ラスト10分まで辛い映画。宇宙船や宇宙人について深く掘り下げ過ぎず、想像を膨らませる余韻があるのはよいとして、登場人物達の扱いが雑だなぁと。結局誰にも思い入れを持てず、印象に残ったキャラもいなかったの>>続きを読む
実話を元にした女一人旅映画(+犬1匹+ラクダ4頭)。
オーストラリアの砂漠2700キロを横断する過酷なロードムービーです。セリフも少なく、ひたすら荒野を行くと聞くとなんだか途中で眠くなっちゃうかもしれ>>続きを読む
映画版では過去に対戦した相手高校が、緊急事態の大洗女子学園に味方として合流するのですが、これだけのキャラクターと戦車の台数が登場して、どちらかに偏り過ぎずに物語が進むのは凄いと思います。昨日の敵は今日>>続きを読む
海の上のピアニストを先に観てしまったので、どうしてもティム・ロスの迫真の演技に笑ってしまう。あんなにも情けない声色も出せるのだなと感服致しました(状況が状況だけにあぁもなるでしょうけど)
車内を血で>>続きを読む
映画をみて「痛快」と久しぶりに感じた作品。
椿三十郎が登場するのが早すぎていきなり笑ってしまった。
前作の「桑畑三十郎」と比べ、「椿三十郎」には程よい人間味という味付けがされており、キャラクター像も>>続きを読む
「押井守氏が赤ずきんを手がけたら」的な映画。
テロリストの赤ずきん、首都警の狼。童話をモチーフにパラレルワールドの昭和30年代を赤ずきんと狼が身を寄せ化かしあう。
公開当時、劇場で観てるはずなんですが>>続きを読む
キャラが立っているわけでもなく、猟奇的な描写がそれほどあるわけでもなく。刑事のプライベートに重きを置きすぎて、犯人の狂気を感じるまでには至らなかった。淡々と刑事のプライベートを交えながら進展のない捜査>>続きを読む
ここでもジャック・ニコルソンが際立ってます。
最初も最期も彼らしく。あの金色のヘルメットがほしい。
発進・停止・低速のときにハーレーをもてあますデニス・ホッパーが気になったんですが、身長175cmら>>続きを読む
映画なんだけど、長回し風の撮影によってドキュメンタリー感溢れる不思議な映画。メインは劇場施設なので独特の閉鎖感があるのだけども、なんとなく演劇とか舞台とかって実際もこういう独特の雰囲気があるんだろうな>>続きを読む
字幕で観てよかった映画。いい意味で「足らない」主人公の抑揚あるナレーションが物語への没入を促進。
ナム戦のくだりは想定していなかった分、M14の組み立てシーンはうれしいサプライズ。
いいキャラは沢山>>続きを読む
小説版を先に読んでいたので大体のあらすじは把握してました。小説のカバーにMP5を持っている高倉健のカットがあったので覚悟はしていましたが、やっぱり映像でみるとちょっと笑ってしまいました。どっから持って>>続きを読む
ダーティハリーVSダーティハリー症候群
狂人とされる人たちが徒党を組み、上下関係が成立して集団行動をとるのはなんか違和感がありました。スコルピオのほうが遥かに狂ってる。
ハリーが旧友の奥さんや同じ>>続きを読む
幼い頃に飛び飛びで見た記憶があるのですが、最初から最後まで通して観たのは多分初めてなので。
幼稚園バスでスコルピオと子供が合唱するシーンが狂気を孕んでとても良い。役柄を超えた俳優の優しさがあのシーンに>>続きを読む
中盤までの桑畑三十郎を観て「策士であるが故にこのまま高みの見物で終わってしまったらどうもいけ好かない」と思ったりしたが、情婦の救出劇から180度見え方が変わるというおもしろい映画。「情」が彼を突き動か>>続きを読む
クズで駄目駄目なユアン・マクレガーが観れる貴重な映画。
パダワンになる前はだいぶ荒れてたんだなと錯覚するのは
しかたがないとして、スパッド役に見覚えがあるなと思ったら
ブラックホークダウンの「ショーン>>続きを読む
冒頭に「子供時代とは 分別という暗い世界を知る前に 音と匂いと自分の目で物事を確かめる時代である」というお言葉がでてきますが、まさにそのとおりの映画。
主人公の無垢な眼が、家族、環境、社会、思想への違>>続きを読む
何故組織で頑張るように心変わりしたのか、何故卒業試験でハメられたのにトントンで許してしまうのか、といった「何故」「何故」が消化不良のまま積み重なった結果、誰一人感情移入できなかった辛い映画でした。
顔でもピアノを弾くティム・ロスの名演技。
如何様にも捉えられる儚い視線の演技。何を思い、ピアノを演奏し、何を思い、海を見ていたのか。
依然に見たときはピアノ対決しか覚えていなかったけども、
男手一つで>>続きを読む
時代考証の賜物なのか、この映画の中では村人は村人、百姓は百姓、老婆は老婆、侍は侍、野伏せりは野伏せりなのです。
端的に言うと菊千代は三船敏郎ではなく菊千代なのです。
世界大戦の映像をカラーフィルムで観>>続きを読む
前作で活躍仕切れなかった分、ホークアイに注力を注いだのは好印象。他のヒーローのようにビーム出せず、空も飛べず、そして武器が弓であることを自嘲するところが逆に良い。アベンジャーズが被害を大きくしてる感は>>続きを読む
ファミレス強盗の片割れをどこかで見たことあるなと思って調べてみたらティム・ロスでしたね。強盗にしては顔つき・眼に優しさが滲み出ている。そのギャップがよいのかもしれない。
ファビアンのちょっと「足りない>>続きを読む
シナリオ・キャスティングのバランスがよく良作でした。
いいシーンはたくさんありましたが、個人的に印象的だったのは興奮気味に学校のことを父親に電話で話すシーンや母親とのかくれんぼ。子供のナチュラルさをよ>>続きを読む
2Dアニメでも実写でも出せない表情の豊かさ、全身を使った感情表現。大人も子供も楽しめる正統派ストップモーションアニメ作品。どれだけ表情パターンを用意したことでしょうか。
スーツを着て身だしなみを整えるといきなり格好よさがにじみ出るダスティン・ホフマンの恐ろしさ。
前作は前作の良さがありましたが、近作は終始テンポよく進み、中だるみなく最後まで楽しめました。
超人とはいえ無敵の強靭さやヒーリングファクターはないわけで銃で撃たれたら即致命傷。だからこそ必死に盾でカバ>>続きを読む
清兵衛と余吾善右衛門の掛け合い、果し合いは見もの。
まさに人間コントラスト。
嫌々果し合いをすることになっても、小太刀をしっかり研ぐ清兵衛に侍の本質を見る。
長い長い獄中生活から一変。ラストの海の青さと白い砂浜のコントラストが痛いほどに眼にしみる素敵な映画。
ダライ・ラマと出会う前のツーマンセル逃亡生活のシーンがいい感じでした。若かりし頃のダライ・ラマが近所の野球少年に見えてしかたありません。
年を経ても、ラストの沢口ビオランテ靖子の昇華シーンはちょっと笑ってしまいます。
笑わそうとしても結局気を使ってしまい、あんまり笑いに昇華しきれなかったパターンでした。お題が難しいんでしょうね。
ガンショップで武器を強奪する際、シンディの滑り込みと曲の入りのタイミング合わせがとても秀逸です。
病院爆破シーンにて、焦りながら小走りでバスへと駆け込むジョーカーに人間らしさが溢れていた印象が強く残っております。
完成されたヒーローではなく、ヒーローになる経緯を追う。
旧作からの流れをシャットアウトするために必要だったことが、功を奏した印象です。
黒と白のモノクロ映画のような世界観でありつつも、フルカラーという不思議なビジュアルに、当時子供ながらに困惑した印象でした。キャットウーマンのデザインはいろいろありますが、私はキャットウーマンといえばリ>>続きを読む