ありちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.7

寛大と余裕の持ち主こそ、最強の人材だとメラニーを見てふっと思った。強さと傲慢は履き違えちゃだめだよって諭してくれるような時間だったなあー。
「愛するよりも愛されるほうが幸せ」論と「素直に生きすぎるのは
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レオン(2018年製作の映画)

3.6

観ても何も得るものはないしアホな時間を過ごすだけやけど、とりあえず竹中直人が演技うまくて笑ってまう。【本来はこんな感じです】が吹く。知英ってこんなに日本語上手いんや、知らんかった。ほんとに入れ替わって>>続きを読む

エブリデイ(2018年製作の映画)

3.7

肉体を持たず人格のみで毎日容姿が移りゆくという新感覚の設定。
いままでそこそこ映画は観てきたつもりだけど、ここまで純潔かつ寛容に、相手を第一に考え想い焦がれる主人公ははじめてだった。だからこそ最後のロ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.4

静寂7:喧騒3。僅かな物音にも反応してしまう程。これだけ無声なのにも関わらず状況把握が出来てしまう。構成が新しい。聴力が発達しすぎたヴェノム的未確認生物とのバトルなんだけど緊張の糸が、観終わった後もぴ>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.3

いままで観た恋愛映画で一番恋の落ち方が謎だった。どこに惹かれる要素あった??鍵預かりカフェも初見だと設定がピンと来ないかな。でも、終始灯る赤のネオンカラーとノラ・ジョーンズ率いる洒落た挿入歌達がより雰>>続きを読む

ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

3.3

アン・ハサウェイとクリス・プラットペアが個人的に好きな俳優なので嬉しかった。心なしか応援してしまう。結婚式の開催日時がドンかぶりして、嫉妬含め、やられたらやり返す喧嘩話。いくら親友でもいざとなると本性>>続きを読む

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.5

カメラ友達が勧めてくれたので。恋沙汰は要らんのんちゃう?と思ったけどドラマ「バンビーノ」の如く緊張感ある厨房のシーンはほんとに見応えがある。食いついて観てたのでミシェルお前まじかよ(怒)となりました。>>続きを読む

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.1

倫理的問題は置いて、衣装とヴィオレッタの存在が芸術的センスに長けていた。監督の実話を実写ということだけれど終始、この作品を通し母親に対しラブコールを求めているのか執念か復讐か、世に過去の自分を晒すこと>>続きを読む

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.3

ネイサンの眼に映る世界が水彩画のごとく美しかったけど、登場人物多い割に人の使い方はなんとも中途半端。撮影地にお金かけてたけど、愛を伝えたいのかその手段が数学オリンピックなのかはたまた自閉症への希望と成>>続きを読む

メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.7

シリーズ1.2を遥かに上回る構成と伏線の回収が成されてた。天晴れすぎるよ。刻々と迫る焦燥感を視聴者に感じさせつつ、ラストはどかんと胸に不意打ちを喰らった。若い頃のKをジョシュ・ブローリンは、キャスティ>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.2

買えよレベルで図書館で借りてた「おかえし」という絵本を思い出した。まさにまるごと交換の話。あたしも割とすぐ人を好きになるけどキャメロン・ディアスの恋の落ち方も女を誑かす雑魚男達も生理的に受け付けなかっ>>続きを読む

アラジン(1992年製作の映画)

3.1

中村倫也のアラジン一気に聞きたくなった·····騙されやすくて単純なジャスミンパパ可愛ええ。この作品で1番強いの、魔法の絨毯説。なんで最初からルシファーはジャスミンパパの家来なん??経緯は??え??ど>>続きを読む

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

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高校修学旅行のシンガポール行きの飛行機で観た。この映画を観て少し経ってから「夢の外へ」歌ってる星野源見てこいつ歌手やったんかよってびびった記憶ある。そのあと深夜のラジオ聞いたんだけど、下ネタを永遠嬉し>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.7

時が止まったサーカス会場でポップコーンをかき分けて歩み寄るシーンと水仙畑で告白するシーンがメルヘン。スペクター(幻)の街もお気に入り。BIG FISHとは大嘘つきを指す。でも、何がほんとで創作かはおと>>続きを読む

ういらぶ。(2018年製作の映画)

2.5

磯村勇斗が大盛りカレーを美味しそうに食べてたからもうそれでいい。傷口 下手に触ると破傷風なるで。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

こんな学校嫌だとか親のせいにしたりとか、反抗期の口喧嘩ってなぜこんなにも自己中なんだろう。まさにこんな喧嘩の経験がある。
私の居場所なんてどこにもない、とかもっと自分が求められているところに羽ばたきた
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

いまこの瞬間に、世界のどこかで走ってるタクシーの車内会話を淡々とオムニバスで繋ぐ深夜推奨作品。人の数だけ夜があり、物語が存在する。時計を並べた始まりがいい。トム・ウェイツの音楽も無駄がなくて飽きない。>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.3

静止物としては好きだけど、映像だと何だかこの雰囲気が受け入れられない。不法侵入の悪戯や回りくどい行動力が幸せを生んでいるなら結果オーライなのかも?妄想力は発想力を引き起こす。出てくる人物が癖強すぎてノ>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

海に沈む船のように、賞味期限を定めたくない片思いの男と好きでもないけど尽くしてくれる現実の彼氏、選ぶなら?不毛だ。そこまでして恋愛したいか?あたしはいらん。
「は?」と終始 眉をひそめる理解し難い、共
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県庁の星(2006年製作の映画)

3.5

「前向きに検討します」を含めビジネス文書廃止したらいいのに。この場合はこの表現っていう流れを作りすぎてしまってるから日本はヘタレなんだよー。腐ったシニア役員解雇して全員路頭に迷わせたいなあ。改革をする>>続きを読む

センセイ君主(2018年製作の映画)

3.6

幸田もも子特有ドタバタ主人公だけどロケ地がまず良いし(神戸女学院のスケールよ)、浜辺美波の顔芸も普通に面白かった。振り切ってて◎。弘光先生の「楽して恋人作ろうとしたでしょ」のセリフが先月の自分に刺さっ>>続きを読む

あのコの、トリコ。(2018年製作の映画)

2.6

映画館で観に行くの我慢したぐらいだったのに半紙みたいな内容の薄さだった。勝ち組男に女が惹かれてその女を支える男が健気ってスタンダードな三角関係を覆している設定にも関わらず何も響かなかった。どうでもいい>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「いまこの時間をあの人は何してるんだろう」たまに夜、自分の時間を過ごしている時にそんな考えがふっとよぎる。それが実際に国規模の24時間生放送番組として存在したら。純粋に、この設定を思い付いたことにまず>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

日本版エクソシストだと聞いていたがそうではなく、ある家族の「闘病記」。いかに健康が幸せであるか、お父さんがジュースを買いに行くシーンで思い知らされる。数時間おきに痙攣し、看病に疲労困憊する両親は夜泣き>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

バットマンシリーズ3部作にて、最高潮にライジングが面白かった。最後の3分がほんとにほんとにたまらんねえ。(黒幕お前かよ!からの悪役倒すシーンは微妙だけど)特に何もしてないけどロビンが超好きだった。アン>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.6

クリノラの趣向みたいなものがなんとなく分かってきた。「バットマンがいるから」とジョーカーが突如現れたように、正義に相反して理由もなく悪は芽生える。「俺がいないほうが世は平和なのか」と葛藤したり、嘘に翻>>続きを読む

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

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5歳児には、犯人出てくる時の怪しい高音と岡村吸血鬼が強烈すぎた記憶しかない。フラッシュバックして怯えてた時期ある。

白夜行(2010年製作の映画)

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東野圭吾という作家の存在も、その原作もドラマ版も知らない状態で中学生なりたてでこの作品に出会った時の衝撃は計り知れない。目を見張った感覚はいまだに覚えてる。こんなイケメンな俳優世の中におるんやと惚れま>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

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あたしも違う土地に行けると信じて自分でスイッチ作って開け閉めしすぎた結果、今も尚、実家の自分の部屋のドアのネジが若干ゆるい。あの街可愛いよなあ。海の見える家にあたしも住みたい。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.7

めちゃめちゃおもろかった記憶しかない。ただ、個人的に野村周平嫌いやねんなー。

薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.5

宗教のレポート提出のために観た映画。予備知識なしで観てしまい、なんやこの内臓脂肪みたいなどぎつい作品って思ったけどまじで面白かった記憶しかない。グロい。けど普通に内容はサスペンスで謎解きなのでおもろい>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.8

人気なのはこっちのノーラン版らしいので鑑賞。ただ、ティム・バートン版で得た衝撃が強すぎて少し物足りなかった。重厚感。武士感。準備過程とかなぜコウモリなのかという経緯が描かれてたとこは良かったなあ。ヒー>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ヴェノムってまじで誰やねん思ってたけどこいつのことやったんか。サンドマンが不死身でほっと落ち着いた感じでエンディングはなんか寂しい感じもした。ハリーとの友情に乾杯。ブラックスパイダーマンもあたしは好き>>続きを読む