ゐさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.7

色彩感が好き。パステルカラー基調でお洒落なのが私好みだった。登場人物全員を怪しく疑わしくみせる演出はやはりアガサだからかな、と(原作未読)。そんなわけで事件の真相や犯人もきっと一風変わった感じなのだろ>>続きを読む

ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

3.5

長らく渇望してた最高に美しい胸糞映画。 “クラブは一心同体” その理念で罪を犯した奴の背徳感は軽減され、何もせず見ていた奴に同等の罪が課される。自尊心と利己心に塗れた人間が優越に浸り、理性を失ってない>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

2.6

大きな展開もなく単調だからか主人公の感情があまり読み取れなくてなんだか少し退屈してしまったけれど、空っぽで渇ききった心であることの表現なんだろうか。それと対照的に娘と過ごしてるときは新鮮な表情をしてて>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.9

警察の都合の良いように偽られていく真実。間違っていると訴え叫ぶほど、異常なモノとして排除されてしまう。愛する息子を取り戻したい一心で必死に藻掻くコリンズ夫人の無力にひたすら胸が傷みました。
自分が善意
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.2

エドワード・ノートンの最後の笑みを私は一生忘れられないだろうと思う。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

対照的な2人シンドラーとアーモン。思わず司馬遷の項羽と劉邦を想起してしまいました。勿論主人公シンドラーの優しさ、功績には胸打たれましたが、私には脇役のアーモンが結構良いキャラしてたなぁという印象が強か>>続きを読む

三銃士(1993年製作の映画)

2.8

世界史の授業でルイ13世とリシュリュー枢機卿が出てきたので関連作品として鑑賞。やはり世界的にも有名な物語なだけあって面白かったですし、当時のフランスの雰囲気を知ることもできたので良かったです。

short cut(2011年製作の映画)

-

森や山道を歩く度にこの映画を思い出し、鈴木京香の台詞や動作をついつい真似てしまいます。家族揃って三谷ファンなので遂には皆がノリまくって寸劇をはじめる始末。最高に楽しい映画です。
しかしこの映画の一番の
>>続きを読む

オーメン(1976年製作の映画)

2.0

フラグが立つので誰が死ぬのか見てる側は薄々勘付いてしまうし、急に来る怖さやハラハラ感が無かったです。設定やら状況やらがところどころ理解できない……。怖い怖くないは別として子役の可愛さにリメイク版も見た>>続きを読む

エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

3.9

初めてルーニーちゃんに出会ったのはこの映画でした。
不穏な音楽が流れ、“来るか”と思って身構えていると来ないし、音楽が止まってホッと一安心したところで急に来る。とにかく音響に翻弄されました。眠ると悪夢
>>続きを読む

パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

2.3

最高の香水を作る為に犯す連続殺人。映画で唯一表現できない“香り”もなんとなく漂ってきそうな映画だった。設定も美しく且つ残虐で私好みだしよかったんですけど、とにかくオチに幻滅。終わり良ければ全て良しって>>続きを読む

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.0

ジャンルこそ違えど将来や進路のことで悩む時期に観ただけあってリタと境遇が重なり、より彼等の歌が心に染みました。自分の可能性や周りの仲間を信じたいけど、ドリームキラーに罵倒されると一撃で自信を失ってしま>>続きを読む

重力ピエロ(2009年製作の映画)

-

★★☆☆☆3.5
春が2階から落ちてきた。
楽しそうに生きていれば、地球の重力だって消してしまえるんだ。そう、重力を感じさせない、ピエロの空中ブランコのように。
春と泉でspringってことがいいね。
>>続きを読む