空飛ぶ海豚さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

空飛ぶ海豚

空飛ぶ海豚

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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.1

素晴らしい。
泣いた。

記号としてのLGBTから、リアルな人間に変わること。

セクシャリティではなく、一個人として見るということ。

学生達の心の葛藤が素晴らしい。こうやって心が成長していくと、韓
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.6

期待値が高過ぎた。
想像の域は超えなかった。。

しかし、意義のある映画。
そして演技も上手。

岬も切ない。

ダイヤモンド・イン・パラダイス(2004年製作の映画)

3.3

美しくて、カッコいい。
景色も綺麗。

ぼっーと何も考えず、海に行く代わりに。

ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

3.0

ボイスは最高!
でも、映画としては、、、

ボイスに関してある程度考えたことがある人は物足りないと思う。

余計なスローモーションとか静止画とか要らない。

もっとボイスの声が聞きたかった。

ピンク(2016年製作の映画)

4.0

「言葉」を丁寧に考えなければいけないと、本当に本当に考えさせられる。

急いで日本男児は全員観た方がいい。我々チャラ男は気付かないうちに、このボンボン側になってしまう。

言葉の意味をしっかり感じて生
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オーマイゴッド 〜神への訴状〜(2012年製作の映画)

4.0

宗教を作ったのは人間。
という神の言葉。

依存性があるからすぐまた寺院に通うよ。という宗教ビジネス家の言葉。

神は父ではなく、友だ。

どこにでもいる。ここにも、そこにも。

ファイアーブランド -燃える心-(2019年製作の映画)

3.9

軸は論理的なフェミニズム的裁判で進むが、主人公のトラウマの重さと、それに向き合う夫とカウンセラーの心理的状況。

そして反面教師的美女の登場で話は集約していく。

よく出来た作りだし、分かりづらいこと
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.4

素晴らしい映画。
この偏らない問いこそ映画。
見終わった後も正解は、わからない。

彼等の生き方は羨ましく、そして人としても尊い。。筈なのに資本主義な「社会」という人の集合体が存在するのは事実であって
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.0

非常に勉強になった。
追い詰められ、なし崩し的に異常な状態になってしまうという集団心理。

森と永田の役者さんが上手い。本当酷い。

論じる。ということに重きを置き、難しい言葉を論理的に使い、武装にた
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みんなのいえ(2001年製作の映画)

2.7

三谷幸喜大好きなのに。。。残念だった。
家買いたいって気持ちにもならず。

正直、主題がわからなかった。家族にも職人にも偏らず。でもホームドラマ的な現実味もなく。

八木亜希子が先生をやっているなんて
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.9

生で彼の踊りを観てみたい。
本当に美しい。
というか、美しい踊りというものを初めて知ったかもしれない。
同じ人間とは思えない。
しかも、身長が180というのにも驚いた。

天才の葛藤というよりも、誰も
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

セクシャリティやHIVの扱いが、自然で良かった。変にそこばかりに焦点がいくことで、逆にボヤける。

クィーン好きにはたまらないと思うが、僕はアバの方が好きだから、マンマミーアの方が好き。

ドローンの
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.7

「人は自分のことが嫌いになると、自分の周りもイヤになって、新しさを求める。
でも自分を愛することを知れば、古い生活も新鮮に見えてくる。ステキなものに。」

名言が多かった。
最後のスピーチも良かったが
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ウォリアーズ(1979年製作の映画)

3.0

不良チームの原型映画なのかね。
夜中に始まって朝に終わる。というただの1日。

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

吹替で鑑賞。
「な、ファミリー映画って言ったろ。」
という最後のセリフがドキッとする。
伏線回収が気持ちいい。

笑えて、スカッとして、ちょっとだけ考えさせられる。ご気楽ムービー最高峰

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.7

青春と雨と女子高生の走る姿、
そして悩む。
青春の写生。

おじさんが少々関わり過ぎているように思う。観たおじさんが勘違いしてしまう。

小松菜奈さんがかっこよかった。

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.7

臆病者は一人前になれない。。

セレブのマウンティング合戦。
多かれ少なかれ、どんな小さなコミュニティでもある話。
ブレずにいることが大事あるね。
そしてマイオピニオン持つあるね。

日本版みたいねー
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

3.6

アメリカの学生で、こんなにゲイに対して偏見があることに驚いた。

人が誰を好きか?
なんて、驚く程どうでも良い話だと思うが、みんな暇なんだなー。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.4

メッセージが明確。
プー達の一言一言が生きることの真意を問う。

普段から、結構、そういう風に生きている私とすると、そこまでプーの言葉はひっかからない。

わたしの得意な今日!!

で、いつも無計画で
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.7

やっと観た。
前半のシンドラーのニヒルな悪さと、アーモンの幼稚な悪さと、悪さが良い。

シンドラーの顔がどんどん変わっていって、最後のシーンは現代を生きる誰もが胸をうつだろう。

しかし、どこまで、本
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.6

殺人鬼というか、殺人というラインを1回超えてしまって慣れてしまった人。

それまでも色んなラインがわかっていなかった。
やってはいけないこと、言ってはいけないこと、自分の物人の物、、、色んなラインがわ
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マーラー 君に捧げるアダージョ(2010年製作の映画)

3.0

動くフロイトとマーラーは面白い。

フロイトの勉強をして、マーラーの交響曲も、サロネンが指揮した価値もわかってれば全然違う観え方だろうと思う。

そういう面白味を感じる鍛錬が更なる、
クオリティオブラ
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.3

今観る映画だった。
スト破りをする父と抱きしめる兄のシーンが、我々大人の世俗にまみれた心を引き戻す可能性をみた。
そのキッカケを作るのは無垢な真摯な子供。
決して大人が歪んでいるのではなく、そういう風
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.1

やくざ映画だと思っていたら警察映画だった。

正義とは?を考えさせられる。

やくざと警察という法のラインを綱渡りしている人達だからこそ、法の枠を超えた正義について考えることが出来る。


わたしは物
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

オアハカのアレブリヘスのハコボ&マリア工房に行って、馬買ってきた。

多分大きな飛ぶ動物は、あの工房の作品のイメージだと思う。

メキシコの田舎の街並みや雰囲気とか、アニメなのに、メキシコへの望郷の念
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.8

光州事件の勉強になった。

タクシーで戦場に行くという、日常と非日常の暗転の距離感が生々しかった。

近代さを感じさせるタクシー移動と、敵を倒すのではなく、これを世界に伝えてくれというジャーナリストを
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フラガール(2006年製作の映画)

3.8

久々に観た。記憶と全然違った。大人になった私は。

丁度、1950〜60年代の繊維女性労働者の生活記録運動の本を読んだところで、彼女らは、書くことで、新しい時代を切り開こうとしていた。

フラガールは
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

4.0

ひさびさに観た。大好きな映画。
「親密性と暴力」という今日飲みながら話していた会話を思い出す。

個人という線引きが自己と他者を生み出し、線引きが暴力を生む。
しかし、松子とりゅうの場合は個の中で傷付
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カジノ(1995年製作の映画)

3.9

仕事はきめ細やかさと、態度と、何より、スタイルが大事。

スーツを買おう。

シャロンストーンみたいな美女と、仕事の出来るデニーロの組合せって良くあるパターンな気がする。

丁寧に粛々と仕事をしたいね
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.1

死は生の中にある。
小学生の時映画館で観た。
つまらなかった。
嫌な気持ちになった。
観なきゃ良かった。
とにかく、知らない感情で、悲しかった。

という記憶がある。

色んな人が居るってことも、歴史
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

4.1

2から観てしまったが、それはその楽しみ方になったのかも。

兎に角、最高の、最強の映画。

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.0

今日から俺は!の流れで観た。
橋本環奈ちゃんの鼻の穴が素晴らしい。

今日から俺は!と同様、彼女が主役。

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.5

久々に凄い「映画」を観た。
凄いエンタメを観た。

爆笑と感動とええええっ!と、心揺さぶられまくる。
母親の三白眼ズームはヤバし。

夜に生きる(2015年製作の映画)

3.2

成り上がるのは大変ね。
そして、あんな感じで成り上がれるとは思えない。見えない所での、冷酷さや軽薄さが滲み出てなさ過ぎる。それが狙いで、カッコよく見せない悪を描いたとするなら、立ち振舞いはカッコよすぎ
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ノン子36歳 (家事手伝い)(2008年製作の映画)

3.3

人を癒すのは、人と無茶。

どうでも良くて自堕落に生きることが、
普通と呼ばれる生活なのかな。

成り行きで、その場しのぎで。
イライラして、悔しくて。

酒に浸して円やかにして。

恋人たち(2015年製作の映画)

3.8

映画で観る「にんげんレストラン」って感じだった。
生きるってリアルだよね。
リアルじゃない生きるの提示が、ネットにもテレビにもまみれてて、自分のリアルと向き合えなくなってしまうのかもしれない。
リアル
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