yuriaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

2.5

男根主義溢れるテーマに嫌悪感を感じた。夜は誰だって1日で最もナルシシズムに浸れる時間だ。でもだからってフロントミラーを覗き自分の内面を見つめ葛藤という名の陶酔をしている間に描かれもしない電話の向こう側>>続きを読む

麻雀(2013年製作の映画)

4.0

マネキン×人間。フィルム・ノワール調ドリーム。

おんな地獄唄 尺八弁天(1970年製作の映画)

3.0

期待していたほどではなかったものの弁天の刀さばきの悲しさが光るラストが良い@フィルムセンター

高校生番長(1970年製作の映画)

5.0

スピード感溢れるバイクで走ったタイヤ目線のオープニング。つまりは陰毛の話なんだけど、わたしはとにかく良い話だな〜って思うことが好きで、劇中にその陰毛にまつわる話に「良い話だな。美しいよ!」っていう純粋>>続きを読む

グッバイ・ファーストラブ(2010年製作の映画)

5.0

劇場観賞3回目。観れば観るほど水のように透明な物語に色がつき味が変わる感覚がする。だいすきで愛おしい映画。特にこのあいだのアンスティチュでの上映はちょっと色々あって辛いほどだった。

柔らかい肌(1963年製作の映画)

4.7

フランソワーズ・ドルレアック
わたしの初恋の人

裸のジャングル(1966年製作の映画)

5.0

『裸のジャングル』→『アポカリプト』→『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 抜群におもしろい

私のように美しい娘(1972年製作の映画)

4.0

『あこがれ』のベルナデット・ラフォンは『私のように美しい娘』でようやく本当に魅力的になったと、少なくともわたしはそう思う。 鑑別所から脱獄した彼女が大事そうに包んで持っていたのは他でもない黒いハイヒー>>続きを読む

逃げ去る恋(1978年製作の映画)

4.5

わたしはサビーヌになろうとしたけれど アントワーヌはいつまでも「ふつうの男」になってくれなかった 『逃げ去る恋』

わたしの願い/わが望みのすべて(1953年製作の映画)

4.0

二回はいるバーバラ・スタンウィックのナレーションが完璧だった

現代やくざ 与太者の掟(1969年製作の映画)

4.5

オープニングの格好良さに「かっこいい!」と思わず父に抱きついた。菅原文太の刑務所から出てくる瞬間、そして名曲喫茶でピアノを弾いて出迎える藤純子。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

4.3

大学でフィルム上映してもらい鑑賞。フィルムの状態は雨がふったり音がとんだりと良くなかった。しかし最高だ。

ルンタ(2015年製作の映画)

4.0

チベットの民による非暴力の戦い 池谷薫監督の真摯な想い チベットに在中し世界へ現状を発信する中原さんの想い そして人間への慈しみ 胸が熱くなる

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

4.5

最初観たとき ああハーモニー・コリンを嫌いになりたくない と何度も劇場から出ていきたくなりつつも踏み止まり息苦しさを感じながら鑑賞したけれど 馬鹿な彼女たちに想いを馳せ 繰り返し見ていくうちにこのどう>>続きを読む

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

4.0

久々にこの感じ ドラッグカルチャーをエンターテイメントに持ってきておいて ラブコメルーキーをキャスティングするハイセンスぶり

5月の後(2012年製作の映画)

4.1

当時13歳だったアサイヤスの目にうつった1968年の「五月革命」は 20歳でこの時代を体験したガレルによる『恋人たちの失われた革命』の 69年に変わる瞬間のダンスシーンの感動を引き起こすことこそ出来な>>続きを読む

冷たい水(1994年製作の映画)

5.0

ディープ・パープルのレコードは盗むものだし、中指は当然突き立てるためにあり、嘘は愛のためにある。切り刻まれる椅子も炎に投げ出される机も割られる窓ガラスや止まることなく切られ続けた髪の毛だって、暴力的な>>続きを読む

ぼくの小さな恋人たち(1974年製作の映画)

5.0

だからわたしはいつまでも恋愛ごっこのままの子供でいたかった

ベラ・ヴィータ(2013年製作の映画)

3.5

わたしもこれくらい幸せにワインと海に溺れる生活をおくりたい

嘆きの天使(1930年製作の映画)

5.0

マレーネ・ディートリッヒ 最初のファム・ファタル