミスが段々と強くなっていく様子とが見事にマッチしていく作品。見ていて飽きない。強く生きる事を再認識させてくれるような作品。

完全なる報復(2009年製作の映画)

3.8

妻子を惨殺され、検事の有罪率アップのため司法取引で納得のいかない結果になった主人公が全ての関係者に復讐を始める。10年をかけて練られた計画は面白かった。

司法取引での軽罪に憤る被害者が不完全報復。
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コードネーム エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

コードネーム エンジェル

一応スパイ映画ですけど、普通のスパイ映画とはちょっと違う作品です。

オオカミ少年の話を知っていますか?
『オオカミが来た!』と嘘をつき、3度目に本当のオオカミが来ても誰も
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スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

3.8

やり過ぎで逮捕された元警官が出所したあと悪を見過ごせなく同居人と一緒に事件を捜査していく 「スペンサーコンフィデンシャル」 快作。好きだな。こういうポップコーンムービー。

short cut(2011年製作の映画)

3.5

妻の祖父の葬儀から帰ろうとする夫婦なのですが、車の故障で森を歩いて下っていくはめに・・・

この二人、もともと別居中でしてね。
葬儀が済んだらとっとと帰るべ、と。
着替えも持ってこなかったらしいです。
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.0

とあるビルのコソ泥事件を調べる新聞記者が、大統領選の真相を追求して行く物語。 取材検証し記事を書く事の躍動感と、政治的圧力から報道・言論の自由への戦いを描き引き込まれた。

エージェント:ライアン(2014年製作の映画)

3.5

映画単体で観れば良作。退屈せずそれなりに面白く見れる。テンポいいし、分析官だけあって頭のキレがハンパない。

でも、これはジャック・ライアン・シリーズじゃないな😅

ポセイドン(2006年製作の映画)

3.5

リメイク。豪華客船転覆。映像が派手で中弛みもなく楽しめた。脱出組ではない船長の心情が一番グッときた。脱出組は割と淡々として余韻がないが生き死にの状況ではリアルなのかもしれない。

みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.7

家の建て方の講座を見せられた感じ。

その中で、一番気になった台詞は、田中邦衛さん演ずる父親役、大工の棟梁・長一郎さんが、呟いたアドバイス。

「風はばかにできねぇぞ、風はよ」

家を建てる場所を見
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

政府の嘘を暴く信念の仕事映画であり、社主であるヒロインが時代と戦う女性映画だった。男性主導の社会で飾りでしかなかった女性が自分の意思で決断をする。半世紀近く昔の出来事が現代に刺さる。全編熟練の技のオン>>続きを読む

ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.7

データセンターと証券取引所を光回線で結ぶプロジェクト。1ミリ秒を争う証券取引というのは実際あるという話。

全てがスピード勝負!
部下の頭脳は自分の所有物だと言い切る上司も強烈だ。

資金調達や用地買
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バトルランナー(1987年製作の映画)

4.0

設定が2017年なのに草生えた。そしてテレビが大人気で偽報道等で全てを支配するという世界観。

久しぶりに見たら案外面白く、敵は筋肉バカばかりだし、番組オープニングが武富士のCMみたいだったり、30年
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.9

輸送船クルー/フィリップ船長、海賊、米海軍の三つの視点で上手く緊張感あるドラマを展開させていく。

フィリップス側の緊迫感だけでなく、ソマリア海賊たちのドラマ、特にムセのキャラクターがいい。

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.9

短編と合わせて、したいことをするという"冒険"には刺激や感動が詰まっていることを驚きの映像で見せてくれます。生物以外にも命を吹き込むディズニーの表現力と最新技術の融合により、波で感情や性格が伝わるのは>>続きを読む

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

生放送中にどんどん変わっていくラジオ番組それをなんとか使用とあ苦戦する姿を描いた傑作コメディ。しんどくて思うように行かない。それでもなんとかしようとなけなしのプロ根性奮い立たせる姿に熱さと笑いが同居す>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.5

映画を何本も観たような気にさせてくれる良質のドキュメンタリー。

音楽が作用するスケール、感動、描写の深度などの効果を関わる方々が的確に言語化してくれる。名作は【素晴らしい映画音楽と共にある】と再認識
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ファミリー・マン ある父の決断/ヘッドハンター・コーリング(2016年製作の映画)

3.7

仕事熱心なパパが家庭を顧みず上へ上へ目指していたら子供が病気になって仕事ってなんだろう、家族ってなんだろう、と自身の人生を見つめ直すお話。

一度つまずき失敗したとしてもやり直せるんだよ、という流れが
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.5

三島はもとより当時の学生の蓄積された知、思考、それを表現する力、熱量が現代とは格段に違うことを実感。「わからない」という言葉で片づけない真摯さ。

討論会はまさに知と知の格闘技の様相だが観念論的な議論
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

ストーリーはともかく曲とシンクロすると軽快ではある。

音楽の使い方がドンズバ!

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

何も考えずに楽しめる娯楽映画。女優陣が美しすぎるしかっこいい。衣装も素敵。リアーナのドレス姿の恰好良さ!カルティエの宝石の見事さ!

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.8

戦闘シーン重視っていうよりかは人間模様を観る映画だけど、観てるとツラい所もある。

私たちの知らないところで、理解の範疇を超えたところで動く大きな異物に気づいた時の恐怖を知らしめられる。

チェンジング・レーン(2002年製作の映画)

3.8

切迫した問題を抱える2人の男が起こした些細な接触事故。怒りと不安をお互いにぶつけ、気づけばこんなはずでは。の沼の底。チープな出来になりそうだけれど、2人の社会的格差、人種、家庭環境の下地が共感と説得力>>続きを読む

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.8

ウイルス兵器という考え方は好き。原作と内容が違うみたいなのでチェックしたい。

原作を読んでみたい。

パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.6

発想と着眼点が面白く、非常に興味深い“パージ”シリーズのエピソード0。フィクションでありながら、あながち趣旨は現実と大差なくなってきているような気も。欲を言うと、もっと行動科学者の視点が見たかった。