Stroszekさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨(2012年製作の映画)

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2013年。グリフィスを救い出したガッツ達だったが、凄惨な拷問の末、鷹の団団長は再起不能状態に陥っていた。彼の手元へベヘリットが戻り、「蝕」が起こり、ゴッドハンドが召喚される。鷹の団団員の生命と引き換>>続きを読む

ベルセルク 黄金時代篇 II ドルドレイ攻略(2012年製作の映画)

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2012年。ミッドランド王国が100年かけても奪還できなかったチューダー帝国領ドルドレイ要塞の攻略を、鷹の団が命じられる。敵将ゲノン総督は、グリフィスに異常な執着を示す。要塞を落としたのち、鷹の団の隊>>続きを読む

NY 心霊捜査官(2014年製作の映画)

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2014年。原題"Deliver Us from Evil"。原作はラルフ・サーキとリサ・コリアー・クールの『エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル』。超感覚的な「レーダー」を持ったNYPDの捜査>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

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1989年。13歳になったキキは、一人前の魔女になる修行をするために、家を出てほかの町で暮らす。南仏か南伊風の海岸の町が舞台だが、市電に「KUMADEN」と書いてあったり、登場人物名が「おソノ」、「ウ>>続きを読む

ザ・パンク・シンガー(原題)(2013年製作の映画)

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2013年。とても面白かった。ライオット・ガール・ムーヴメントの中心人物キャスリーン・ハナの伝記映画。ハナが作家キャシー・アッカーのワークショップで、レイプ体験についての"Spoken Word"(歌>>続きを読む

パズル(2013年製作の映画)

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2014年。原作は山田悠介の同名小説だが、だいぶ設定を変更しているらしい。人質安田の性別を変え、『先生を流産させる会』(2011年)から一転、男子生徒に胎児殺しをさせている。動機を考えると不必要なほど>>続きを読む

ダークスカイズ(2013年製作の映画)

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2013年。原題同じ。郊外に住む白人の中産階級一家が侵入者に悩まされる。独立記念日の花火が終盤出てくるので、規模の小さな『ID4』のようである。今時珍しく、登場人物のほぼ全員が白人(グレイズにさらわれ>>続きを読む

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

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2014年。原題"What We Do in the Shadows"。面白い。ニュージーランドの首都ウェリントンで共同生活を送る4人の吸血鬼の生活をドキュメンタリー風に撮った劇映画。最初の寝起きドッ>>続きを読む

ドリーム・クルーズ(2007年製作の映画)

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2007年。原作は短編「夢の島クルーズ」(鈴木光司『仄暗い水の底から』(初版1996年)所収)。マスターズ・オブ・ホラーの第2期の1作。主人公が日本人からアメリカ人に変更されている。溺死した弟が幽霊と>>続きを読む

戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH(2009年製作の映画)

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2009年。富士急ハイランドのお化け屋敷で行方不明になった少女が10年後、一緒にそこへ入った仲間4人のもとへ帰ってくる。女性を犠牲にするのに躊躇ない映画。少女が大怪我をするきっかけとなった少年や、お化>>続きを読む

マネーモンスター(2016年製作の映画)

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2016年。原題同じ。生放送中のテレビジャック事件をきっかけに、金融犯罪が暴かれていく。事件の解決を誘導するのがテレビ局のディレクターとベンチャー企業のCCOである女性達(後者は社長と男女の関係なのに>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

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2015年。原作は吉田秋生の同名漫画(『月刊フラワーズ』2006年8月号-)。鎌倉で暮らす四姉妹の物語。長女と母親の違う四女が心を通わせる。「大人の都合で子供時代を奪われた者同士」という、ある種の喪失>>続きを読む

スチュアート・リトル(1999年製作の映画)

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1999年。原作はE. B. ホワイトの同名小説(1945年)。脚本にM・ナイト・シャマランが参加。人間の養子になったネズミの物語。ネズミは二足歩行で人間化しているのに猫はペットのままというのがどうい>>続きを読む

ハウンター(2013年製作の映画)

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2013年カナダ。面白かった。タイムループ物で家系ホラー。舞台はオンタリオ。1985年のある1日を何度も繰り返すリサとその家族。ある日いつものルーティンとは異なることが起こる。「時が流れ出したか」と思>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

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2015年。1957年、冷戦中の米ソが西ベルリンと東ベルリンを結ぶグリーニッケ橋でスパイ交換を行った実話に基づく。ソ連側のスパイ、ルドルフ・アベルを演じたマーク・ライランスの、ガラス玉のように澄んでい>>続きを読む

テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

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2016年。26世紀、地球の人口問題解決を目的とした火星移住計画で、火星では苔とゴキブリによるテラフォーミングが進んでいた。探査のために送られたバグズ2号のクルーを待ち受けていたものは…。この物語に「>>続きを読む

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

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2016年。原作は末次由紀の同名漫画。高校競技かるた部の話。スポ根ものとして楽しい。少女漫画原作の映画で、男性キャラ目線の物語は数少ないので興味深かった。部員集め、訓練、合宿、対抗試合と部活映画の典型>>続きを読む

僕だけがいない街(2016年製作の映画)

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2016年。原作は三部けいによる同名漫画。2006年の千葉と1988年の北海道が舞台。売れない漫画家藤沼悟。彼は事故や惨事が起こる直前に時間が戻ってしまう、リバイバル(再上映)という能力を持っていた。>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

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2016年。面白く、勇気づけてくれる作品。差別と抵抗についての物語。擬人化した動物ものというより、動物の姿を借りた人間の精密な戯画といった趣。サイズが様々な動物を同じ文明世界にどう収容するかという点で>>続きを読む

フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

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2016年。原作は"The 5th Wave"(Rick Yancey, 2013)。「アザーズ」と呼ばれる異世界からの侵略者が地球人を攻撃し始める。災害もの、ボディスナッチャーもの、ゾンビ、スクール>>続きを読む

インシディアス 序章(2015年製作の映画)

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2015年。霊能者のエリーズにガンで亡くなった母親との交霊を求めた女性が、霊に取り憑かれる。ランタイムは97分と短いのに長く感じた。ニューヨークという舞台も活かされていない。コーヒーを口に含んだまま寝>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

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2013年。企業による開発に反対するために、アマゾンの奥地に乗り込んだ大学生達が、カニバリズムの風習を持つ部族に捕捉され、次々と犠牲になる。実はカニバリズムそのものは他文化体験という風で、それほど扇情>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

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2016年。底抜けの重量感とスケールを感じさせるビジュアルで非常に面白かった(お気に入りはスーパーマンがタンカーを黙々と引っ張るシーン)。なんといっても、ワンダー・ウーマンと彼女の登場シーンにかかる音>>続きを読む

バンクシー・ダズ・ニューヨーク(2014年製作の映画)

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2014年。2013年10月、ニューヨークで作品を投下し続け、"Better Out Than In"(後期印象派の画家セザンヌの言葉)というインスタレーションにしたバンクシー。その作品群を追うファン>>続きを読む

セカンド・カミング(2012年製作の映画)

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2012年。原題"California Solo"。飲酒運転で捕まり故郷へ強制送還されそうになる移民ラクラン・マカルドニク。彼にはスコットランドへどうしても帰りたくない理由があった。ラクランは大事なと>>続きを読む

帝都大戦(1989年製作の映画)

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1989年。加藤対人類の霊的戦い第二弾。第二次世界大戦末期、日本の霊的指導者が敵国指導者の呪殺を企てるところから始まる。加藤がそれを妨害するので、大局的に見たら善人のように見える。前作よりもオカルト色>>続きを読む

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

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2014年。原題"And So It Goes"。ロマンティック・コメディ。60歳以上のカップルのセックスを描いた点を評価したい。服役する一人息子に孫娘の世話を頼まれた不動産営業マン、オーレンが、孫や>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

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2014年。原作はジョーン・G・ロビンソンの"When Marnie Was There"(1967年初版)。英国ノーフォーク州を北海道の海辺の町に改変。アンナは杏奈という日本人少女になっているが、マ>>続きを読む

グリズリーマン(2005年製作の映画)

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2005年。2003年、アラスカ州南部のカトマイ国立公園で彼女と共に熊に食い殺された動物愛護活動家ティモシー・トレッドウェルのドキュメンタリー。彼自身が残した100時間の活動記録と、監督が集めたインタ>>続きを読む

マーシュランド(2014年製作の映画)

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2014年。原題"La isla mínima"。1980年9月、アンダルシア州グアダルキビール川周辺の湿地帯。祭の日に姉妹2人の失踪事件が起こり、対照的な2人の刑事が捜査に当たる。空撮で撮られた沼地>>続きを読む

イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

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1997年。7年前突如姿を消した宇宙船イベント・ホライゾンを発見した救助艇。船全体から生命反応はあるが、生存者は見つからなかった。ラテン語で残された「我を救え」の声。一体何が起こったのか。「宇宙船に別>>続きを読む

帝都物語(1988年製作の映画)

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1988年。原作は1985年から発表された荒俣宏の小説デビュー作。林海象脚本。伝奇オカルトバトル。大正時代、東京の破壊を企て平将門の怨霊を蘇らせようとする魔人加藤保憲の暗躍を描く。加藤を演じる嶋田久作>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

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2014年。亡き妻に贈られた犬を惨殺された男の復讐。裏社会で流通しているコインや殺し屋のホテル等、設定が漫画的で分かりやすい。ジョン・ウィックが殺そうとしている相手に「お前は俺の犬を殺した」などといち>>続きを読む

エイドリアン・ブロディ エスケイプ(2010年製作の映画)

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2010年加米。原題"Wrecked"。山中で大破した車内で目を覚ます男。事故前の記憶がなかった。一体彼は何者か。序盤30分はエイドリアン・ブロディが車に挟まった足を抜こうと奮闘し、残りの一時間は山中>>続きを読む

魍魎の匣(2007年製作の映画)

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2007年。京極夏彦の同名小説(1995年出版)映画化。とても面白い。メジャー映画で四肢切断をこれほど明瞭に映すのも珍しい。ボクっ娘の寺島咲がいい。マニッシュな田中麗奈も素敵(大人の女性で一人だけお茶>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

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2014年。映るすべてが可愛らしい映画。ペルーの奥地から完璧な英語を話す熊が新しい家を求めてロンドンへやってきたことから巻き起こる騒動。彼を自宅に受け入れるブラウン一家が住むのはWindsor Gar>>続きを読む