ヘイミッチさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)

3.7

あっちぃ
血が映る白スーツでキメて、銃をぶっぱなせばモブ共は自ら弾に当たりに来てくれるから、間違いなくオレらが主人公だよなBFF。ブロマンスが過ぎてヒロインがもはや当て馬なのはよくあること。

ジョン
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天才アカデミー(1985年製作の映画)

3.4

ピチピチギャル期のヴァルキルマーがキャンパスで天才的頭脳を使って青春を謳歌し、ついでに化学兵器を作らされる話

天才ゆえに変人ばかりの学園モノとして楽しめるけど、字幕じゃ伝わらないニュアンスが多かった
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カクテル(1988年製作の映画)

-

若さと美貌と自信が取り柄のヒモ男の話

中身のない人間性とストーリーに最初はトム・クルーズの顔が良いとしか思ってなかったけど、逆に憧れてきた。こんな人生送れるなら送ってみたいよ。

若さと美貌と自信だ
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タップス(1981年製作の映画)

-

士官学校の生活。レインコートとベレー帽と号令と行進と土嚢と若気と機関銃

トム・クルーズとショーン・ペンの大作デビューかな。初期から主要キャラなのすごい。

子供の頃ってほんと学校が全てだから、しかも
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.5

うんジェームズ・ガン

オープニングのアニメがとっても好き。
ペイジさんのはっちゃけ演技がイイ。

漫画のコマから追い出されたようなダサい人間にスポットライトをあてるその作家性。嫌いになれるわけがない
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

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こういった80年代に青春をすごしたおじさんが好むカルト映画をみに劇場に足を運ぶ日が来るとは。

今作をカルト映画たらしめるゴア表現にどれだけ耐えられるのか度胸試し的に見に行ったけど、見終わってみるとビ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

履いてるスニーカーのブランドとシリーズがその人のキャラクターを表す記号になってるのよくよく考えるとすごいな

自分はコンバースとラコステの人間だが、数あるブランドの中からなぜこのスニーカーを選んだのだ
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

3.8

テーマ性がドリワ版ズートピアといった感じ。設定はめっちゃオーシャンズ。

出だしが乗れず心配したけどちゃんと面白かった。特典のオープニング別バージョンみたらそっちの方が良くって、何がどうなって差し替え
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警察と泥棒(2020年製作の映画)

3.8

様々なヴィジュのアニメーションを寄せたフラッシュモンタージュ映像が魅力。

この表現はテーマとの脈絡が無いから視覚的な実験がしたかったのかな、と想像することしかできない。それかNetflixという土壌
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最凶女装計画(2004年製作の映画)

4.0

楽し懐かし
オープニングからもう最高
パッケージから期待した通りのものを与えてくれます
というかこのポスター凄いな。全てが伝わるじやん

ゴールデンラズベリー賞ノミネートしたのか。それも含めておいしい
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人生の意味(2005年製作の映画)

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棒人間という究極の人間の縮図
12分間のアニメで語る人生の意味byドン・ハーツフェルト

気になるのならyoutubeを訪れるといい

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

-

フランス語の落ち着いたナレーションと環境音とモノクロの静止画で構成されたグルーヴィーSF

こういったアンビエント映画で微睡むのが私なりの最高のリフレッシュ法なのでラインナップが増えて嬉しい。

落ち
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スタッツ:人生を好転させるツール(2022年製作の映画)

-

やらなきゃいけない事があるのに気力が無さすぎて絶望的な時期に。
こういったセラピー作品に手を伸ばしてる時点で心理状況が察せられるなと考える客観的な自分もそこにいた。

紹介されるツールはイメージ療法で
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.7

ワクワクがすんごい
マリオに特段の思い入れがあるわけじゃないのにこの気持ちは一体。。

教訓臭くないアニメをつくるイルミネーションと組んでくれて良かった。諦めない精神はみんなゲームで既に学んでいるから
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デンジャラス・バディ(2013年製作の映画)

3.5

ナイフを戻すとこ好き
2010年代って感じ。この頃のコメディって安心する

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.7

うわっびっくりした..面白すぎるなんだこれ、すげぇ

ドルビーシアターで本当の黒デビューした

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

正直さを求める理由
もしやここで言う正直さとは相手に対しての真摯さという意味か。

よく嫌いは無関心よりマシと云うけど、それはつまり嫌いになるほど相手を気にしているからで、罵声や叱咤は裏腹に捨てきれな
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ラバー・ジョニー(2005年製作の映画)

-

肌色の塊、ノイズ、犬、クラップ、奇形、犬、フラッシュ、鳴き声、蛍光灯がcutされinされて纏まったビートになり絶頂。これはMVだと気付く。そんな感じ。
純粋なYouTubeフッテージ作品。ギリセーフな
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.4

芸術や学問などの高尚とされるものに向き合った時に感じてしまう俗物への嫌悪感ってあるよな。今迄なんてくだらない物に時間を費やしていたんだろうという、気付きであり成長であり、ともすれば選民思想的な驕り。>>続きを読む

クラム(1994年製作の映画)

-

うわー天才は変人がちって認識に違わずな人でした。クラム。

カリカチュアライズされた印象的なイラストには、彼の分厚い眼鏡を通して見る世界の歪みがそのまま描き出されてて、なんとも、、見えてる世界が違いす
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

-

見栄えのしない手描きのシンプルなアニメーションではあるけど、幸せな日々と残酷な情景と苦しい心情が目に浮かぶのだから、やはり凄いアニメーションだ。
テーマに対する出力の仕方が美しい。

トップ・シークレット(1984年製作の映画)

4.6

大好き
ナンセンスなギャグ好きには堪らない90分間。つまらない時間は無く数珠繋ぎのネタにニコニコしてれば、もうエンディングだったよ。

ヴァル・キルマー、デビュー作ながら魅力の塊でスゴかった。歌えて踊
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.6

無限の可能性を目の当たりにすると、途端に動けなくなってしまう現代病。

間違った道を選択して手遅れになってから後悔するのが何よりも怖いから。
そもそも無限の事象を前に、この人生に意味はあるのか疑問だけ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

劇場に駆け込んできた
見てよかった楽しめたよ。

氷河期のパラ山
TRPGが原作ということですが、そういったものをプレイした経験が無いので感覚が分からないんです。
けどこのいい意味での行き当たりばった
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

グリーンナイトなのに真っ赤なポスター

人の目は補色を求める
赤だけをみてると脳が補色である緑を補完して、ふと目を離すと緑だけが残る

緑は欲望の赤の残滓だと
これは物語のための冒険だという

ノース
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ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

-

リンクレイター2本目
夢と現実、精神と肉体についての対話。

昼食後に見たから睡魔に襲われながら見てしまって、あまり覚えてないけど、ゆめうつつで見る夢現映像は体験として面白かった。もう一回ちゃんとみる
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.8

レニングラード・カウボーイズとはバンドというより民族。
北欧の少数民族がアメリカに行き最後メキシコに落ち着く異文化交流ドキュメント。
レニングラードなのにフィンランドで、ゴーアメリカなのにメキシコ。訳
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フットルース(1984年製作の映画)

-

人と長時間話し過ぎたあと特有の鬱に効きそうと思い鑑賞

若くてキュートなケビン・ベーコンと、80年代の雰囲気にきちんと元気をもらった

体操とかステップダンスとか色んな要素がぐちゃぐちゃになったストレ
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Exit The Matrix(2021年製作の映画)

-

都心の暮らしに鬱屈としてた眠れない夜にみた記憶。自分のとは何もかも違うロシアの辺境の暮らしを垣間見た。

俗世間から外れた自然の中の暮らしに憧れることがあるけど、これ見ると、自分はどこに居てもきっと別
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Haulout(原題)(2022年製作の映画)

4.3

第95回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞ノミネート作。

Twitterで話題になってたので鑑賞。さすが話題になるだけある内容で衝撃映像が観れた。
フィクションの様な光景が、ノンフィクションであるこ
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ある熊の物語/ベア・ストーリー(2014年製作の映画)

3.8

第88回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
個人的には同年ノミネートしてたドンハーツフェルトの「明日の世界」を推したいところだけど、今作の方が政治問題に切り込んでるのが評価されたのでしょう。
チリ産
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なんて素敵な日(2012年製作の映画)

5.0

ビル3部作ラスト

印刷用紙に鉛筆で描いたような棒人間のビルに、何故こんなにも心を揺さぶられるんだろう。

ここまで絶えず血を繋げてきた祖先達とか、毎日お弁当に手紙を入れてくれた母とか、
髪が長くて覚
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あなたは私の誇り(2008年製作の映画)

5.0

ビルのフラッシュバックメモリーズ

カモメを追って帰らぬ人となった両手がバールの弟も、頭痛に効きづらくなった猫の頭を血統から見直そうとしてた祖母も、列車に轢かれて死んだ母も、病気という折に触れて、ふと
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デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

4.0

面白いシチュエーションアニメ

設定は誰でも思いつくものだとしても、それを最大限に有効活用してるからすごい
とても頭良さそう

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

アントマンラストにして置きに行ったなという印象。

決して面白くない訳ではなく、最近のMCU作品の中では気軽に楽しめるという意味でとても評価出来るが、アントマン1作目やインフィニティサーガでのあの衝撃
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

超久しぶりに自ら邦画に手を伸ばしました。

主人公が現代の東京で暮らす若き男女という余りにも自分と同じシチュエーションである今作では、リアルな日常や会話劇を描いているとの噂だったので、ならば自分とどれ
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