Stroszekさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

Stroszek

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天使と悪魔(2009年製作の映画)

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2009年。ローマ教皇の死によりコンクラーベが招集される。同じ頃、CERN(欧州原子核研究機構)で極秘裏に抽出された反物質が盗まれる。教皇候補の枢機卿四人が誘拐され、イルミナティによる謎めいた犯行声明>>続きを読む

わが命つきるとも(1966年製作の映画)

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1966年。原題"A Man for All Seasons"。脚本も務めるロバート・ボルトの同名劇から。ヘンリー八世の離婚に反対した大法官トマス・モア(『ユートピア』(1516年)の作者)が斬首刑に>>続きを読む

土曜の夜と日曜の朝(1960年製作の映画)

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1960年。原作はアラン・シリトーの同名小説。ノッティンガムの工場で旋盤工として働く21歳のアーサーは、同僚ジャックの妻ブレンダと不倫をしている。パブで会ったドリーンとも付き合うようになるが、ブレンダ>>続きを読む

ディス・イズ・イングランド(2006年製作の映画)

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2006年。1983年のミッドランドが舞台。サッチャー政権下の1982年に勃発したフォークランド紛争が暗い影を落とす。いじめられっ子のショーンがドクターマーチンとベン・シャーマンのシャツを愛する不良た>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ5(2015年製作の映画)

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2015年。舞台は2013年のカリフォルニア州サンタ・ローザ。ビデオカメラを通じて現在が過去から見られている場面は面白い。黒幕のThe Midwivesという中世の魔女カルトが「時空を超える」という設>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

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2006年。ルーヴル美術館の館長ソニエールが殺害される。彼が死ぬ間際に残した暗号を、ハーヴァード大の宗教象徴学者ラングドンと館長の孫ソフィーが解読し、キリスト教最大のタブーに迫る。ソニエールの名前は1>>続きを読む

クロムウェル〜英国王への挑戦〜(2003年製作の映画)

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2003年。ヨークシャー出身でイングランド内戦時に議会派に加わり、ニューモデル軍を指揮した武人トマス・フェアファクスと、オリヴァー・クロムウェルの友情と決別を描く。ルパート・エヴェレットがチャールズ一>>続きを読む

ロッジ LODGE(2014年製作の映画)

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2014年。山奥のロッジに集まった10人余りの人々が、次々と消えていく。静かに、「瞬きをする間に」登場人物たちが消えるので、ちょっと不条理演劇のような趣。渦中で混乱しているはずの主人公がロッジにかかっ>>続きを読む

マジック・マイクXXL(2015年製作の映画)

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2015年。脚本・キャラ造形Reid Carolin。男性ストリッパーの大会にもう一度だけ参加するために、マイクが仲間の元へ戻る。ロード・ムービーであり、ダラスに捨てられた負け犬たちが再起する物語(何>>続きを読む

ダーク・フェアリー(2011年製作の映画)

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2010年。原題"Don't Be Afraid of the Dark"。家系ホラー。8歳のサリーは、父親との同居のためにLAからロード・アイランドへ連れてこられる。父とその恋人はある画家が遺した邸>>続きを読む

ジェニファーズ・ボディ(2009年製作の映画)

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2009年。チアリーダーのジェニファーと地味メガネ娘のニーディの関係性がステレオティピカルでないのがいい(異性愛者のはずの二人が互いに抱く潜在的欲望や、ニーディが親友を意外と辛辣に観察しているところ、>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

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2015年。ゴシックロマンス。舞台は20世紀初頭のNY州バッファローとイングランド北東部のカンブリア(実際のロケ地はトロント)。「女だから恋愛小説を書け」という助言や女っぽい筆跡を隠すためのタイプライ>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

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2013年。原題"Begin Again"。はじまりではなく新規まき直し。落ち目の音楽プロデューサーと恋人に裏切られ傷心の女性が、NYの街中で音楽を作ることで再起を果たす過程を描く。恋人が書いた歌詞で>>続きを読む

ボーダー(2008年製作の映画)

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2008年。原題"Righteous Kill"(正当な殺人)。NY市警で相棒を組むターク刑事とルースター刑事を、ロバート・デニーロとアル・パチーノが演じる。「悪党を殺してまわっているヴィジランテは誰>>続きを読む

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

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2012年。原題"Cockneys vs Zombies"。ロンドンのイーストエンドで進む開発事業。作業中にチャールズ2世の命で封印された墓が掘り返され、ゾンビが大発生。老人ホームで籠城する人々と彼ら>>続きを読む

凍える牙(2012年製作の映画)

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2012年。原作は乃南アサの同名小説(1996年)。人体発火事件と狼犬による殺人を追うなかで、女性刑事が男社会の警察組織で苦労する様が描かれる筋は小説と相違ないが、韓国に舞台を変えたからか演出上の都合>>続きを読む

デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

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2005年。原題"Miss Congeniality 2"。2001年の前作は、身なりに構わないFBI捜査官がミスコン潜入捜査のために美しくなり恋人も手に入れる筋だったが、今回は女バディもの。結局主人>>続きを読む

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

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2014年。原作は金城宗明が『別冊少年マガジン』で連載していた同名漫画(2011-12年連載。コミックス全5巻)。ゲーム感覚で高校生の命が失われていく不条理サバイバル・スリラー。アトラクション系映画。>>続きを読む

エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルス(1996年製作の映画)

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1996年香港。血染めの極悪人+エボラ出血熱という伝染病エクスプロイテーション映画。香港と南アフリカのヨハネスブルクが舞台。ズールー族の祈祷式の様子がモンド映画っぽい。1000万人に1人のエボラ出血熱>>続きを読む

タクシーハンター(1993年製作の映画)

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1993年香港。愛妻家で子供の誕生を心待ちにする小市民キン。タクシーに妻子を殺された彼は、タクシー運転手殺害に手を染める。銃の出し方を練習するところは『タクシー・ドライバー』っぽい。サラリーマンが逆上>>続きを読む

万能鑑定士Q モナ・リザの瞳(2014年製作の映画)

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2014年。面白かった。原作は松岡圭祐の『万能鑑定士Qの事件簿』全12巻のうちの第9巻『万能鑑定士Qの事件簿IX』(2011年角川書店)。2010年に美術史家シルヴァーノ・ヴェンチェッティが「モナ・リ>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

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2009年。原作はJohn Carlinの"Playing the Enemy"(2008)。ネルソンがピナールに託す詩は、ヴィクトリア朝の詩人William Ernest Henleyが1875年に>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

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2015年。ワイオミング州が舞台。南北戦争が背景にある。序盤以外ずっと吹雪の中の山荘の中で物語が展開するので、西部劇というよりも推理劇や舞台劇に近い印象。ジェニファー・ジェイソン・リーの怪演が記憶に残>>続きを読む

犬神家の一族(1976年製作の映画)

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1976年。Amazonプライムにて鑑賞。目のアップや視線の素早い切り返し、湖のシーンで写真に被せられる台詞、壁に飛び散った鮮血、ネガポジ反転等、凝りまくった映像表現は今観ても新鮮。「これぞ推理映画」>>続きを読む

HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

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2016年。ドラマ未見。レーシング・チームMUGENの創始者琥珀の思惑を中心に展開する。達磨一家のヘッドを演じた林遣都の車の乗り方が新しい。韓国語、北京語、英語が入り混じったやり取りに無国籍感。MUG>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

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2016年。面白かった。3人の物理学者と1人の地下鉄駅員が、NY市に出没する幽霊を捕えるゴーストバスターズを結成する。32年前のオリジナルで引っかかったほぼ全ての点がクリアされ、現代風にアップデートさ>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

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1984年。経費削減により大学をクビになった博士3人が、ゴーストバスターズ稼業に乗り出す。物語序盤の図書館での対応から、核エネルギーを用いた武器を使うホテルシーンの間にユニフォームや器具の開発段階があ>>続きを読む

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

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2015年。メリッサ・マッカーシーがスパイに。007を模したイケメンスパイのジュード・ロウや、セルフ・パロティに徹するステイサムが見られる。ギャグには微妙なところもあるが(特にミンストレル・ショーを想>>続きを読む

ほしのこえ(2002年製作の映画)

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2002年。英題"The Voices of a Distant Star"。監督がほぼ一人で作り上げた作品。国連宇宙軍のロボット、「トレーサー」のオペレーターとして、異生命体タルシアンの追跡調査をす>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

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2007年。副題"a chain of short stories about their distance"(「彼らの距離についての連続短編」)。3部構成。以下、視点人物・時代・場所についてメモ。1>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

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2016年。呪いの家で呪いのビデオを再生する。貞子がモテる。妙齢の男性2人に「会ってみたかった」、「死んでもいいから見てみたい」と言われる。貞子はもっと大柄で骨格の太い女優さんがやった方がよかったので>>続きを読む

インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

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2016年。世紀転換期に流行したディザスタームービーを20年経ってからリブート。プロット分岐がたくさんある群像劇が懐かしい感じ。前作から受け継いだキャラはたくさんいるが、ディザスタームービーのもう一つ>>続きを読む

インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

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2015年。不穏で面白い。元妻イーデンから2年ぶりの晩餐会への招待状を受けたウィルは、現在の恋人キラを連れて向かう。イーデンと彼女の新しい夫は、旧友たちのほか二人の見知らぬ人々も招いており、客たちは死>>続きを読む

ホステル3(2011年製作の映画)

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2011年。『ハングオーバー』ミーツ『ホステル』シリーズ。バチェラー・パーティのためにラスベガスに向かった白人男性4人組が標的に。冒頭の、「これまでは狙われる立場だったアメリカ人バックパッカーが獲物を>>続きを読む

貞子3D2(2013年製作の映画)

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2013年。原作は鈴木光司の『エス』(角川書店2012年初版)。前作から5年後が舞台。孝則と茜の娘を孝則の妹、楓子が世話しているという設定なのだが、孝則がほとんど育児放棄しているのが気になる。育児や家>>続きを読む

処刑教室(1982年製作の映画)

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1982年。原題"Class of 1984"。暴力と薬物汚染が蔓延するリンカーン高校へ、臨時採用教員として、音楽教師アンディ・ノリスが赴任。彼と不良の頭目ステッグマンとの対立は日に日に深刻となり、妊>>続きを読む