ジョン・ウー、香港ノワール時代最後の傑作。
頭カラッポにして目の前に広がるド迫力の銃撃戦と爆発を楽しめたら勝ち。
ストーリーはあってないようなもの。『インファナル・アフェア』とかなり似ていると思った>>続きを読む
題名そのまんま、青い春のはなし。
思春期特有の、やり場のない怒りやどうしようもない閉塞感。クソッタレな現実。わけのわからない衝動。そして屋上。青空。夢。死。
ラストのドロップに切なく弾ける。
確か>>続きを読む
バババババキュウーン
ダダダダダダダ
ドーン
最高である。
男が戦争映画に求める全ての要素が詰め込まれていると言っていい。血飛沫飛び交う激しい銃撃戦に、男同士の熱い友情、そ>>続きを読む
ショーン・コネリーの貫禄が全てな映画。
勇ましきテーマソングが結構すき。
グチャグチャドロドロスプラッターなB級SFホラーを期待してた身としては正直微妙だったんだけど、全てを嘲笑うかのような最悪で最高のバッドエンドに免じてこの点数。
あまり深く期待しなければ映画としては普>>続きを読む
どこまでもイカれてて最高の一品。
B級臭のプンプン漂うパッケージに『キラースナイパー』のタイトルと来れば、そりゃあ多くの人はスルーしてしまうだろう(そもそもスナイパーは出てこない)。しかし、それを惜>>続きを読む
少し遅い気もするが、アラン・パーカー監督への追悼の意を込めて観賞。十数年前の映画だが、本作が彼の遺作である。
エンタメと社会派がどちらも高いクオリティで成立していて、2時間超えの長尺ながら全く退屈に>>続きを読む
ヘンテコなCGで襲いかかる化け物なんかよりも育児ノイローゼに狂う黒木華の方が遥かに怖い。ブチギレて家の物を壊しまくった挙げ句それを化け物のせいにするシーンとか震えた。
岡田准一をぶん殴る松たか子が最>>続きを読む
原作が戯曲だからなのか、非常に舞台劇的な作品で興味深かった。主人公の劇作家が住む屋敷の中を舞台に、キャラクター同士の様々な心理戦が展開されていく。シドニー・ルメットはこういう密室劇が得意。
しかし、>>続きを読む
心が震えるほどの衝撃を受けた。
ヤバい映画としてよく騒がれているが、全人類が見るべき教科書的な作品でもあると思う。
ただのプロパガンダには終わらない、それだけ強烈なメッセージがこの映画に込められて>>続きを読む
三池崇史の初期衝動。
ネオンに煌く雑多な夜の新宿で、血と汗に弾ける男たちの狂気。
夜の新宿に生首がゴロリと転がり、鑑識がそれを拾って記念撮影のピース。椎名桔平演じる刑事は部下の股間を平手打ちし、取り>>続きを読む
予告編を見る限りオカルトホラーだと思ってたら、想像以上に様々な要素のごった煮だったから驚いた。猟奇サスペンス、オカルトホラー、ゾンビアクション(!?)、人間ドラマ、コメディなどなど。やっぱり予想の斜め>>続きを読む
面白い。
が、終盤の展開の粗さにはどうしても納得がいかない。
これ見た人は『哀しき獣』も見ようぜ。
二人にとってのオアシス(幻想)が美しいからこそ、冷ややかな現実が余計に残酷に思える。
韓流バイオレンス映画の臨界点。
負け犬の矜持がスパークするラストに泣く。
「こうなると思った。分かっちゃいたけど、しょうがねえ」
ザ・名画として必ず挙げられる作品。
古典なのか若干退屈さは感じたが、ある富豪が最後に遺した「バラのつぼみ」という言葉から、一人の男の人生がミステリー調に紐解かれていく様は結構見応えアリ。
当時革命的>>続きを読む
強烈。
超地味で硬派なサスペンスだが、見終わった後は言葉を失うこと間違いなし。
この上なく核の恐怖を教えてくれる作品だろう。
派手なシーンはなく、全編のほとんどが会議室と司令室のシーンで構成されている>>続きを読む
険悪なムード漂う夫婦が体験する恐怖の一夜。山道で車がエンストしてしまい、仕方なく立ち寄ったモーテルはなんと殺人ビデオの撮影現場だった!という話。
こういったシチュエーションスリラーでポイントとなる物>>続きを読む
とにかく凄まじい描写に圧倒される。
オープニングから暴力で始まり、麻薬、レイプなどがリアリティに満ちたイヤーな感じで展開されていく。タイトル通り凶悪。
ピエール瀧演じる粗暴なヤクザの恐ろしさ。モノホ>>続きを読む
生首から蜘蛛足を生やしためちゃキモ妖怪ヒルコvs.おっさん妖怪ハンター沢田研二の熾烈な戦いの90分。
生首妖怪ヒルコのデザインは『遊星からの物体X』のノリスヘッド和風ver. こいつらがストップモ>>続きを読む