バナバナさんの映画レビュー・感想・評価 - 64ページ目

楽園(2019年製作の映画)

3.2

後者の事件は山口県の事件がモデルですよね。
前半の事件は創作なのかな。
実在の神社とお祭りが出てくるので、あれじゃあロケ地に住む人達は気が悪くならないのかと心配になりました。

事件を起こす人間が一番
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ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.5

設計士のナタリーは部下がいるのに、気が優し過ぎるので、会社の同僚達から飲み物の購入や、備品管理を頼まれてしまうなど、とかく舐められている。
自らもそれを自覚していて、なんとかしたいとは思っていたたが気
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スケーターガール(2021年製作の映画)

2.2

インドの田舎の、まだカースト制度は厳しい家父長制度が残っている村に、里帰りに来たイギリス育ちのインド人女性が、子供たちの希望になる様にと村にスケートボードを進呈したことから波紋が広がる。

主人公の少
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.8

子供が女の子ばかり出てくるので、最初は家族関係が分からなかったが、
再婚相手の田中麗奈に先夫との娘が二人居て、現在妻は信との間の子供を妊娠している。
が、連れ子の長女は思春期、反抗期もあって、それが面
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

1.0

『怪物はささやく』とそっくりな話です。
原作は『怪物はささやく』が2011年作で、『バーバラと心の巨人』は2008年作なので、こちらの方が古いんですね。

でも、原作はどうなのか分かりませんが、本作は
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.8

Netflixで鑑賞。黒人も住んでいないアメリカの超ど田舎の町に住む唯一の中国人一家の娘、エリー・チュウ。
成績優秀の彼女は、高校で同級生達の国語のレポートをアルバイトで代書している。
それはエリーが
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ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-(2019年製作の映画)

2.8

Netflixで鑑賞。タイトルの通り、各国のお金持ちが脱税に利用したパナマの法律事務所に関するドラマです。
監督はスティーブン・ソダバーグなんですが、構成が分かり難いと思います。

主人公はメリル・ス
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

1.3

「この国を信頼して、もう少し見守っていきましょう」って、爆弾魔がむっちゃ上から言ってるやん。
あんだけ人殺しといて、どっから出てくる台詞。これ観たら、変な風に利用されて、自衛隊の人怒るだろうな。

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.0

結構世界には生き残っていた人がたくさん居たのね。
第一弾より一層のんびりしていて、全く怖くなくて、笑えるゾンビ物でした。

時の面影(2021年製作の映画)

3.3

実話物です。
1938年、イギリス東海岸のサットン・フーの大地主である未亡人のエディス・プリティは、自分の敷地にある隆起が古墳ではないかと予てから思っていた。
地元の博物館に発掘を頼んだが、ドイツとの
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

2.2

前半はいじめをテーマにした学園物かと思ったら、後半からだいぶ様相が変わってくる。
例えば、風間俊介くんが出ていた『金八先生』の第5シーズンの様に、
家庭が子供の問題行動の大きな原因である事はよくある。
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

1.0

魔女物だし、特に楽しくもなく、こんなもんかな~で進んで行く。
そしてラストが、人の幸せは人それぞれだけど、あんたそれで本当に幸せなの?と疑問に思った。
おばあちゃん孝行ではあったけどね。

ピーターラビット(2018年製作の映画)

2.8

ワルうさぎ 歌って、踊って、テンポも良く、されど我が物顔でやりたい放題のやんちゃぶり。
お姉さんが大好きなピーターが人間の男に嫉妬したりと、テンコ盛りで面白かったです。

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この奥様って、女学校出て、すぐお見合い結婚でおもちゃ会社の専務と結婚したんだろうね。
だから、7、8歳の子供が居ても、せいぜい25、6歳と若いんじゃないかな。
そこへ、自分好みの文系君と出会ってしまっ
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劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-(2013年製作の映画)

3.6

遅まきながらNetflixでアニメを見て、今頃ハマってしまいました。
続編はないのかと探したら、まだ2ndシーズン無いんですね。

内容は『バッドマン』と『僕のヒーローアカデミア』と『アベンジャーズ』
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

女性だけの窃盗団という事で、メトロポリタン美術館が舞台のパーティー会場で、カルティエやヴォーグも出てくるという、華やかさ満載でした。

これまでのオーシャンズシリーズが“お金”のやり取りだったのに対し
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

2.6

最近、一つの脳の中で色々な人格が相談して物事を進めていく作品が多かったが、本作は乖離性人格障害もの。
解離性人格障害がテーマの作品だと、別の人格の時に犯罪を起こして…という展開が多いのだが、今作はミス
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

2.0

フィンランドで人気の児童小説の映画化らしいです。
中身は小学生低学年向きの様な、特に中身の無い話なんですが、なんてったって、アンネリとオンネリがかわいい!

ハリウッドや日本の子役みたいに細くなくてい
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あの頃。(2021年製作の映画)

2.4

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』と似た様な設定なのですが、
あちらは現代から過去の高校時代を懐かしんで、現代の事象を解決をするのに対し、本作の方は過去のパーツが9割で、現代のパートも出てくるがゴール
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

Netflixで鑑賞。
ホームズシリーズに妹も出てくるのか私は知りませんでしたが、
歳の離れた妹が主人公です。

田舎の実家の荘園にホームズの母と妹のエノーラが暮らしていた。
エノーラは、家庭教師など
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パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

2.4

粗筋と設定は、今まで散々見てきた音楽物の王道を行っているので、特に目新しいところはない。

映画の中では、コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽院)への入学希望者不足という事になっているのだが、そこに
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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.2

男同士が小学生の頃のからの幼馴染で、今ではそのパートナーも一緒に時々誰かの家に集まって会食している。
その中で、美容外科医で一番羽振りのよい男の引っ越しパーティーがあり、またまた集まった4組だったが、
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おとなの事情(2016年製作の映画)

2.8

韓国のリメイク『完璧な他人』を先に観た後に本作を観ました。

二作品は脚本的には全く同じなのですが、私には韓国版の方がよりリアルに感じました。
というのも、本作の方は舞台になった美容外科医の家が高級住
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

以前有名大学でミスコンを主催している団体が事件を起こしていたが、
そういう話かと思ったら全く違った。

人と密な関係を結ぶのが怖くて距離を採っていた自分を肯定してくれた彼女。そんな彼女を好きになってし
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

2.8

三部作のうちのまだ1作目なんですってよ。
ガンダムシリーズの中では、映画『逆襲のシャア』の続きにあたる。
主人公はブライト・ノアと未来ヤシマとの息子、ハサウェイ・ノアだ。

私は『逆襲のシャア』を観た
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

2.0

スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、レベル・ウィルソンとアメリカ人ばっかり出てるなと思ったら、アメリカの作品だったんですね。

コメディ風にしているとはいえ、軽かったです。
いかにも現代アメ
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星の子(2020年製作の映画)

3.3

我が家は他の家とかなり違うんだ…と気付き始めた15歳の少女の話。
しかも、親が新興宗教にハマったきっかけが自分だったとしたら…。

この家族には娘が二人居て、過去と現在が行き来するので、愛菜ちゃんは姉
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

2016年、ドナルド・トランプが立候補していたアメリカ大統領選挙の裏で、FOXテレビの創始者が元看板キャスターからセクハラで訴えられた実話の映画化。

同性でも利益を得た人間は加害者を守ろうとする人が
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.6

2012年、シリアのホムスという街を取材中に爆撃で死亡したメリー・コルヴィンの実話。

彼女は、報道は弱い立場の人の為であらねばならない、という強い信念を持っていたので、映画化した彼女の人生のほとんど
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.0

ルル・ワン監督の家族に起こった実際の出来事の映画化。

主人公のビリーは幼い頃に家族とアメリカに移民し、アメリカ国籍も取得しているが、中国に残した祖母ナイナイが末期の癌であることが分かる。

祖母ナイ
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

1.0

綾野剛や小松菜奈の入院費は誰が払ってるの?とか、
20歳未満の子が病院から失踪したら大問題になるでしょ、とか、
そういう現実的な視点はまるで入ってない。
テーマ的にはあってもいいけど、構成が古臭いので
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お嬢さん(2016年製作の映画)

5.0

原作はイギリス人サラ・ウォーターズの『棘の城』を、日本統治下の韓国を舞台に変えて、撮られているそうです。

本作は性愛描写が半端ないんですが、これは『ラスト、コーション』の様にそこまで見せるから、感情
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

4.0

キム・ギドクが製作総指揮と脚本を担当したそうだが、監督は別の人のせいか、暗殺シーンもクドくなくあっさりしているし、全体的にはコメディータッチにすら感じた。

隣の家族が祖母も一緒に暮らしているのだが、
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

2.0

中国の寂れた元炭鉱町に住む、家族から見放された4人が象を観に行こうとする話。

象がいる場所に出発するまでのほぼ1日を描いているのですが、
私は正直ここまで長くなくても…と思ってしまいました(汗)。
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

2.0

主人公の少年がクリスマスの日に、突如家の前に現れたポーラエクスプレスに乗り、北極点を目指すという話。

原作はページ数の薄い童話なのを、映画用にむっちゃ話を広げているそうなのだが、
元々少年がサンタク
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

1.0

見せ方が気持ち悪い訳でもないし、ありきたりなストーリーで終わってしまった。何の為に映画化したのか分からない作品だった。