卵さんの映画レビュー・感想・評価

卵

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

ひさびさ映画みた

王道フェミニズムって感じ。自分の身体の主導権を獲得しにいく話だ

博士の狂気があんまり感じられなくて残念

(2023年製作の映画)

4.0

初期作品と比べて、死そのものというより死体の美学へ力点が移動しているように感じた。アウトレイジの最終章で死への憧れに対してNOを突きつけたことも思い出す

冒頭のカニ、寺島進のボスののっぺりエロティッ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

5.0

90年代邦画の美味しい思い出。バレエと同性愛と自殺と画面いっぱいの白い光。

有名食材使ってゲロジュース作ったらしい

キャラ全体的に大味すぎる。成金とか田舎の貧乏人の描写とか観客馬鹿にしてるだろ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

不穏な進行の中の1パートを突き抜けて明るくさせるの結構好き

戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

5.0

クソ面白かった

投稿動画いちいちカッコいいカット挟んできてて、POVでも演出盛り盛りでいいんだって思った。リッチな編集もっと見たい

覚悟やね

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.0

子供達の歯に挟んだ毒薬のピルを顎と頭を手で挟んで割っていくシーン、完全に"目標をセンターに入れてスイッチ"だった

映画って100分切るか150分超えてくると面白くなってくる。2時間ジャストくらいが一
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カラフル(2010年製作の映画)

2.0

人生上手くいきそうなら生き残れてそうじゃなかったらさよならって、自殺する前と何も変わってなくないか?こいつはたまたま上手くいった側なんでしょとしか思わない

夏はリリィシュシュ!

王と鳥(1980年製作の映画)

4.0

謎のロボットで自壊する城良かった

上昇!下降!地下まで落ちていくんだ

サマーゴースト(2021年製作の映画)

5.0

出町座で見逃したやつやっと見れた

自殺、死体探しにエヴァと花火!夏全部盛りでこんなに短くまとまってて凄すぎ!作品として優等生な感じもするが巧すぎる

もう老害の域だけど大規模な撮影処理でキラキラした
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はりぼて(2020年製作の映画)

2.0

映画としての面白さが現実の出来事の面白さで閉じててつまんなかった

こんなにいっぱい不正見つけたら楽しくてしょうがないやろうな。イジメの楽しさに通じるものあると思う

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.0

ジブリってこんな面白かったっけ

境界をつなぐアイテムとしてのボート、日記、手紙。預け先のおばさんの湿度0%の対応良かった

後半謎の絵描きのナレーションで2人の関係が無理やり血縁に接続されたの納得い
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

5.0

見てなかったの後悔

僕の名前で〜とか燃ゆる女の〜みたいに、2人の会う時間の短さが逆にその思い出を強固にするって恋愛映画でよくあるプロット、ジブリで定番だけどアリエッティか一番好きかも

遠景と近景を
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

こんなに映画観て不安になることない

専門的に自分の得意なことだけやってたら足もと掬われるのこえーよ

最後オリエンタリズムが過ぎないか?

人物とか行動が男性的であることを自分は情けなさがカッコいい
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.0

リリィシュシュの回復する傷流れてきて良かった

チェンソーマンの制服ってレザボアの真似かと思ってたけどタランティーノが黒ネクタイ好きなんね

稀人(まれびと)(2004年製作の映画)

3.0

星を追う子供と傷物語みたいだったって思ったけど公開時期的にはこっちの方が早い

ジャンプスケア無くそうって意識とグロ回避は良かったと思う

雨に唄えば(1952年製作の映画)

2.0

絶望的に退屈

声後入れするかーって話した後のメインテーマのシーンが足音とか後入れなのは意図したんかな?

長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

4.0

こんな面白い映画あんまりないと思う

ガキの歌で同じような状況の別人を繋げる演出おしゃれでいいね

今までに見た映画の印象的なカットをいっぱい思い出した。ディアハンター、パリのランデブー、エンパイアオ
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

困ったことが起きる度キリストのフリするやつ、クラスで受けたギャグを何回もするオタク君みたいで笑っちゃった

中国女(1967年製作の映画)

2.0



フランス人カッコいいな

文字演出多くてシャフトのアニメみたい

女は女である(1961年製作の映画)

4.0

中国女の予習で見た

60年代のコメディだとしても流石に音デカすぎて不快

アンナカリーナ鼻高くてめっちゃ綺麗!!
リカちゃん人形かってくらい色んな服のアンナカリーナ見れて良かった

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

何かあった時に戻ってくるためのメモ、自分にとってはFilmarksがほとんど同じ役割を担ってくれてる。面白かった映画をクリップして残しておく。憂鬱から抜け出せない時、それらのクリップが面白いと思える方>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.0

演奏パートのロトスコープ(というかフレーム補完)、キモすぎる。実写映画が仕方なしの連続時間の切り取りであるのに対してアニメーションって1秒24コマでどんな画を描いて物語を表現するかってとこが一番の見せ>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

5.0

初っ端の加速度人生ベスト

サクリファイス以降こんなにも明示的に原義セカイ系やる映画知らない

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.0

前半のフレーム内フレームの演出が劇中劇に対応してるみたいでオシャレだった。執拗に鏡の中に人間を配置することで登場人物の偽りの生活を強調する。教科書的で予定調和だけどぴったりハマってて気持ちよかった。後>>続きを読む