AOIさんの映画レビュー・感想・評価 - 69ページ目

海辺の家(2001年製作の映画)

3.4

【父がグレかけ息子に残したもの】

マーク・アンドラスさんの拗らせ男子作品3本目
余命ものは辛いけど、彼の書くストーリーは好き

理解力の問題か、唐突な心理描写があるので、登場人物減らして、エピソード
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.8

【拗らせ小説家と恋を忘れたシングルマザーと満身創痍のゲイ】

みんなだいすき💓ジャック・ニコルソン
小説家なのに言葉を選べない自己中の嫌われ者
病的な潔癖症でもあるが、今や「清潔」が世界標準になってい
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世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方(2014年製作の映画)

3.8

【新製品のモニターに抜擢された「普通」と「平均」が自慢の村】

「Mark!一覧を七色に🌈」12本め
「黄色ジャケットはほぼ🎯アタリ」の持論に基づき選択(・Д・)ノ🟨そろそろこのチャレンジもお開きに☆
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さくらん(2007年製作の映画)

3.9

【百花繚乱の吉原🌹🌸🌼🌻】

「Mark!一覧を七色に🌈」11本めは総天然色

極端に言えば、好きか嫌いかで判断したら良い作品ではないかと•••で、私は(♡ ὅ ◡ ὅ )ʃ♡スキ♡
実花さんワールド
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.7

【母娘三代 悪縁物語】

「Mark!一覧を七色に🌈」10本めはフルカラー

全くもって酷い話ではあるが、その悲惨さと、ペネロペ姉さんの目力、スタイル、ファッションとの型破りな対比が、映画の魅力にもな
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父を探して(2013年製作の映画)

3.5

【あらゆる画材を駆使した眼福アニメーション】

「Mark!一覧を七色に🌈」9本めは虹色

ジャケットが美しいという理由だけで鑑賞した

字幕なし、意味ある台詞無し、出稼ぎの父を探す冒険の様子を、音と
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.0

【天才的一発屋作家の妄想もしくは奇跡】

「Mark!一覧を七色に🌈」8本めは薄桃色

テッテケテッテーテー🎶
彼女版あらかじめ日記〜((̵̵́ ̆̂̑͟˚̩̮ ̆̂̑)̵̵̀)ノ📖的な話

クセのあ
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マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章(2015年製作の映画)

4.4

【どうしたソニー!🏨の拡張はできるのか⁉︎】

「Mark!一覧を七色に🌈」7本めは橙

挨拶は合掌🙏
これからは、世界標準にしませんか?

2012年の続編、ホテル客はコメントに記載

長期滞在のお
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こねずみサムの夢(2018年製作の映画)

3.5

【空を飛びたいネズミ🐭】

「Mark!一覧を七色に🌈」6本めは薄紫

たった7分間のセリフのないショートムービーだが、水の音や美しい音色に睡魔に襲われた
もしかしたら「1/fゆらぎ」と言われる精神安
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預言者(2014年製作の映画)

4.0

【父と言葉を失ったアルミトラと囚人の詩人ムスタファ】

「Mark!一覧を七色に🌈」5本めは青

いつか再鑑賞したかった今作を再鑑賞&再投稿

宗教的なタイトルだが、人生でたいせつなことに気付ける優し
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.7

【幸せな家族の顛末】

「Mark!一覧を七色に🌈」4本めは緑

そんな折りに、図らずも色を意識した今作を観た

フランス流のギャグコメディかと思って、ツッコミを入れながら観ていたが、1:09:40あ
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.1

【60年代🇺🇸白人女性と黒人メイドらの反撃】

「Mark!一覧を七色に🌈」3本めは黄

ザ・理不尽!差別の不当性を問う映画を観るたびに 差別ってマジダサ〜い(`ط´≠)最低!と思う
しかし、今作に後
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お引越し(1993年製作の映画)

3.8

【別居した両親を思う娘のレンコの葛藤と成長】

「Mark!一覧を七色に🌈」2本めは赤

『セーラー服と機関銃』の相米監督作品
見覚えのあるお顔と思ったら田畑智子さん!

ザ☆昭和、剥き出しの郷愁、エ
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プリシラ(1994年製作の映画)

4.0

【興行の為にドラァグ界の3人がバスで砂漠を3千㌔走る】

「Mark!一覧を七色に🌈」始めてみました
私のMark!一覧にはピンクが少ないので、まずはこの一本から🎟

I've Never Been
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.3

【草食動物と肉食動物が共存する世界から何を学ぶ?】

800Mark!にとっておいたのに、うっかりスルーし、中途半端なタイミングで鑑賞🎬

CGで描かれた毛並みにはもう驚かない( ˙-˙ )
背景の描
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.6

【MajiでDieする8分前】

列車爆破テロの犯人を特定するために、被害者ショーンの肉体を借り、何度もタイムループさせられるパイロットのスティーブンス

観る前に8分間のタイムループものだとは知って
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おじいさんと草原の小学校(2010年製作の映画)

4.2

【おじいさんは小学生👴🏽v】

そんな、ほのぼのとした話じゃないから🙃

英国の植民地だったケニア🇰🇪
マウマウ団の乱(1952〜1960)と呼ばれる独立運動で妻子を失い心身共に深い傷を負ったマルゲ
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ミート・ザ・ペアレンツ3(2010年製作の映画)

3.6

【双子に恵まれた結婚10年めのパムとグレッグ】

ほのぼのお下品な3シリーズを一気見💓

相変わらず婿の粗探しに余念のない義父ジャック
もう、生き甲斐になってる( ´艸`)

激しく過干渉な妻の親には
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ミート・ザ・ペアレンツ2(2004年製作の映画)

3.7

【両家顔合わせ】

1で彼女の両親と初対面し、何とか結婚を認められたグレッグ、続編では両家が会うことになる

お堅めのパムの両親に対して、奔放すぎるグレッグの両親👫バーブラ・ストライサンドさん演じるセ
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.4

【恋人パムの実家を初訪問するグレッグ】

グレッグは、やることなすこと全て裏目に💦
父は父で娘を溺愛するあまり偏見の塊に💦
そんなわけでウルトラスーパーギクシャク‼️

歴史的にも生物学的にも、娘を溺
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デーヴ(1993年製作の映画)

4.2

【突然大統領の役割を担った!さてどうする?】

普通は努力の結果が地位となるが、地位がリーダーシップや人格を作っていく様を軽快に描いている

今作のテーマは後半の記者会見に集約されている
副大統領
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.9

【人生を早回しできるリモコンを手に入れた】

「後悔」をモチーフにしたことわざや慣用句、歌詞などを可視化したような作品

ハイハイそう言う話ね•••と、呑気に観てたら、何と言うことでしょう!ラスト10
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

3.6

【タイトルのまま、布と花を愛するデザイナー】

休み癖がついているので、モチベーションアップのために鑑賞

ドリス・ヴァン・ノッテンの風貌は紳士そのもの
『キングスマン』に出てきても違和感なし✨
自宅
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.8

【恋愛未経験の作家の卵と娼婦の恋💕】

「総天然色」と言う懐かしい表現が似合う色彩、これは大丈夫な方の(言い方)ミュージカル🎶

ユアン・マクレガーとニコール・キッドマンが、ひっ・たっ・すっ・らっ!愛
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.2

【ロミオとジュリエットを現代に置き換えた】

超有名ストーリーをなぞっただけで、どこを愛でて良いのかわからない、中途半端感

レオ様に頼りすぎよね、勿論そこは満足ダケドモ

夜這い場面はちょっと笑
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チャンス(1979年製作の映画)

4.0

【当主が亡くなり、街へ放り出された庭師】

「人生で起こることは、すべて、庭でも起こる」

彼の名は「チャンス」趣味はザッピング📺

外に出たことのないチャンスは街をさまよい、ひょんなことから財界の大
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

【神父による虐待の真実を追及する記者たち】

聖職者は、その行為を神への冒涜と思わないの?
神父的ボーダーラインはそこなん?!(꒪⌓꒪)
なんとも腹立たしく、後味の悪い話
作品としては、完成度が高いと
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.7

【30年前の父と無線で会話する】

SFであり、クライムサスペンスであり、ヒューマンドラマでもあり、後半ドキドキが止まらない

ふと我に返り「この人たち、自分の家族だけを守ってない?」と、シニカルな思
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メガマインド(2010年製作の映画)

3.9

【ヒーロー不在の悪役、さてどうする?】

設定が大喜利

メガマインドの衣装協力はルブタンだね(違)

インテリ風のバーナードも良いし、メガマインドの変身した姿は皆魅力的で好きヾ(๑╹◡╹)ノ"

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eatrip (イートリップ)(2009年製作の映画)

3.6

【食に拘る人が色々語る、捌く、料理する】

冒頭にやや衝撃的な映像が流れるので構えたが、その後は「食」に携わる人々が、淡々と映し出され、そうかと思うと、語り始めたり、説明好きな人が出てきたり、なかなか
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ボックストロール(2014年製作の映画)

3.7

【夜な夜なゴミを漁るボックストロールとは】

30cmくらいの人形をコマ撮りするメイキング動画はYouTubeにも上がっているが、この気の遠くなるような作業を考えると、感想を述べることさえおこがましく
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.6

【三味線で折紙を操るクボの叙情的な冒険活劇】

コマ撮りのアクションシーンは相当大変なのにアニメのアクションは得意ではなく申し訳なくなる

あーダメダメ!ストップモーションアニメは、技術が気になって、
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

3.9

【元ジャーナリストと共に行き別れた息子を探すフィロミナ】

1952年当時のアイルランドの実情を描いた実話

シンプルな話だけにデンチ様の演技が光る

本編のビデオ映像や、エンドロールで映し出される実
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.7

【殺人事件の審議に奮闘する12人の陪審員】

三谷幸喜が主宰する舞台劇を映画化したコメディ

元になった『十二人の怒れる男(1957)』を先に観たかったが、叶わず日本版を先に鑑賞
わかりやすい展開のた
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料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命(2014年製作の映画)

3.7

【フレンチからペルービアン(ペルー料理)へ】

オープニングから、ノーマのシェフらの称賛の声

一流と呼ばれる料理人に共通しているのは、常に生産者への愛と敬意を持っているところだ

また、授業料が格安
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.3

【短期少年保護施設で働くグレイスの深い闇】

来る日も来る日も、問題しか起きない施設
終始暗く、希望が見えてこないところがリアル

親も施設も、いつまでも助けられる訳ではない
不幸な生い立ちだろうと、
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