よかったけど、敵のボスのショーン・ペンがボンクラすぎるのと、車で体を引きちぎったりドリルで顔面を抉ったりとシンプルに「趣味悪いな」と思ってしまったのがマイナスポイント
『ファーザー』を思わせるような、認知症の母親視点のループや幻覚や記憶飛びの描写は面白く観たが、これを中心に多用される長回しで成果が上がっているのは半分あるかどうかといったところ。震災後の荒れ果てた街を>>続きを読む
登場人物をあっさり退場させてしまう手際は悪くなかったが、後から「こいつは、実はこういうやつだった」「ここの場面は、実はこうなっていた」という説明や伏線回収をいちいち映像で挿し込んでくるのが野暮ったい。>>続きを読む
男女がいつになったら一緒になるのかという引き延ばしに、僕はそこまで興が乗らないのかもなと思った。『リコリス・ピザ』とかもそうだった。今回はアンジー・ディキンソンにそこまで魅力を感じなかったのもあるが。>>続きを読む
ヴァカンス最高!というより晴れた日に体動かすの最高!って感じの映画だった。休みだからとダラダラしているような人が出てこなくて、みな活発に過ごしている。特にそれまで距離感のあった2人の青年が自転車で追い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公が管理してるホテルにヴァカンスに来た母娘が泊まりに来て、彼ら3人を軸にした話。めっちゃ痺れた。クラブでの一悶着〜帰りの車での沈黙の一連の流れが最高すぎる。
まずクラブのシーン。母が現地で知り合>>続きを読む
主人公のキャラクターを身振りによって示しているのがまず嬉しくなる。何度もタイヤがパンクする自転車に嫌気が差して放り投げる。が、数秒の沈黙の後に次のカットでは修理している。恋人とのすれ違いが生じてしまっ>>続きを読む