キュラソーさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

キュラソー

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駅馬車(1939年製作の映画)

4.4

1回目: 2022/08/12 U-NEXT
2回目: 2022/09/13 シネマヴェーラ

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッド監督デビュー作。本人の役柄はラジオDJということで、自分の良さ(声質!)をよく理解している。

いちラジオリスナー・ファンからストーカーおよび殺人鬼へと化す女性の演出が50年以
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.3

市長「なぜヘリを出さないんだ?」
→車やバイクの方が映画の被写体として面白いから。

『トップガン』において、飛行訓練や実際の戦闘のシーンは何が起こっているのかを説明する気もなく雑に済ませていたのに、
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.7

劇場公開されているタイミングを逃したので配信されているものを視聴。原作ゲームは未プレイ。面白かった!

何よりもトム・ホランドが良い。冒頭の空中で目覚めるシーンのすっとぼけた感じが、ゲームの主人公の表
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イントロダクション(2020年製作の映画)

3.3

ホン・サンスの前後の作品と比較してみると男女が体を寄せ合うシーンの唐突さに驚かされるが、会話一辺倒にならずに済んでいるのは良い点だと思う。それよりも私は男2人のどこかぎこちなさもある友情に胸を打たれて>>続きを読む

あなたの顔の前に(2020年製作の映画)

1.9

長い会話の最中に忙しなく動き回り、被写体にゆっくりとズームしていくのがどうも焦ったくて苦手だった。『逃げた女』のようにフィックスでしばらく撮ってからラフにズバッとズームするのは結構好きだったのですが。

グレイマン(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

前半はやけに黒々とした画面に違和感を覚えながら見ていたものの、それに相応しい展開になったのか、それともただ目が慣れたのか、後半は何も考えずに楽しめた。

ただ、活劇としてのアイデアには乏しいと感じた。
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

 最後まで主演の2人に全く興味が持てず、本作の肝であろうダッシュシーンに何の感慨も抱けなかったので、とりあえず評価は低め。彼らの行動や言動に共感できないとかいうのではなく、彼らの表情によるリアクション>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

西野七瀬がよかった以外の感想があまりないが、物語からして必然だったように思う。西条視点で唯一「恋の光」が認知されない北代を演じる西野七瀬が、自身の「恋の光」を認知できる大洲に見つかる前に、いかにして画>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.6

ブレを強調したようなチカチカした編集が全体を通して施されていて逆にすごい。何か演出として効果があるかと言うと…
最後の橋のシーンの空間設計とかは最高なので普通に撮っていればどうなっていたのか気になって
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・レッドフォード、この時から「引退作」みたいな映画に出演している。最後の出勤日には、かつての相棒との思い出を語り(本作の活劇としての肝はこっち)、その合間に書類と電話によって手際よく相棒救出を>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

不時着水する飛行機の乗客のドラマは最小限にとどめ、機長の記憶と残された記録やシミュレーションとの差異を巡るサスペンスに注力して96分で語り切る、その潔さが素晴らしい。
記録音声に基づいた着水シーンにお
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

岩浜に不釣り合いな菊の花を巡る最後の一連のシークエンスで、これまで冷酷の限りを尽くしてきた所長の人間性が描かれる。囚人が死んでも涼しい顔で冗談を言うようなシーンを目撃している以上、到底同情などできない>>続きを読む