babygrandさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

TBSラジオでお馴染みのスクリプトドクターこと三宅隆太さんの"今世紀作られた映画の中で一番怖かった"と聴いたら劇場へ行くしかなかったw

・・今世紀一番怖い映画だったのかはさておき、良く出来た作品だっ
>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.4

観る前日までこの映画の存在すら知らなかったが、"複雑な権利関係で日本でソフト未発売"の文句に興味がそそられてつい劇場鑑賞へ。

いやー、女っ気全く無しの渋い男の映画だった!(^^;)
朝早起きのせいで
>>続きを読む

アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~(2018年製作の映画)

3.8

ネトフリオリジナル作品。時代的にメル・ギブソンの「ブレイブハート」の直後の話しで、「ブレイブハート」にも若きスコットランドの次世代のリーダー的な存在で登場して、最後の戦いでメル・ギブソンを裏切って(?>>続きを読む

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

4.0

昔、会社の先輩からオススメられてDVDで観て以来、初の劇場鑑賞。

まぁ 20年以上の映画だし、あまりにも分かり易すぎる演出のチープ感は否めないけど、やはり歌と踊りには'自動的'に上がってしまうし歌詞
>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

主役のキャストがケイシー・アフレックとルーニー・マーラと聞いてほぼ初日鑑賞。

・・・映画全体の雰囲気はすごく良かったが、自分にはよく分からなかった。(ある程度覚悟はしてたけどw)

まず普段観る画面
>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.4

★前作のネタバレがあるかもしれません★

神がかった前作から撮影ロジャー・ディーキンスと音楽のヨハン・ヨハンソン、そして監督のドゥニ・ヴィルヌーヴなどのメインスタッフ3人が抜けての今作。

正直、観る
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

感想前、レジェンドロックバンドの伝記映画を評価する場合、映画の完成度と既存の音楽が持っている力をきちんと分けて考えるべきじゃないかとも思ったが、しかしそんな考え自体が無駄だと思うくらい 今作の出来が良>>続きを読む

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.5

ヤヴァイ!今年観た映画の中で一番ヤバかったかも〜。(色んな意味で)

ニコラス・ケイジ スクリーンで久々観たな、N.ケイジのあらゆる顔が堪能できたのは良かった。
こういうジャンル映画に欠かせないチェー
>>続きを読む

7月22日(2018年製作の映画)

4.1

ネトフリのオリジナル作品。
前情報なしで、ポスターのイメージだけで少年達が事件に巻き込まれる青春映画か?と思って観たが、

冒頭、ノルウェー・島・学生達のキャンプ場・武器を山積みして島へ向かう不気味な
>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.3

予告編みて絶対いい映画!と分かってたのに、映画館行くのを躊躇う内に結局DVD鑑賞になった作品。

まず主役のサリー・ホーキンスとイーサン・ホーク、今作の二人の演技というかキャラ込みでもう大好き!(見て
>>続きを読む

ラスト・スナイパー(2016年製作の映画)

3.5

ジャケ写に騙された気もするけど、まあ総じて悪い映画ではなかった。

この監督の以前作「ロシアン・スナイパー」が個人的にお気に入りで、今回はどんな悲哀な戦争映画を見せてくれるんだろうと期待したが、案外め
>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.9

夏と青春、素敵な映画だった。

タイトルにある「スリープオーバー」は「お泊まり会」のことで、デトロイトの郊外にある住宅街で若者たちによるお泊まり会の当日と翌朝だけの話。

こういう系の映画でよく見られ
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.4

日本公開前から海外での評価が高かったので期待して劇場へ。

・・映画の製作サイドが用意したレールに乗せられて振り回されっぱなしの100分だった!

映画を観て第一の感想は「アイデアの勝利!」だが、シナ
>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.3

自分は「映画は映画館のスクリーンで観るべき」...主義者wで、そのポリシーを実践できる絶好のチャンスだからIMAX館で鑑賞。

正直あんまり面白くはなかったかもしれないけど、なんか痺れるほど絵面が優雅
>>続きを読む

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.8

レンタル屋で並んでる時は表紙があまりにもキワモノすぎて手に取れなかったが、最近あるポッドキャストの映画紹介で「ボーイスカウトのイケてない3人組がゾンビ化した世界でサバイバルする映画」と聞いて鑑賞。>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.8

自分の中で「イット・フォローズ」の評価はかなり高い。その監督の次作と聞いて、評論家とかアメリカでのウケはもちろん、あらすじも一切調べずに封切り日の朝の回 鑑賞。

・・つまらなくはなかったが、正直よく
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

【再記録】めっちゃ好きな映画!
昔パルコの上にあった(初代)シネクイントで観て、観終わったあと即売店に走り、サントラ買った覚えがある。

マルーン5の曲聴いたことあるし、MVも見たことあったのに、当時
>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

4.1

ド直球のスポーツ映画、素晴らしかった。

こういう作品は劇場で観るべきだと思って、わざわざ観に来た甲斐があった。
正直、中盤以降は集中力が切れてちょっとウトウトしてたw が、決勝戦はめっちゃ良かったー
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.9

全然いい映画だけど、どちらかと言えば前作の方が好きだな。
「1」の、謎めいたホームセンターの店員は、実は元CIAで凄腕の殺人マシンだった!という設定が分かりやすく痛快さがあった。

前作から何年後の序
>>続きを読む

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.7

前情報なしで何となく鑑賞。
始まって10分くらいで「何だこの映画は!?」となったが、17世紀のオランダ黄金時代の絵画の雰囲気が好きだから、まあまあ最後まで観れた。

画面全体がレンブラントとかフェルメ
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・ヘル 独ソ・ポーランド東部戦線(2015年製作の映画)

3.5

近年コンスタントにTSUTAYAに並ぶようになったロシア製作の第二次大戦物。戦争映画好きでロシア戦争映画は一定のクオリティを保っているからたまに借りて観る。

内容は、ポーランドのある小さな橋を守るよ
>>続きを読む

オペレーション・フィナーレ(2018年製作の映画)

3.8

(日本では)ネトフリオリジナル作品。
アルゼンチンで逃亡生活を送るアドルフ・アイヒマンを追うモサドの話しでオスカー・アイザック主演作だから観た。

ここ数年アイヒマンを扱った作品は何本も観た気がするが
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.2

緊張感ハンパなかった〜

個人的に世界滅亡系の映画はどうしても結末が破綻してしまうと思うから、結末よりは世界観設定と途中までの過程が面白ければオールオッケー!(°∀°)

しかし、結末で怒る人結構い
>>続きを読む

スペースボール(1987年製作の映画)

3.7

「スター・ウォーズ」の安いB級パロディ映画だと思って軽い気持ちで見てたら、監督メル・ブルックス / 特殊効果はILMでした(ほぼ公式かよ!)。失礼しました。

メル・ブルックス監督作の中では「プロデュ
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.1

トニー・ジャー関連作以外では初めてのタイ映画。2時間ずっとドキドキハラハラ スリリングで面白かった!

(いきなりだが)銀行強盗の映画は面白いけど、大大の過半数の人は一生 銀行強盗の計画も立てないし、
>>続きを読む

メンフィス・ベル(1944年製作の映画)

3.5

後日「ローマの休日」や「ベン・ハー」を撮ることになるウィリアム・ワイラー監督が戦時中、アメリカ政府に命じられて作ったドキュメント映画だが、言わば戦意高揚のためのプロパカンダ映画。
1990年代に作られ
>>続きを読む

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.9

「スリー・ビルボード」つながりで鑑賞。
序盤は若干つまらなくてちょっと辛かったが、中盤辺りから見入ってしまった。

さすが脚本力がすごい!観客の予想を裏切る展開が結構面白かったし、個性強めの俳優達の演
>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

4.1

「マンマ・ミーア2」を観る予定だったが、「1」を観てないと分からないという情報から、前日急いで「1」をネトフリでみたが、開始15分でギブアップ!ごめんなさい〜(´Д`) 自分のフィールドじゃない感がハ>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.1

今年観た「タクシー運転手」の何年か後の話しで、長らく続いた韓国の軍事独裁政権に終止符を打つキッカケとなる一連の事件を扱った硬派な社会派作品。
(時代的には「殺人の追憶」とほぼ一緒かな?)

「タクシー
>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.0

(日本では)ネトフリオリジナル作品。
前評判通り渋い現代版西部劇だった。
基本クライム・サスペンスだけどブラックコメディ要素が所々散りばめられて、ちょっと「ファーゴ」っぽかった。

主演のクリス・パイ
>>続きを読む

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.1

TBSラジオの宇多丸さんの番組の樹木希林さん追悼企画から2年前の伊集院光のトークを続けて聴き、この映画観たい!となって、ちらっと検索してみたらちょうど近所の映画館でやっていたから即座に鑑賞。(ラッキー>>続きを読む

プラトーン(1986年製作の映画)

4.0

午前十時の映画際にて、 初スクリーン鑑賞。

プライベート・ライアン以前の戦争映画だから、今の時点で見ると戦争シーンについて少し物足りなさは否めないが、これは間違いなく戦争映画史に残る名作。

薄っ
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

一昨年のアカデミー作品賞受賞作品。受賞作故にずっと後回しに放置した作品だがやっと観れた。

とても良い作品。
今年観た「ペンタゴン・ペーパーズ」と色んな面で比べられそう。(ペンタゴンの方がもっと感情的
>>続きを読む

ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.7

子供の頃、同じ題材の映画をたまたまテレビで見て、当時凄く面白かった覚えがあり、映画館でこの映画の予告編をみて直ぐ観たいと思った。

感想は、まず前半テンポ悪いな(結末を知っているから?)
ハリウッド映
>>続きを読む

SPL 狼たちの処刑台(2017年製作の映画)

3.7

前作にあたる「殺破狼II」(邦題:ドラゴン×マッハ!)があんまりにも素晴らしかったから、何の前情報も入れずに公開日に鑑賞。

うーーん、いい映画だったが、自分が期待したのと違ってた。「えっ!この二人が
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて。
大スクリーンで観るトムキャット超カッコいい〜!!
80年代感丸出しのサントラも流れるだけでワクワク感がたまらなかった。

今見たら、トム・クルーズとヴァル・キルマーの距離近すぎ
>>続きを読む