こナツさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

とにかくえちえちで入り乱れる思惑が楽しい。
シンメトリーや鏡越しなどショットの構図や美術も良かったな〜

日本語ちらほら聞きとれなくて残念。

022/2017
再 071/2020

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

またどえらいものを観てしまった…!

役者陣の怪演もすごいけど、緊張と緩和の切り替わりがこの作品の恐怖だと思う。

視点の切替というより、ぼやけていたものが段々とクリアになる感じ。もちろん切り替わりが
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ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

3.4

この頃の邦画作品に多い、ざらついた映像に強烈に惹かれる。

薄ぼんやりした夜明け前のような、少し置いて透明度が低くなった水の中から見るような、そこから見える光や色が本当に愛おしい。
美しく研ぎ澄まされ
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哀れなピエロ(1892年製作の映画)

3.0

世界最古のアニメーション映画。

リュミエール兄弟のシネマトグラフよりも少し前。
パラパラ漫画のように連続した絵を円筒に並べ、その中心部にも鏡を環状に置き、絵を回すと鏡に映る絵が動いているように見える
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

-

自分がそう遠くない日に死ぬことを告げるため、長年疎遠になっていた家族のもとを訪れる主人公。

(主人公)
今まで家族との時間を大事にしてこなかったけど、最期くらいはきちんと別れを言いたい…!
(家族)
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

色鮮やかな景色に部屋、衣装。豪華な演出のミュージカルシーン。もちろんそれらも魅力的だけど、ただ楽しいだけじゃなかったのがとても良かった。

偶然を重ねて出逢った二人の夢追い人。二人の幸せな日々だけでな
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愚行録(2017年製作の映画)

3.8

冒頭のバス内シーンを観た瞬間から、なんか邦画っぽくない撮り方するなと感じた。(調べたら監督はポーランドの映画大学で演出を学んだそうな。)

静かな動、もしくは抑えられた動き。ぬるぬるというよりもじっと
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キャリー(1976年製作の映画)

-

トミーと夢のような時間を過ごすキャリーは恥じらう笑顔が可憐でとても可愛い。
カメラよりも早くクルクル回る二人。

そこからの血まみれキャリー覚醒。 真顔の感じがターミネーターの敵みたい。
テレキネシス
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キャビン(2011年製作の映画)

3.6

B級映画ラブマンとしては、あの血みどろモンスターパレードはたまらんですね〜

003/2017
再 060/2021

キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム(2016年製作の映画)

2.5

人狼ゲームを模してるならちっとは推理をせい〜🐺

002/2017
再 025/2023

おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

-

この作品を学生のうちに観ていたら、論文の新たなヒントになってただろうな。

映画や音楽、本でも何でもそうだけど、
作品自体の出来だけじゃなくて、その作品に出会ったタイミングってとても大事だと思います。
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

-

冒頭にある海の底から水面を見上げるようなカットは、溜息ものの美しさ。ただただ見惚れる数分間。この画を見つけたのずるいなあ。

ユートピア、ディストピア、ダークファンタジーというよりむしろ浮世離れ、近未
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ネクター(2014年製作の映画)

-

これが女王蜂の盛衰というならメタファーとしてはあまりに陳腐で、むしろシュルレアリスムに近い気がする。

儀式のシーンは女王蜂の息づかいが印象的で、蜂蜜みたいにとろみのある時間が流れていた。
それ以外は
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.5

効果音に頼らず、演技だけでよく頑張った。
見知らぬ男女が家の中にズカズカ入ってきたらそりゃ殴るよな。人と会う度にちょっとビビるレザーフェイス可愛い。

再 079/2020

リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

2.8

冒頭を飾るバスシーンは、「バトロワのあのバスシーンまどろっこしいよな!俺ならこうするぜ!」とでも言いたげな、園子温らしい痛快なグロで掴みばっちり。

パンチラや下着姿の女祭り、グロ、詩の朗読、長回しの
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