ヘイミッチさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ジャバウォッキー(1971年製作の映画)

4.2

とっても可愛らしいナンセンスな世界
彼の作品の中ではだいぶ見やすい方だと思う

衣装ダンスの向こうや引き出しの中には不思議な世界が待っている。
洋服が踊ったりナイフが体操競技をレース製のテーブルクロス
>>続きを読む

ビリーの風船(1998年製作の映画)

-

ジャンルとしてはブラックコメディなのかな。でも全く持って笑えないよ。

風船が子供を殴る絞める堕とす

大人の目が届かない範囲で。こわいよ。

作画も超絶シンプルで無駄な情報がない。あるのは風船と子供
>>続きを読む

レオナルドの日記(1972年製作の映画)

4.0

ダヴィンチのデッサンがシュヴァンクマイエル流のシュールな展開で動く様は面白いとしか言い様がない。

動くデッサンとそこから連想されるような、されないような映像が交互に映し出される構成はただ単に謎。
>>続きを読む

地下室の怪(1966年製作の映画)

3.7

シュヴァンクマイエル流はじめてのおつ怪
石炭ベッドに石炭菓子という珍道中を経て目的のお店につくも、黒猫の店番がなかなか厄介。

果たして少女は無事家に帰ることは出来たのだろうか

Daydreaming(2016年製作の映画)

3.8

ただただ歩みを進めるトム・ヨークを捉える映像と、幾つもの扉を抜けた先の景色が移ろうシンプルな構成は、人生といったような長尺のスケールを感じさせるにはピッタリ

ラストの雪山で洞窟に潜り込み焚き火の傍で
>>続きを読む

ANIMA(2019年製作の映画)

4.8

なんか泣きそうになる

無機質だけど美しくてだけどなんだか寂しくて、そしてすこし温い。
ミュージカルでもなくMVでもない。ダンスと音楽でドラマを、心象を表現する試み。

PTAとトム・ヨークはずるすぎ
>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

3.6

ビジュアルめっちゃいいな
美男美女しかおらん恐ろしい

荒廃した地球(といっても自然いっぱい)や未来感溢れる建造物や乗り物、服装がSF成分いっぱいで至福です。

ストーリーはもうひとつガツンと来るもの
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.4

相変わらずインポッシブル

イーサンが裏切られすぎてるのに闇堕ちしないせいで逆に疑われるの笑う。

地上と水中と高層ビルにとうとう空中戦が仲間入り。次は何を見せてくれるのかいまからとても楽しみ。
ほん
>>続きを読む

ファウスト(1994年製作の映画)

3.9

シュヴァンクマイエル。

人形劇と戯曲とアニメと実写を組み合わせて見るファウスト。

サントラはなく常に誇張された効果音だけなのよくよく考えるとすごいな。
というかこのセンスを生み出す源であるチェコと
>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

4.0

モキュメンタリーホラーは詳しくないけどこの作品、見せ方がとんでもなく上手いのではないか??

あの記号の見せ方とかまさかの網膜に物理的に訴えかけてきて恐れ入りました。

きちんと怖くて見ちゃいけない感
>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

とっても王道でシンプルなアクションで満足感すごい
どのキャラも魅力的でセリフもテンポも良くてノーストレス

クリエヴァのキャラずるいね~彼にサイコな変人を演じさせたい監督の気持ちの共感度はとんでもなく
>>続きを読む

ボーイ(2010年製作の映画)

4.0

ワイティティ好きだわあ〜

ニュージーランドのことは何も知りませんので田舎の独特な自然とそこで暮らすあまりにも子どもらしい子供たちに眼から鱗を落としながら鑑賞しました。
大人が限りなく少ないその場所は
>>続きを読む

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.5

トプガンのおかげでトムクルにどハマりしなければ観なかっただろう映画
普通に楽しめた

ノリが軽くていつものスタイリッシュなトムでないブッ叩かれまくりなおトムが新鮮でいい。
ミイラのVFXとかもなかなか
>>続きを読む

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.7

ジャックリーチャーの痛そうな戦い方好きだわ
そんでこれはクライムアクションかと思いきやハートウォーミングロードムービーだね???
1より洗練されててアクションも多めでよかったです。

一匹狼だったジャ
>>続きを読む

デスティーノ(2003年製作の映画)

3.4

ダリとディズニーのコラボ作。
まさかこんな作品があったなんて、、ディズニープラス入るまでは知らなかった。
過去に一度頓挫した企画を2000年になって当時のコンセプトアートから構築したもの。
彼のシュー
>>続きを読む

プリーズ・セイ・サムシング(2008年製作の映画)

4.4

ポリゴンのゲームのようなヴィジュアルが可愛い
猫とネズミの一見不釣り合いな夫婦のすれ違いの話

意外にもネズミさんの方が荒れてて猫さんが心労している様子。DV紛いのものもあれば何かの病気を思わせる感情
>>続きを読む

マダム・トゥトリ・プトリ(2007年製作の映画)

4.3

人形アニメにリアルな目だけ合成したシュールなヴィジュアルが魅力の作品。

電車が舞台なことも魅力の一つ。
乗り物は旅立とか心機一転的なテーマを内包すると思うけど、マダムには捨てきれない荷物が多過ぎるよ
>>続きを読む

アウトロー(2012年製作の映画)

3.4

おトム祭り
ちょっとテンポが悪すぎ1時間40分でまとまると思う。
でも、別にいいんだよねトムクルーズだから。
リアルなテイストなのか、爽快アクションなのか定まってないのがおしい。

ジャックが窓の外眺
>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.7

おトム祭り
ヴァンパイアもの大好きなのに何故か見ていなかった本作。
ブラピとトムで超お耽美!キルスティン・ダンストも子役の頃から強い。。
アントニオ・バンデラスも居る。

長寿故の時代に取り残される苦
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

久しぶりに大好きな映画ができました
これは何度でも観れちゃうやつ
トムクルーズにありがとうを伝えたい

トップガン(1986年製作の映画)

3.8

若いトムクルーズが眩しすぎるー!!

新作の存在が本作を、何倍にも美味しくしててすごい。
もうフラットな目で観れなくなってしまった。

ロック・オブ・エイジズ(2012年製作の映画)

3.8

楽しい
おトムがセックスの権化で笑った
gleeで育った身としては青春時代をくすぐられてるような、エネルギッシュで夢に溢れる真っ直ぐな映画だった。

ひねくれた自分が顔を引っ込めるくらいには魅せられて
>>続きを読む

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.6

ワイティティ大好きだけと今回はノリが合わなかった。何故だろうきちんと究明したいところ。予想外にファミリー映画だったからかな。それが本作の魅力でもあるんだけど。

とりあえずヴァルキリーとんでもなくかっ
>>続きを読む

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.8

「パリ、ジュテーム」でトム・ティクヴァに魅せられて彼の作品をチョイス。

フラッシュバック的な独特な映像にテクノを添えて、ひたすらにローラが走る!

タイムループというか輪廻と言うか、リスタートされた
>>続きを読む

パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

3.8

世界中の監督が描くパリでのジュテームをまとめた短編オムニバス。

コーエン兄弟とアルフォンソ・キュアロンとシルヴァン・ショメ目当てで鑑賞。
3人ともそれぞれの魅力溢れる"パリジュテーム"を映していて大
>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.8

すげぇ!パワフルすぎるし面白いしダンス凄いしテンポいいしエンタメが過ぎる!
ファッションも俳優も魅力的すぎて、キラキラな世界…これが黄金期か。
景気良いなぁ

七人の侍(1954年製作の映画)

4.3

ずっと観るタイミングを待ってました本作ですが、とうとう機会が巡ってきましたのでスクリーンを広げて鑑賞。
いや凄いですねさすがまったく古さを感じませんでした。
こういった各キャラが魅力的なチーム物の映画
>>続きを読む

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

4.3

やっぱりコーエン兄弟ツボすぎる。

ヘイリー・スタインフェルドが映画デビュー作ながら名優に負けず劣らず魅力的。

荒くれ者だが正義は貫く酒浸りの保安官と聡明で勇敢なクソガキと言う組み合わせはなかなか皆
>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

ジャケ写からアウトローでいかにもホモソ的な主人公2人組ってイメージを勝手に持ってしまって少し心配でしたが全くそんなことなく、ピュアで心優しい映画でした。

ジャーマン版の最強のふたりといった感じで、ノ
>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

4.0

相変わらずのロイ・アンダーソン
喜怒哀楽がコロコロ変わるのはホモ・サピエンスだけの特権
眠れない夜のお供に。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.2

ザック・スナイダーがなぜこうも崇拝されているのか、その理由がわかった気がした。
3時間近くあるとは言えドラマをワンシーズン見たような満足感が得られてすごい。
オープニングから音楽の使い方からすべてのセ
>>続きを読む

トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

3.7

世界観とキャラ設定が好み。
引くほど表情筋が動き回るなこの時期は。
とってもワクワク王道で今見てもなかなかに楽しめてすごい。

この頃のディズニー作品はあまり見たことないけど興味が湧きました。

西遊記 ヒーロー・イズ・バック(2015年製作の映画)

2.5

最近中国アニメが盛り上がってますね。

今作は2015年頃の中国産3dcgアニメーション。
ストーリー展開や演出が王道すぎで全く新しさは無く、三番煎じのような内容なのはいただけない。楽しむには年を取り
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

面白かった。これまでに無い展開。

ミステリーものらしく豪奢な館が舞台な割に、画面の色調や光が全く美しくない他、演出がダサいのは気になるけど、脚本が秀逸すぎる。

嘘つくとゲロ吐いちゃう設定はチートす
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.6

サム・ライミ映画はスパイダーマンくらいしか見た事ないけど、本作の演出、映像(ワンダ周り)全てが好みすぎて最高に楽しめました。

ワンダビジョンからのこれと考えるとワンダの扱いは酷いもんなんですけど、正
>>続きを読む