ムーさんの映画レビュー・感想・評価

ムー

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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.5

これはあれですね
ちょっぴり過激なホーム・アローンですねー
本家よりはちょっとばかし血がピュッピュしたり、顔面とかが多少グロいことになったりするぐらいでねー
いや、さすがに絵面的にグロすぎ?笑

けど
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し系とは思わず、勧められるままに見てたら…
見事に騙された!久々にしてやられて超楽しい!!

どんでん返し系は、キャストが豪華になるほどオチまで読めてしまうというのが扱いづらいところで、海外
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永遠の人(1961年製作の映画)

3.8

想い人との間を裂かれたさだ子の、30年に及ぶ怨み節
一組の夫婦の愛憎劇は、息子娘をはじめ、元恋人の妻やその子どもまで巻き込んでドロドロと渦を成していく

30年という時間の流れを、演技とメイクのみで見
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.3

思い付きで見たからか、前作の内容が設定以外全部吹っ飛んだ状態で…
えーっと、お父ちゃんは死んじゃったんやっけ?それすら分からんまんまで見てたら
え、嘘…エメット!?ここで!?……エメットって誰??
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.2

イザベル・ファーマンは顔立ち幼めとはいえ、さすがに年相応に顔つきは変わるので、10年ぶりの前日譚は10年の時間を残酷に映し出すよね
それでも配役を変えなかったのはナイスファイトだが、せめてあと5年早く
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

2.5

序盤から中盤の見せ方がとても良かった
傘ってのはなかなか斬新なチラ見せアイテムやなーと感心しつつも、いまいち盛り上がりに欠ける…

本作は悪魔憑きやなくて亡霊もの
やのにギミックが悪魔系やから、そのチ
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

2.8

このバシバシのまつ毛、見覚えがあると思ったらマッケンナ・グレイスやん!
演技力もわりとあるし、ナタリー・ポートマンとかジョディ・フォスターのような子役上がりを期待してる

さて、今回はストーリーなんて
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

4.2

圧倒的ビジュアルの勝利
まじでアナベル人形怖すぎやろ
ただ、小道具だけでは映画が面白くならないのは前作で実証済み
正直死霊館スピンオフはあまり期待してないけど、これはめちゃくちゃ面白かった!

古典的
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.8

年を経るごとに年甲斐もなくラブラブ度マシマシなウォーレン夫妻のイチャラブコメディ第三弾
ほんとこのシリーズ、本筋のほうはアトラクション度高いし、必ず最後に愛は勝つ♪なので安心して身を委ねて楽しめる
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

「怒りは怒りを来らす」
セリフとしても登場し、本作の象徴として描かれるテーマ
一方で、その怒りを抉りきった先に見えてくるのは、「愛は愛をもたらす」ということ
パッと目を引く赤い怒りと、暗闇の中に確かに
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

やはりハイクオリティなCGで恐竜の闊歩が見られるというだけで、このシリーズは価値があると思ってる
これもシリーズの途中の一作としてならそれなりに楽しめる
しかし、締めの作品としてはストーリーも映像面的
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そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

3.0

クローズドサークルの金字塔、アガサ・クリスティの名著をどう映像化するのか
石持浅海や綾辻行人でこのジャンルにハマって、何冊か読んでからのこれの原作だったのですが、そのタイミングでも受け取った衝撃はかな
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

期待していたキングスマンではなかったけど、重厚な歴史ミステリーに、監督らしいギャグ要素とif要素をうまいこと混ぜた、これはこれでアリな作品
リス・エヴァンスが、モノマネ大賞かよとツッコみたくなるレベル
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

宗教の気持ち悪さをジトーっと描いた、その運び方があまりにも上手い
間の取り方が日本人的というか、きちんと"無"に意味を持たせながら、ジワジワと不安と緊張を煽る作り
ジャンプスケア要素もあるにはあるけど
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

2.8

うーん、なんというか
勝手に期待してただけでしょ?と言われたらそれまでなんやけど
なんともコレジャナイ感が残る

こういったストーリーにアクション要素を入れると画面は派手になるけど、行き当たりばったり
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

奇を衒って、二転では飽き足らず三転も四転もさせて、結局何がしたいのか分からず、監督の独りよがりなドヤ顔だけがありありと浮かぶ…なミステリーが横行しだしてきたこの時代に、あえて直球勝負で持ってきた感じが>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

さすがステイサム!
化けザメ相手でも肉弾戦で何とかしちゃうなんて、そこに痺れる憧れるぅ!けど笑っちゃうぅ!

それにしてもびっくりですよね
サメ映画でサメが海から出てこないなんて
人間側がフィジカル勝
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

アスペクト比1.19:1、ほぼ正方形の画面で構成された白黒映像
映像の繊細さやフレームレート以外はまんま50年代の雰囲気で、こだわり抜かれて作られた良質ホラー
むしろヌルヌル動くモノクロ映像という対比
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サイレン FORBIDDEN SIREN(2006年製作の映画)

2.0

原作ゲームの記憶はかなりおぼろげなので、これはこれでありなのかもと思えたタイプの人種です
キャストが笑えるぐらい豪華なんやけど、このメンツでホラーやるとほんまの意味で笑えるから、なんとも微妙な気分にな
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

きちんと点と点を結んで線にしていく良作ミステリー
心霊現象の根っこが、実はとんでもないところまで繋がってましたー
なんていう、謎が謎を呼ぶ王道ながらやはり引き込まれる展開
そこにしっかりと、かつしつこ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.3

大好きな「偽りなき者」のタッグ再び
これは見るしかない!ぐらいの気持ちで見てみたら、思った以上に内容にもハマった

ビールにワインにウォッカにウイスキー、、、
なんともお酒が飲みたくなる映画
それ以上
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

一つの事件を追ううちに、どんどんその地の闇に足がはまってく
事件は終末を迎えども、それは根深い歴史のほんの一幕にすぎない
こういう、その土地柄が抱える腫れ物にスポットを当てる作品好きやなー
ジワーっと
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

何やっても微妙に上手くいかない人っているじゃないですか
そんな人らが手を組んで狂言誘拐を企てたら、どんどん収集つかなくなっていっちゃう話

けっこう色んな賞を取ってるし、あらすじの感じから重めの作品を
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ロリータ(1997年製作の映画)

3.7

ほんとは先にキューブリックのを見たかったけどアマプラになかったのでこちらから

ロリコン、もといロリータという言葉の元になった小説、の映画化、、のリメイク、、、
ロリータという言葉もすっかり根付いた現
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

信頼出来ない語り手による独白形式のニューカマー
「100%見破れない」と言われると逆に予想がついちゃうのもあるある笑
もはやそういうもんとして楽しめてるけどね

ユージュアル・サスペクツをさらにスタイ
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アス(2019年製作の映画)

3.2

ありがちなストーリーながら、含ませ方とか構図の狙い方なんかがやっぱり上手い
前作同様にタイトルのセンスも好き

かなり序盤のほうに答え合わせが始まっちゃうから、そこからの展開がどうなるのかと思えば普通
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

こころに負った傷は全てが乗り越えられるわけじゃない
というか同じ様な道をトレースすることが克服やないんやと実感できた

母親が出て行って、それまでほぼ関わってこなかった父親に「今日から2人で親子や」と
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SING/シング(2016年製作の映画)

2.5

キャストがみんな歌うまいねー
ただただ歌い上げるだけやなくて、曲調もパターンが豊富でいい
けどいまいち愛着の湧かないキャラデザインに、歌う表情もだいたい一緒やから最後まで微妙にノレなかった
ストーリー
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.3

タイトルから想像出来うる数百倍は面白い!
ひたすらスタイリッシュでポップ
画面に映るのはいじめ、虐殺、鮮血
その陰湿さを無理矢理吹っ飛ばすようなポップな演出がなんとも言えない気持ち悪さを与えてくれる
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メガ・パイソンVSギガント・ゲイター(2011年製作の映画)

1.0

おいおい、信じられるか?
これ、かの名作ホラー「ペットセメタリー」と同じ監督なんだぜ?
清純派女優が薬物乱用で逮捕!ぐらいの衝撃
ヘビvsワニより、ヘビ好き貧乳ちゃん(おばはん)とワニ好き巨乳ちゃん(
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メガ・シャークVSクロコザウルス(2010年製作の映画)

-

たまにはZ級映画もいいじゃない
なんて、サメの世界に足を突っ込んでみたいと思いつつも、やっぱなかなかにハードルが高い、、、
伸縮自在なワニワニが、これまた伸縮自在なバケザメとタイマンファイト
でかいの
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

4.3

伏線の忍ばせ方とアクションシーンのキレが前作から大幅パワーアップで、ガイ・リッチーの真髄が忌憚なく発揮されてて、映像面では前作より断然好き
ロバートダウニーJrの七変化も見どころ笑

森での銃撃シーン
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

4.0

シャーロック・ホームズとガイ・リッチー
相反しそうなこの組み合わせがどう転ぶのか…
結果、ガイ・リッチーの大勝利!
どんな材料も自分の得意な味付けで美味しく調理出来ちゃうんやからすごいよなぁ

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ガールズ・ステップ(2015年製作の映画)

2.0

定期的に出てくる青春部活ものって、無性に見たくなる
何一つ道を踏み外さないド安定な流れ
ただ、この手の映画にしてはバックボーンがあまりに重すぎるよ…
そして唐突にサクセスしちゃって、ちゃんちゃんめでた
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

2.5

松岡茉優のイタさ全開の演技が魅力
けど、この世界観に全くハマれず…
ええ、そりゃもちろん拗らせ妄想を繰り広げてた記憶が自分にもございますのよ?
でもあまりに自分の生きてる世界とちゃいすぎて、悪い意味で
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

転生したらビートルズのいない世界線だった件
なんてラノベのタイトルみたいなぶっ飛んだ設定を、現実世界にストンと落とし込んでてスッと映画に入り込める
リチャード・カーティスのこういうストーリーテリング、
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