sさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

中学時代のコギャル文化が重なって懐かしさがすごい。原作の韓国の方よりグッとくるものがある。
charaのやさしい気持ちが流れて画面が止まるシーン死ぬほど鳥肌立った。三浦春馬に恋に落ちる瞬間。

風の歌を聴け(1981年製作の映画)

4.0

実家に帰省中のこのタイミングで、高校の頃よく通っていた古本屋に置いてあるのを見てふと懐かしくなり、映画の方も観てみることにした。小説を読んだのがだいぶ昔であることや他の初期作品と記憶があやふやになって>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.0

全員かわいいのだが臼田あさ美のキャラが好きすぎる…なんであんな男に…

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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中身はあんまりだったけどジャームッシュとナイト・オン・ザ・プラネットへの愛が半端でないことは分かった!公園のベンチで妻を待つ役にわざわざ永瀬正敏をキャスティングするんだからな…。
高校生の頃あのアンニ
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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.5

カンヌに行くまでのドタバタ。冒頭のリヨン駅懐かしい。Gare de Lyon。留学の時リヨンからTGV乗ってパリを経ったんだよなあ。手持ちのビデオカメラが最後あそこでうまくハマってカンヌイェーイ拍手な>>続きを読む

ビーン(1997年製作の映画)

4.0

美術館のドタバタ。小さい頃観てたテレビ版との境界線がいまいち分からないけどMr.Beanは最高!

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

ブシェミがずっとうるさいし最後ちゃっかりしてて笑った

東京の恋人(2019年製作の映画)

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絶対に今より辛く死にたいと思う夜があるほどに最悪だった過去が、その後の経験の蓄積と時間の魔法によって都合よく美化されてしまうフェーズに差し掛かっている。これが20代最後の感覚なんだろう。
ずっとこびり
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ワン・プラス・ワン(1968年製作の映画)

3.0

ストーンズ好きな人にもゴダール好きな人にも響かないだろうな…Sympathy for the Devilは大好きだけど(誰でもか)、ストーンズのドキュメンタリーだと思って観るとガッカリするし、いつもの>>続きを読む

素直な悪女(1956年製作の映画)

4.0

妻ブリジット・バルドーを独り占めしたロジェ・ヴァディムをひたすら羨む映画。大学時代の夏休み、1ヶ月ちょっと間南仏で過ごした記憶が蘇る。妖艶という言葉が本当によく似合う。所作、横顔、脚、お尻、すべてが女>>続きを読む

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

4.1

昔試写会にて。勘違いされがちなパンクの系譜をきちんとなぞっている最高のボーイミーツガール作品。まずそうな飯たちがいい。

コンドル(1939年製作の映画)

3.5

命懸けの航空郵便。ピアノのシーンは何回観ても幸せな気分になる。コメディ映画ではないケイリー・グラントのかっこよさ。今回に限ってジーン・アーサーの役がいまいちだった気がする。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

5.0

公開初日に観に行ったのにつけ忘れている!
感想あとでまとめてかく

友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.0

吐き気がするほど気持ち悪い男女のクラス替え劇を気持ち良すぎるほど綺麗に上書きしてくれるアンジャッシュのすれ違いコント。ロメールがちゃんとコメディにオチ付けてくれてよかった。ブランシュの青のワンピースか>>続きを読む

ノースハリウッド(2021年製作の映画)

4.5

illegal civilization制作の映画なんて最高にイケてるに決まってる。スケートに合わせる音楽がベタベタのヒップホップやパンクではなくBill Haleyとかオールディーズを聴かせるあたり>>続きを読む

ワサップ!(2005年製作の映画)

3.0

意外とハマらん
KIDSと比べるもんじゃないけどハーモニーコリンが必要ね

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

2.5

結局彼女は幸せになっているのがすごいな…あんなに汚い16文字だったとは。
自分もそうなのですが、相手の立場を思わずに勝手に過ちを正当化(思い出補正)することは最低な行為だし、傷付けたのなら自分は倍傷つ
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

勢いで鑑賞。友情映画として観るにはいい映画だと思う。大手印刷会社のあの感じや誤植のあれは懐かしく、心なしかグッときてしまう瞬間があった。同期みんなで話す“こんなはずじゃなかった飲み会”もよく分かる。今>>続きを読む

ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

4.0

ずっと観たかった映画。U-NEXTレンタルにて。1978年のパリ、まだまだ男性中心の音楽業界で、アナログシンセで音楽を作る無名の若き女性ミュージシャンのサクセスストーリー。Roland CR-78をは>>続きを読む

囚われの女(2000年製作の映画)

4.0

マルセル・プルーストの『失われたときを求めて』の第五篇が原作。冒頭、映写機の前に立つ男にカメラが向けられ、舐め回すように水着姿の少女たちを見つめている。「私は…私は…私は…本当に彼女を愛している」
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アンナの出会い(1978年製作の映画)

4.5

冒頭、電車のホームでの定点長回し。集団の乗客らが電車からホームへ降り立ち、定点で映し出される階段へと吸い込まれるように消えていく。その後、電話ボックスでの用事をひとしきり終えた一人の女性が集団から数分>>続きを読む

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.5

「私は寂しくありたいんだと思う」というのが物凄くわかる。気が付けば高校生の頃からずっとそうだった。それでも時間の経過と環境の変化でその気持ちはかなり半減したように思う。とはいえ完全にそれが消えたわけで>>続きを読む

月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

2.0

ここに音楽を絡めて三角関係を確立させるのがムーラボ映画なんだな。【大人になると異性の友達ってなかなかできない】っていう公式のキャッチ文言にまず疑問。ピュアな友情に恋愛を巻き込むな、である。男女間の友情>>続きを読む

フリスコ・キッド(1979年製作の映画)

3.5

ジーン・ワイルダーは突然災難に遭って四苦八苦する系の少し抜けている役が似合う。ハリソン・フォードの役は元々ジョン・ウェインにオファーがいってて本人も乗り気だったという説があるらしい。ジョン・ウェインの>>続きを読む

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

4.5

最高だ!女版ロッキーと評されるのはあまり腑に落ちないけれど部屋でひとり思わず拳を突き上げてしまうくらいには歴史的大勝利の映画。遺作にして大傑作。

特攻大作戦(1967年製作の映画)

3.5

『イングロリアスバスターズ』の原点作品でもあり、俳優としてのカサヴェテスが観られる。痛快で刺激的、今自分が観たい映画に足りないものに気付かされる。

悪徳(1955年製作の映画)

3.5

ハリウッドの舞台裏をテーマに、ハリウッドの内幕をシニカルにヴァイオレンスに暴いていく。単なる舞台的では終わらせないアルドリッチの細かい仕掛けが面白い。

テキサスの四人(1963年製作の映画)

3.0

やっと観れた。冒頭20分が至高、その後はなかなかハマらずで何だかな…。アルドリッチでこんなにパッとしないのは初めてかも

スローガン(1968年製作の映画)

3.0

恋は盲目とは本当に恐ろしいことで、幸福な渦にのまれ踊り続ける当事者たちは最高潮、部外者に関しては「マジでどうでもいい」。ここでいう部外者は時に家族や親友も含まれたりするので本当に恐怖。二人の恋の行方な>>続きを読む