mgcさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.4

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100エーカーの森と動物たちの描き方はおおむね良かった。往年のズオウとヒイタチネタや、ティガーの歌、捻くれまくるイーヨーなどお約束的なネタは随所に含まれていた。
しかしクリストファーロビンが「絵に描い
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

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前半のキリキリする描写の数々は、この親子に感情移入できる最良の脚本だと思った。
初めてジャックが外を見た時の表情に圧倒。自分の知らない世界を観た時の感動、そういうのを追体験させてくれるっていうのが映画
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.7

劇中でインドの会社マスラニがインジェン社を買収したのは、スピルバーグの会社のドリームワークスがインドの会社に買収された事のパロディ。

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.2

褒められる所はハタリ!パロディの捕獲シーンと恐竜対決ぐらい。

くまのプーさん(2011年製作の映画)

3.6

ツッコミ不在全員ボケ倒しの1時間。
好き嫌いが分かれるがそこがプーさんの魅力。ディズニー手書き長編の末期作品としても必見。

ウォルトが携わった「完全保存版」を多大にリスペクトした構成。絵本の中の話と
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くまのプーさん 完全保存版(1977年製作の映画)

3.0

ディズニーのプーさん初長編。といっても既存の3つの短編を繋げオチとなる新たな一編を付け加えた作品。「プーさんのハニーハント」の元ネタでもあるシーンも収録。

そもそもくまのプーさんはイギリスの児童文学
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.5

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【日本におけるインド映画の印象を決定付けた記念碑的作品】

この映画の日本公開までは、インド映画=芸術映画のイメージがとても強かった。
97年頃ジワジワと娯楽映画も日本に進出し、98年に公開されたこの
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

4.6

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【死者蘇生!愛と青春スプラッター】
人物の魅力、動機、フラグ、構成、スプラッター描写、エロさ、程よく無理のない展開。どれをとっても素晴らしい...!

人間の煩悩も狂気も青春も親子愛も垣間見えるこれっ
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ストレンジャーズ/戦慄の訪問者(2008年製作の映画)

3.5

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【王道の《理不尽》ホラーサスペンス】
ケディの別荘で実際に起こった奇妙な未解決殺人事件と、監督の幼少期の「見ず知らずの人が家に訪ねてきて、○○を探している。と知らない人の名前を言われた」経験が元となっ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

ものすごい構成力 全てにおいて奇跡のバランス 今後同じような作風狙っても中々できない。日本のユージュアルサスペクツだ!

メアリー女王の処刑/女王メアリの処刑/スコットランド女王、メアリーの処刑(1895年製作の映画)

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エジソン社が制作。
なんと「月世界旅行」のジョルジュメリエスより先にトリック撮影を使っている。
しかも公開されたのはルミエール兄弟の「列車の到着」や「工場の出口」より先。

世界初のホラー映画(映像
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.5

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【ゾンビ映画の典型】
ロメロのゾンビ3部作 2作品目。
前作「ナイトオブザリビングデッド」から予算とパワー増しでゾンビ大復活!

今日観ても全く色褪せないし面白い。単に残虐で衝撃だけ与えるホラーではな
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世界残酷物語(1962年製作の映画)

3.0

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【残酷!野蛮!モンド映画の金字塔】
地球上になお残る未開社会と、その中の奇習や風俗文化、その対比として文明社会にいまなお残る未開的状況を(ヤラセをふんだんに踏まえ)嫌に美しい主題歌「モア」の旋律に乗せ
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

4.0

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【ゾンビパニック映画の原点】
ロメロのゾンビ3部作 1作品目
・ゾンビは人を襲い食べる
・ゾンビは死体や傷口から感染する
・ゾンビは頭悪い
・ゾンビはノロい
我らがイメージするゾンビの常識は、この作品
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.9

カット版...といっても魅力は存分に発揮されてます。導入としては全く問題ナシ!ハマったら是非完全版を観ていただきたい。

Very Nice,Very Nice(原題)(1961年製作の映画)

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カットとコラージュの技法。映像×音楽の画期的な組み合わせが流行。
スタンリーキューブリックや当時学生だったジョージルーカスに影響を与える。

キューブリックの「博士の異常な愛情」の予告トレーラーは、こ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

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小説家デビューを目指すアメリカ人脚本家ギルはパリ観光中。この男、突然の雨が降っても「パリの雨...あぁロマンチック...」

創作意欲の為にもパリに住みたいんだけど婚約者は全くもってその価値観をわかっ
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21-87(1963年製作の映画)

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クッソカッコいい実験映画(純映画)。
キューブリックや当時学生だったジョージルーカスが多大な影響を受け、特にルーカスは切り貼り、コラージュの手法に陶酔。「電子的迷宮」「1:42.08」

電子的迷宮/THX-1138:4EB(1967年製作の映画)

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ジョージルーカスの処女作THX1138のプロトタイプであり、学生時代の課題作品。

先生「技術的にも学生にはキツイからモノクロで撮ってこい」
ルーカス「なら俺カラーでつくる!!」
先生「やれるもんなら
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バオ(2018年製作の映画)

3.0

連れてきた奥さんはきっとカナダ人。
ラストシーンで親父がカナダ国旗のセーターを着ていたのだ!