けいおですさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

けいおです

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僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

3.6

話そうと思った言葉が、全く違って出てくる
記憶が点で蓄積されて、前後関係をもたない
次の瞬間に自分が何をするか分からない
「言うことの聞かない体に自分の精神が閉じ込められた状態」が自閉症であることを知
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

旦那を返して欲しい気持ちが、既に届かない事も知っているのにも拘らずそう願ってしまう妻

リリーを受け入れることはゲルダにとって本当に辛い話だけど、個人のアイデンティティはそれ以上に重いことを実感した

モリー先生との火曜日(1999年製作の映画)

3.5

愛がすべてみたいな話
なんかなぁ…そこまで刺さらなんだ
曖昧な抽象表現で固めた綺麗事に聞こえた

波の話はよかった

ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

3.5

ビルの徹底した超現場主義に敬服

社交界での人脈を足がかりに、NYで成り上がろうとする野心家達
ビルのストリートファッションコラムは一般人の彼らを有名にする力さえ持っている
欲の絡んだ世界だと思うけど
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.5

前作に比べてレクターが伸び伸びしてる
これじゃただのサイコキラーじゃんか…
続きはもう見なくても良いかな

ゲイリーオールドマン出てるのエンドロールで気付いた
配役見たら、そら気付かんわな…って

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.6

全体に漂う悲壮感が堪らん
言葉を話さず基本仏頂面の主人公の微笑みがめちゃくちゃかっこいい

ラストも良かった
感情を表に出す人ではなかったけど、幸せな人生だったんじゃないでしょうか

大逆転(1983年製作の映画)

3.5

エディマーフィーのマジ顔かっこええな
ご都合主義やけどまぁたまにはこんなんもいいじ「ない

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.3

カツェ盗まれるし、ツァークつけなあかんし、
主人公は流石にクーだわ。

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.5

14歳尊すぎるだろ
全力だった当時、絶対気付けなかった中坊ならではの刹那的な美しさにやられた

走って恋して勉強して葛藤して
そして自分を考える
そんな時代を無自覚に駆け抜ける35人が眩しくて仕方ない
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

責任に耐えかねて涙しながら別れを切り出す彼氏も、普通を娘に押し付ける両親も、みんな勝手だ

誰にも受け入れられなかったひかりが、唯一の救いだった朝人にも会えないと知った時の涙に、胸が締め付けられた
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.1

二回目見てもおもんなかった
時間かけて何見せられてんだって気持ち

やっぱ邦画恋愛モノは向かん
世間のあるあるネタを誇張したもん見せて共感誘ってんだ

観る人たちの経験の範疇で物語転がしただけの映画だ
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.9

真実の行方とか情婦を思い出す内容だった
話の展開すごく良い
マシューマコノヒーが渋すぎて

弁護士の作戦勝ち
頭と容量がいい人間はほんとカッコ良いなぁ

ラウンダーズ(1998年製作の映画)

3.5

地下ポーカーのプレイヤーの話
勝負師渋すぎるなぁ

テンプル・グランディン~自閉症とともに(2010年製作の映画)

4.0

仕事でへこたれそうな時もう一度見る

人を動かせる人は、説得力ある情報の収集だけではなくて、粘り強く取り組む姿勢と何としてでも実現しようって気持ちに溢れてる人なんだなって

自分の考えに賛同し、協力し
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

3.9

仕入れから提供までの一切が澄んでる
すべてがその道のプロの仕事

寿司に三万はさすがに…って思ってたけど、
味も何も分からんでも、そういう領域に触れるっていう行為自体に意味を感じてしまうような映画だっ
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.4

コイン、糸電話、手から人柄がわかるおじいちゃん、鯉に餌をやらないでくださいの看板……
印象的なシーンつくるために色んなそれっぽいアイテム詰め込んだ感じがすごく伝わってしまった
エビフライハンバーグチャ
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ノーマ、世界を変える料理(2015年製作の映画)

3.3

ゼロから国の食文化を作り出すって時点で僕の想像する料理の域を超えてる
盛り付け、味付けなんかで評価できるほど単純な話じゃないんだろうな

世間に媚びない料理研究を重ねるスタイルを貫く一方で、店の経営や
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ヒート(1995年製作の映画)

3.5

美容室のお兄さんに勧められて

アルパチーノとロバートデニーロはいつでも渋い
男の孤独感ビンビンな映画
ただやっぱりアクション
期待してたメッセージ性についてはヨワヨワのヨワでした。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

若い女子の刹那的輝きを表現するためのおじさんの死…笑
エンドロールの踵落としと音楽最高に気持ちええな笑笑

うちらのこと、誰にも止められないってばよって感じの卍な映画

最初のエピソードの古いフィルム
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.0

死を目前に意識する生
リチャードの言葉を生徒の1人になって聞き入ってしまう
周囲に対して気丈に振る舞うとこも、ラストの別れも、男の悲哀が溢れてて堪らんかった

「98%の凡庸に屈するな」
限られた時間
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.9

ポップで可愛らしい映画だ
重い背景なのに映画を通して愛情しか感じん
あったかい気持ちなる

アルカディア(2017年製作の映画)

3.2

静かで眠気が凄いことなった
話はよくわからなかった
カルトホラーかと思いきやSFチックな映画だった

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.7

変態的な設定
面白かった

子供の意識に閉じ込められる云々のルールは、ラストのために用意されたような後付け感がある

ショーンペンのカメオでドキッとした

アス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

うぉぉぉぉ
ゲットアウトよりもカルト色強くなってる!
話の展開も超面白い

ラストの入れ替わりシーン無くても首絞めのシーンから伝わる主人公の猟奇的な姿
次男もそれをロッカーから感じてたんだろな
主人公
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一人っ子の国(2019年製作の映画)

3.8

えぐ
国の為に個人の自由を平気で奪う国
一人当たりの所得を増やす為に子供を減らそうっていう発想湧くこと自体が狂ってる
普通なら分母減らすんじゃなくて分子増やすために何ができるかって考えるんだよなぁ…
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

違和感の辻褄合う
思ってたほど不気味さもなかったけど面白かった
運輸保安警察の友達が一番好き

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.8

才能は天分
真面目だから努力家だからで与えられるわけでないから、時間をかけて上り詰めた人には飄々と創作をこなす人が妬ましいんだろう
モーツァルトの突出した才能を前に、サリエリが彼に対して抱く矛盾が痛々
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.8

ご都合主義だけどサイコー

マイケルジェイフォックス良い
お隣さんのセックスに合わせて指揮取るのめっちゃ笑った

奇跡の海(1996年製作の映画)

3.9

救いようのない状況・結末だからこそ、歪でありながら真っ直ぐな主人公の愛情が光る
彼女ほどの敬虔な人間を、売春婦と揶揄して爪弾きにする教会の信仰って何

ダンサーインザダークでも食らった、デカすぎる幸せ
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陽のあたる教室(1995年製作の映画)

3.6

初めは投げ出したくなるような問題も、しっかり向き合えば糸口掴めるはず
相手の立場でモノを考えたり、伝え方を変えたりすることの大切さを改めて感じた

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.7

人の本質見抜けん僕みたいな奴は、どんな相手でもある程度しぶとく関わる必要があるな…
頑固者をぴしゃりと正せる妻と、その雰囲気を持ったお隣さんが凄く素敵だった

妻との生活やデートがいちいちグッときた
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.6

各地のタクシーを舞台にした短編集のような


渋い映画の雰囲気味わうのにはいいかも
NYの2人が好きだった