ヘンゼルとグレーテルの20年後に、まさかのヘンゼルとグレーテルは魔女狩りに励んでいますっていう、ホラーアクション映画にまで変貌を遂げるグリム童話。この監督は空から鮫が降ってくる『シャークネード』という>>続きを読む
最近『ヘンゼルとグレーテル』について話す機会があり思い出したのでオゾン版ヘンゼルとグレーテルを再鑑賞。アリスという少女とその恋人が森をさ迷う。しかし囚われたのはアリスの恋人、男。森で待ち構えているはず>>続きを読む
本当に嫌いになれない 初夜でのあのじゃあもうどうしたいんだよ!という男心を わかってるのだけどわからないの という女心を。
怒ることもできないし嫌いになることもできないんだけれど 目を背けることだけはできる。
良い話だ。そもそも「人魚姫」にはいつも疑問があった。とても綺麗な海の世界のお姫様が、格好いい王子様と知り合ったら、その人は人間だった、この恋、どうしよう。というところまでは仕方が無い、わかる。でも、綺>>続きを読む
「俺の人生はこの映画のようなものだ」と知人からやたら言われ続けていたのでついに観賞。最近話題の「逆勝負下着」ならぬペンギンのイラストが前にプリントされた下着をわたしも身につけようかと思った。ラブコメに>>続きを読む
ひさしぶりに皆が揃った日曜日の食卓で弟が「『西鶴一代女』と『生きる』と『パリ、テキサス』借りて来たけどどれみる」と。どうやら最近弟は担任の影響で映画史の名作を追いかけることにはまっているらしい。わたし>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
かつて「ぼくはポーラXの二の舞にならないようにしないと」と言われた言葉を突然思い出し観賞。ああそうかこういう話だっけかと思い出しつつもむしろ抵抗感が強まってしまった。(作品ではなく自己発信的ナルシシズ>>続きを読む
吉村公三郎について研究していたとき 実は一切触れることの無かった『越前竹人形』部落出身の男と遊郭の女、そこに交わるエディプスコンプレックスというかマザーコンプレックスというかなにやら 苦くて重いし 終>>続きを読む
『EDEN』このくらいがちょうど良いっていうところをつくのがミア・ハンセン=ラヴは上手で わたしはその一見軽い、ただ通りすぎるだけの時間 繰り返しかもしれない人生のなかで変わらない彼ら/彼女をみせてく>>続きを読む
三浦春馬といったらケータイ小説の映画化『恋空』で予告編しか観たことが無いのに最高に嫌な印象が残っていて無理だと思っていたけれど、とにかく三浦春馬の風早くんだけは観てくれ君に足りていないからと言われて仕>>続きを読む
ありがとうサイモン・ペッグ。さいこうトム・クルーズ。
何十人も女の子がいるなかで世間の注目を集める中心に立たされ16歳で罵詈雑言を浴びることとなったアイドルらしからぬ姿勢の少女が、ついにセンターをおろされた瞬間、暗闇の中で膝から崩れ落ちるあの一瞬、そして>>続きを読む
良い感じに間違えている邦題にそそられて仕方なく観たらまあまあよかった。
あ~もう!バカ!オープニングのテンションから傑作の予感しかしなかったけどそのとおりだった。トム・クルーズが好きそうな映画。
主演のパス・デ・ラ・ウエルタちゃんは『リミッツ・オブ・コントロール』のコードネーム:ヌードの裸にレインコートの女の子でしかも『エンター・ザ・ボイド』のあの子だし夏の夜の一人呑みに最適だった。とてもスタ>>続きを読む
見逃していてようやく観てなんだこれってなってジョン・キューザックやっぱりやばいしジュリアン・ムーアもやっぱりでああ大島弓子って絵は可愛いけどそうなのミア・ワシコウスカは彼女の漫画に出てくるタイプなのと>>続きを読む
レア・セドゥのために観た 意外としっかり観れた 台詞や反応や理由に意外と夢や愛がなくてホラーっぽかったからかもしれない。
『ジュラシック・ワールド』の監督&脚本タッグが、実は前作に撮っていた日本ではDVDスルーされた(あげくめちゃB級感漂う邦題の)本作は、フランスの50年代後半〜60年代に起きたなんだかお洒落で格好いい「>>続きを読む
個人的には今年のベストに入るレベルの面白さ。これは意外だった。
若かりし原田大二郎の圧倒的左寄り赤。二部になると、そもそもあの頃二部上映を阻止せよという講義活動が部落出身者から起こり、この映画の制作自体、今井正は難しかったとのことだけれど、とにかく二部はもはや「部>>続きを読む
ああやるせない。部落差別なんてもう無知とかなんだとか言われようともはやわたしはわからない。同じ人だし、なにがなんだか。差別に対して知らないということが罪であるとはどこかのだれか有名な人が言っていたけれ>>続きを読む
たしかに成瀬巳喜男らしくはないかもしれない。当時の批評を読むとスザンネ・シェアマンですら成瀬にしては〜と口を濁している。だけど、傑作。アイヌの兄弟を扱い、差別とはなにか、日本とはなにかという人間の本質>>続きを読む
武満徹の音楽が良い。タイプではないけれどトリュフォーが好きで典型的な日本人顔だという彼女は魅力的だった。東京オリンピック前の日本で、マネキン騒動についての知的な女性の見解はさっぱりとしていた。
池田理代子先生がナレーションをしていたとはしらなかった。当時の北海道秘宝館やタケノコ族がみれて嬉しかったし、冨田勲の音楽は最高。いま映像研究の分野で盛んな映像人類学にとても興味が出て来た。