ベラボーさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

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傑作!
水泳が得意な女子高生が好きなアニメが同じ書道が得意な男子と出会い超能力が得意?な実父を訪ねるひと夏。
物語るより描き込みに徹する。
1シーン1カット毎良いな面白いな好きだながどんどん溢れ出す。
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半狂乱(2021年製作の映画)

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半狂乱どころじゃないやん、いやそうかも。
離見の見。
青春クライムサスペンスと劇中舞台のショーマストゴーオン。
真っ黒ゴアな濱口竜介?(笑)
いや藤井秀剛監督のエネルギッシュなジ・オリジナルは当然怪作
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

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地方都市のショッピングモールでライバー配信していた少女とモール内のデイサービス施設でバイトしていた少年。
マスクで口隠す少女とヘッドフォンで耳塞ぐ少年。
二人が出会い探し物をする夏。
めちゃめちゃ良か
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

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多様な娯楽・想像力ごっちゃ混ぜの世界を多彩なキャラクターみんなが生き輝く。
アニメならではのクレしんならではの伝え方で。
愛されてます。
強いメッセージと高い娯楽性をいつなんどきも忘れない笑いで包み放
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

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90年代マイアミで筋トレマニア/馬鹿トリオが起こした“アンビリバボー”な犯罪実録モノ。
不死身のコロンビア出身の富豪や引退した三代目老探偵に監督はマイケル・ベイ。
ハイテンションハイテンポで描かれる破
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

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いじめっ子軍団と一緒に独居老人への奉仕活動を命じられたいじめられっ子、彼らが“捕獲”“調査”することになる人を喰う怪物と彼女を探す姉怪物、そして多くの人間...
想像力刺激する上品な?グロゴア描写で倫
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都会のトム&ソーヤ(2020年製作の映画)

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夏のジュブナイル映画感は味わえたけれども…けれども…でした。
映画部部員による映画づくり(彼彼女らもっと観たかった)とか文化祭の校舎舞台にした謎解きゲームとかとかだったらって妄想しながら。
この監督こ
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少年には楽しい夏休みと新鮮な空気が必要だ(2018年製作の映画)

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ドイツの国民的コメディアンの少年時代をしみじみ綴った70年代初頭のドラマ。
日本初公開の18年度作品をJAIHOにて鑑賞。

21.7.31鑑賞

恐怖のセンセイ(2019年製作の映画)

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夜道で襲われ自衛目的で空手道場に入門した心優しい/小心者の青年(Jアイゼンバーグ)は“センセイ”の“導き”で“男らしさ”に目覚めてゆき...
途中で先読みできるもそうした伏線回収な面白み超えるオモシロ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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高石あかりさん伊澤彩織さんのスター映画です!
監督・脚本:阪元裕吾/アクション監督:園村健介。
価値観アップデート試みる意識高めのパパさん極道の本宮泰風さんも良かった!
高校卒業で表稼業との兼業に四苦
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

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30年近くぶりにカナダで甦った?”東映不思議コメディシリーズ”第15弾!な愉快痛快作。
最恐の残虐宇宙魔人の封印解いて家来にした超お転婆少女と巻き込まれる家族と魔人抹殺を狙う銀河系怪人軍団の愛のバトル
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

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WW2後国民の相互監視・密告強制で言論思想を弾圧していた戒厳令下台湾を舞台にした学園ホラーはパンズ・ラビリンスを想起させるダークファンタジーの力作。
正直展開丸見えで物足りなさ感じるもこういうテーマを
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・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・(1988年製作の映画)

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お見合いすることになった噛み合わない不器用同士の付かず離れずな恋の磁力を描いたワンナイトストーリー。
当時の社会価値観への違和やぎこちない芝居乗り越え中盤以降は名シーン連続の素敵な小品に。
バッファロ
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

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職求めオンボロ車で愛犬とアラスカへ渡ろうとする若き女性の彷徨/咆哮。
にっちもさっちも行かぬ現実をそこまでして生きなきゃいけないのか。
だけどウェンディーには警備員さんがいたしルーシーがいる。
だけど
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いつくしみふかき(2019年製作の映画)

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出産中の妻の実家へ盗みに入り村を追い出された男と彼を知らず育った息子が互いに親子関係知らぬまま共同生活を送ることになり...
裏切られても裏切られても...
実話を元にしたという(驚)ゴツゴツ飄々な人
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フォクスター(2019年製作の映画)

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研究所から盗まれた犬型ロボ生命体と冴えない少年が出会いいじめっ子や犯罪組織と戦うウクライナ製SF(少しフシギ)。
藤子F不二雄先生の3巻くらいで完結するもしくは単行本特別収録の読み切り作品な味わい楽し
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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今秋公開「トムボーイ」がめちゃおもしろそうで、遅ればせながら「水の中のつぼみ」と一緒に鑑賞。
めちゃ良い...

21.7.24鑑賞

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

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今秋公開「トムボーイ」がめちゃおもしろそうで、遅ればせながら「燃ゆる女の肖像」と一緒に鑑賞。
めちゃ良い...


15才の少女二人。主人公の友人が片想いする少年と彼と恋人関係?なシンクロナイズドスイ
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69歳(2020年製作の映画)

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「告訴人が若い女性だったら?」
性暴行受けた高齢女性は告訴するが同居する恋人の老詩人以外誰も信じない。
老い、そして加害者が若くハンサムな青年だから...
年齢差別の一方で浮かぶ若者の貧困。
灰色/鈍
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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もうメチャクチャ笑。
中南米の治安悪いどこかみたいな広島某街舞台にした狼達のゲバルト大怪作。
仁義の墓場から甦ったゾンビ映画?(笑)
メチャクチャおもしろい!
大好き!
白石和彌監督。
役者スタッフ全
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

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怪作。
シティ・オブ・ゴッド彷彿なタイトルバックで期待高まるも正直コレジャナイ感…
ガラ悪い村民とサイズ感アレなアレと。
だけどケチャ音楽とラストシークエンスはナイスでした。
好きな人ははまる?どうで
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

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ライカートデビュー作。
リゾート地郊外の寂れた街で暮らす乳幼児抱えた三十歳主婦のFloridaDreamin'。
ペンキで塗ったような陽気でチープな水色の世界はロマンのカケラもなく間抜けで物哀しくだか
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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西部開拓時代。広大な砂の荒野を馬牛荷車で旅する白人3家族と近道を知るという先住民、加わるもう一人の”案内人”の信頼関係描いた寓話サスペンス。
ライカート監督初体験。
何かズブズブ観れてしまう感じ独特(
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横道世之介(2013年製作の映画)

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可笑しく寂しく少し幸福で泣けた。
自分の中の世之介時間思い出しつつ今を想う。
爽やかな気持ち。
吉田修一×沖田修一×前田司郎の13年度作品。
マイベスト高良くん吉高さん。
多くの人がオールタイムベスト
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グッド・ストライプス(2015年製作の映画)

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お互い別れを考えていたマンネリカップルが妊娠きっかけに結婚することに。
準備の最中でお互いのルーツを知り自分のルーツにも向き合う中で二人の気持ちは変わってゆき...
今年の新作?な15年度作品は「あの
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

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邦題より原題の方がやはりしっくりきます。
望まぬ妊娠をしたペンシルバニア州の17歳の少女が従姉妹お付きでニューヨークまで中絶しに行くお話し。
口数少ない二人のちょっとした会話と微かな触れ合い印象に。
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少年の君(2019年製作の映画)

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中国の過酷な大学受験・高考の最中でのイジメを受ける優等生少女とチンピラ少年のガールミーツボーイ。
一部話題の或る作家作品との類似性感じつつも中国映画ルールの作用と何より俳優の魅力、卓越した演出力で才気
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地獄の波止場(1956年製作の映画)

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製鉄所を舞台にした盗人の仲間割れで宙に浮いた共済金300万円めぐるサスペンス。
小杉勇監督・主演の1956年作品。
機関車の老運転手の人情心理モノと思いきやダイナミックなロケーションとアクションがクー
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トラック(2008年製作の映画)

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娘の手術代を稼ぐため”あるモノ”を運ぶことになった運転手の決死の仕事を描く韓国版”恐怖の報酬”なスリラー。
道中運ぶことになるもう一つのモノ。
本家?とは違いウェットでエモ、だがそこがイイ!
二転三転
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

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1978年エレクトロミュージックブレイク前夜のパリで何者かになろうと足掻く女性ミュージシャンのある1日を描いた青春音楽映画。
何か出会う閃く掴んだ時の”あの歓び”と失望と”それでも”。
ラストシークエ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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うーん…
これまでのハリウッドや韓国映画ならこうなるだろうなあ‬、とは違うアプローチや表現の復讐譚。行き過ぎ見世物になっちゃわないよう挑戦だったかもなんて。が、考え過ぎで古くさくなっている気がしました
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ライトハウス(2019年製作の映画)

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孤島の灯台守の狂いの記録。
老人と中年/男二人の台風クラブ。
おもしろかった…

21.7.9鑑賞

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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超おもしろかった!
その闘いっぷりも粋さも”怪”じゃなく”快獣”だ。
地球最強の玉座賭けた本能バトルに乱入する人類。怪人参戦でバトルはヒートアップ。
拍手喝采心で雄叫び感涙の最高ぅっ!な大娯楽活劇。
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お早よう(1959年製作の映画)

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おなら遊び、テレビ購入めぐるサイレントストライキ...
高度経済成長期の新興住宅地を舞台にしたコミュニケーションが題材の喜(奇)劇。

失礼だけどこれよく90分の映画にまで創り上げられたなあの驚きと屋
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悪徳(1958年製作の映画)

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佐分利信監督・主演の1958年作品。
朝7時日本映画専門Chでの偶然の出会い。

軍人もしくは諜報機関上がりっぽい冷酷な貸金業社長(元華族の若い妻と幼い娘を愛する良き家庭人)と彼の下で汚れ仕事をする野
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

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‪キン肉マンテリーマンジェロニモロビンマスクアシュラマン悪魔将軍シルバーマン…キン肉マン原案をハリウッド実写映画化したら?な妄想捗る腕白活劇!
ゆでたまご先生× 巻来功士先生(ゴッドサイダー)でもある
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