田舎の廃線になった線路脇にあるラブホ。波瑠があの無表情で働き、淡々と客のドラマが過ぎていくが、
後半、松山ケンイチとの絡みがよかった。あれでぐっと血の通った作品になったというか。
上を見上げる体勢にな>>続きを読む
私の邦画No.1!40年近く経っても色褪せず、最高、ベスト。真田広之が最高に格好よく、もう何十回も観てるのに、やっぱり大好き。
追悼千葉真一殿。日本のアクション映画を作ってくれてありがとう。
WOWOWでノーカット完璧版。
80年代の野暮ったい台詞と、仁義な世界と、薬師丸ひろ子のチャーミングさが花丸の映画。
来生たかおの主題歌がまたいいんだな。
3人のお母さんの熱演が光った。父親の関わり方がどの家庭も粗末で、でも今の日本はこういう状況がすぐ隣にあるのだろうと思える。
これが有名な橋の上の花火のシーンね、と少しミーハーに観ていた。狂気が混ざる愛は、自分を傷つける痛みで紛らわす。
終始よくわからなかった。心情が全く読めず。カトリーヌドヌーヴがスラッとしていて綺麗、ぐらい。
欲しいものを欲しいと言わなかったとき、何かとてつもない間違いをしてしまったと、過ぎた景色を振り返る。
淡く、酸っぱい、夏の恋。
いいねえ。
AM5時、カーテンを開けられて朝陽を浴びた時の、我に返る滑稽さがなんとも。
一晩だけを切り取った映画なんだけど、ドラマがあり、なかなか面白かった。
不思議。背景は絵画のよう。ワンシーンワンシーン、舞台を観てるよう。
ファニーな虚しさ。
どんな薬も安価で平等に行き渡る世の中になるといい。
社会派コメディで感動モノ。いい映画だった。
「ラストレター」の中国版。岩井俊二のテイストがちゃんと表れていて、それでも中国版の方がダイレクトで分かりやすくてよかった。日本版の方が岩井カラーが濃い感じ。
娘たちに会う校舎のシーン、中国は早春だとあ>>続きを読む
カメラワークと緩急の動き、すごいテンポ感で進む。シュールなんだけどコメディ。少しの感傷と懐古的なストーリーが好きだなと。
今も世界のどこかで、自由を奪われている女性がいる。どうかささやかな幸せと、未来に絶望せずに生きていてほしい。
甘い話かと思いきや終始ドキドキザワザワ。早く平穏な日々が来ることを祈りながら観ていた。
ケイトウィンスレット、年を取ってからの作品に多い、不安定さ、落ち着かなさがいい。
こんなにコメディ要素だったとは。もっとシリアスかと。
エイレンに心移りする背景をもっと描いて欲しかったけど、音楽いいので加点。
リウ・イエとメリル・ストリープの大好きコンビ。当時のアメリカの研究学会などは、アジアの優秀な学生を認めない文化など横行していたのだろうな。
最後、認められて終わりにして欲しかった。リウ・イエの夢を追う>>続きを読む
リウ・イエ見たさに。前情報なしで見たので、こんな役もやるのねとびっくりしたが、満たされない系の役どころがやっぱりハマる。
面白かった。野木亜紀子さすが、飽きさせないテンポの良さ。途中、MIU404に見えてきて、また面白い。
グリコ森永事件の時はまだ子供だったので騒ぎは覚えていないが、高校の同級生で江崎さんがいて、グリコと>>続きを読む
何度も同じ日を繰り返していくうちに、気づいていく何が幸せか。
気楽に観れて、最後のロイがよかった!
元気になれる映画。イジワルなヤツらに負けない、キュートなおばあちゃんたちが爽快。
アイルランドの田舎からNYに出て、人生を切り開いた女性。それだけで共感。シアーシャ・ローナンの青い目が好き。
こうなったらもうどうしようもない、戦争の不条理さと、叶わなかった愛。
一度死んだと言ったから、イタリア人が眠るあのひまわり畑がこの映画の象徴なのかなと。
真剣に守ってくれる大人がいるだけで、更正したり心を開いたりするもんなんだな。
黒澤明監督の遺作。最後にこういう温かく望郷的な映画を撮りたかったのかな。人の還るところは、在りし日の夕空。
リウ・イエ見たさに。ヒロインのあざとさが気になって感情移入は全くしなかったが、リウ・イエの若いときの作品は、だいたい想いが叶わず、いい。
ドン・ジエとリウ・イエのファンならとにかく見ているだけで楽しい、二人とも若く美しい、素朴で純粋な中国映画。
自分で考え、道を切り開く女性作家の伝記的映画。邦画タイトルをリンドグレーンにしたのが、日本的なのか、わざわざなのか知りたいところ。
大林宣彦作品。初めて見ましたが、大林ワールドファンタジー色の中に、家族とか伝えたいこととかがちゃんと混ざってる。私ももう会えない人に会いたい。
抑圧による、とち狂った中年女性を無表情に無慈悲に演じていて、
ハネケの胸苦しい異常さ、ここにあり的な。
あまりにも二人が自然でドキュメンタリーみたいで、アデルは本名だとエンドロールで気づいて、尚、なんかすごいなと。
エマがいい男(女)すぎてズルい。