覇気のない不二子ちゃんには萌えない。でもそんな峰不二子を見たくてついこれ観ちゃうんだよねー
フランキー堺はギャグか。"ヴェニスに死す"のアッシェンバッハかい。
緒形拳が葛飾北斎、大村崑が式亭三馬、宍戸錠が十返舎一九、歌麿が愛川欽也、曲亭馬琴が西田敏行。なんだこのキャスト笑
これ…小学生のころ>>続きを読む
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1966年カラー。島村ジョーがブラックゴーストに連れ去られ改造される…いわゆる誕生編。
ジョー…適応能力高すぎ。
サイボーグ009史上、初めてのアニメ化。ここからアニメシリーズが始まったということで>>続きを読む
こんな芸ひとつ身体ひとつで旅をする芸人たちの姿に憧れと敬意を抱く…!
若尾文子にあんな電報もらいたい!!!更年期障害バシバシの年増を演じたら京マチ子の迫力はもはや無双。中村鴈治郎の打ちひしがれた背中が>>続きを読む
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003がジュディ・オングのサイボーグ009劇場版。1967年カラー。連載再開のお約束、危機発生→世界中に散らばるサイボーグ戦士が集まる!
こんな大掛かりなプロローグ(しかも毎回)が成り立つのはサイボー>>続きを読む
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脚本にスターウォーズのジェフ・シーガルを迎えたって…この仕上がりはその所為?それとも…?
このシリーズはハードボイルド路線なので元々シリアスシーンを無駄に盛り込みがちなんだけど、009の悩みっぷりは>>続きを読む
外科医たちのドクロフォルムに笑う。お父さんステキだ…
フリーダが少女時代からすでに女性として愛と知性を有していた姿にしびれる。
身障者としての自立と性のあり方に迫る。
1943年の東宝製作。のち1960年市川雷蔵と山本富士子によりリメイク。
成瀬巳喜男のこちらは玄人の全面協力を得ています…!能シーンがたっぷり!うれしい。
仕舞いはロングショットでごまかさずまさかの長>>続きを読む
日本版ローマの休日!スクーターにも乗らないけど、皇太子が山手線乗っちゃうよ!今上天皇の皇太子時代に"ご学友"だった著者が描いた学習院の青春譚。津川雅彦、小林旭ら日活の若手が学園モノを果たす。
皇太子の>>続きを読む
バレエは観たことないからと敬遠する人にも、近代的文化行政のモデルとして観て欲しい。
国立バレエ学校という制度は、つまり世襲制ではないということ。一方、国家が予算をもち、芸術の擁護者となること。
明>>続きを読む
ドキュメンタリーの手法としてとても誠意を感じる良作。
私たちの目にする数分から数時間の舞台を仕上げるまでの過程が見られる。振付家やバレエ教師からの振りうつしが、作品として上演されるその過程の過酷さに感>>続きを読む
1989年かぁ。なるほど諸々ダサい。
姉妹間のピアプレッシャーがよく描かれている。セックスは材料だけどアプローチの方法が面白いだけで、性の問題にそこまで踏み込んでいるとも思えない。テーマはむしろ裏切>>続きを読む
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能楽師の物語。盲目の素人謡曲師を慢心ゆえに侮辱する名シーン。松風を謡う盲目の師匠に、小鼓の拍をとり調子を乱す市川雷蔵。シビれる。
破門された雷蔵は門付けの放浪の旅。盲目の師匠の娘、山本富士子は妾たちに>>続きを読む
1961年制作アニメ。安寿姫が佐久間良子、厨子王が北路子欣弥。母は山田五十鈴。関白は山村聡。恐ろしいほど豪華キャストのアニメだよ!恐ろしいよ!
幼い姉弟は帝のご領地でもどこでも獣たちと仲良し。ディズニ>>続きを読む
なんで寝ちゃうかな…
寝ない方が説得力あったのに。
この映画において藤田敏八が素晴らしいのは飯をひたすら食う男女を、しつこく撮った点。これがまた品のない食い方なんだ!色気のかけらもない。しかしこの食>>続きを読む
彼等"英雄"(実は元々ただの街のチンピラでそして今はもはやヤクザ)が高らかに言い放った弁、「俺は国際法を信じない、ジュネーブ条約?なら俺がジャカルタ条約を作ってやる、勝者が歴史を語る、俺は勝者として語>>続きを読む
「マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺」(長い!)が観たいのだけれど中々観る機会がないので、サド晩年のシャラントン精神病院での>>続きを読む
なんで英語なんだ!!ちょいちょいドイツ語もあるけども…
…クリムトファンなので甘く採点。伝記ではない。クリムトの絵を楽しみましょうという映画。映像美といえばそうだけど、セットと小物と衣装の勝利。とはい>>続きを読む
勝新が市川雷蔵と名前が並列。雷蔵の妻(真城千都世)は娘らしさ抜けず、夫の単身赴任を待つ間はおままごとなんてやっちゃう女なんだけど、夫を送り出す時の艶っぽさったら無い。これが新婚の色香なのか!そうなのか>>続きを読む
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テレビドラマ版、劇場版の二つがある作品。
テレビドラマ版は前半が録画(でもノー編集の一発撮り)、後半が生放送。
カメラワークを見る限り現代のドラマのような印象だけど、でも生放送!たまにトチってるところ>>続きを読む
ショーンオブザデッドのラストは神そらに知ろしめすすべて世は事も無しのごとく充足の多幸感に満ちていたのを思うと、今作のラストシーンの昂揚感…ワクワクっぷりと来たら…もうたまらない。
さぁ世界がリセットさ>>続きを読む
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この時代からパパラッチいるのか…と感心。
ローマの新興集合住宅と教会の対比が新鮮!上流社会で発酵された貴族趣味と、それにはそぐわない商業的近代建築を堪能できる。フェリーニがローマを撮ったように東京を>>続きを読む
高校生の頃名画座での上映で鑑賞。まったく分かりませんでした。ケバいババアが怖くて怖くて…ご近所にいたらぜひ仲良くなりたいね!!
今見ると…イタリアは離婚できないもんね、うん、とうなりつつ。
道具はうまく使いこなしましょうという映画。
その意味では惑星ソラリスを並列させるより「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」の方が並んで鑑賞するのに適切か>>続きを読む
戦後9年、第五福竜丸事件の年にこの映画。あらゆる人間は政治的であるというモーリス・ベジャールの言葉を思い出しつつ、市井の人間から政治家、マスコミ、現場まで登場人物すべてが志ある人々だったことに心打たれ>>続きを読む
いちいちキュンキュンする!幸せになれる。ダンサーもオーケストラも全員子役。上流階級から水道屋まですべて子役。
むしろ車は普通の車用意した方が安上がりだろに。よく作ったなあんな車。
パイ投げたーい
オスカー美少年すぎる。いじめっ子達もあれ…オスカーに惚れとるだろ。
離婚家庭のプレッシャーの中で、お母さんと歯磨きをするシーンは一番安心する。息子との付き合い方の上手なお父さん…なんてかっこいいパパ>>続きを読む
イギリスっていい映画作るよなぁ…アホで。19世紀のエディンバラシティの風景が見事に不衛生でよい。
ラストは実話と異なり、チャールズ・ダーウィンが出てきたりニセフォールが出てきたり…祭りかよ。この適当が>>続きを読む
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テラさんが主役か…!この時点でストーリーの帰着は分かるんだけど、でも…でも…!切ないお話。
テラさんの野球漫画は梶原一騎の不健康スポ根とは違いとても読みやすいし、森安直也の赤い自転車なんかハウス食品>>続きを読む
若山富三郎に岩下志麻。いいなぁ。
原作は坂口安吾の「桜の森の満開の下で」
花見が始まったのは江戸時代からといい、それまで日本人は桜の下を惧れていたという。魔性が桜の森のなかで華を咲かす様を描く耽美的色>>続きを読む
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これはもっとどうにかなっただろう…!
原作の濹東綺譚が好きな人にはイラっとすること請負。
背景のセットや小物等はとても楽しめる。
原作、永井荷風。
子供のころ家族との夕食中にTV放映で観ました。まったくストーリーとか考えずにぽけらーと観ていたら、いきなり裸の女の腹に活きたエビ載せるは乳首になんか塗るは…えらい衝撃を受けつつ目を逸らすこともできず見>>続きを読む
途上国の描き方ってどうしてこうなるんだ。「援助者の思想」に具体例があるように、支援する者の暴力を考えるのには良テキストになるのかもしれない。ドキュメンタリーでないという点で。