さーすぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

空白(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ただただしんどくて辛かった。もう二度と観たくない映画。
父からの抑圧によるストレスで万引きしようとした(私の解釈)娘も被害者。でも事実としては万引犯という加害者。
万引きしようとしたその娘を捕まえよう
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.8

クラシック映画へのリスペクトが感じられたし、色彩が豊かで観ていて飽きなかった。キャラクターもそれぞれ立っていてよかった。ストーリーは宇山色全開で素敵だった。笑いあり涙ありの良い作品だった。

ギャングスターズ 明日へのタッチダウン(2006年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

初めは少年院の不良たちがアメフトを通して更生するというありがちな青春映画だと思った。しかしそれだけではなく、コーチの母がもう長くないと言う時にメンバー全員でメッセージやお花を送ったり(実話らしい)、ウ>>続きを読む

フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.9

お互い似たような家庭環境で育ったり、辛い経験をしたりしていても、人種が違うからという理由だけで敬遠、差別する。正直日本という単一民族国家で暮らしている自分はそれを身に染みて感じたことはない。
この映画
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

勉強して立派な職業に就くのが美徳とされる社会の問題を如実に反映してる映画だと思った。子供の自主性が大人に抑圧されてることは家庭でも学校でもどこにでもある。作中でもキーティングが言ってたけど、抑圧すべき>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ良かった!
遺伝子がテーマとなっている映画だが、私はこの映画で最も伝えたかったことは人間性だと感じた。
最高の遺伝子を持つと言われたジェロームが水泳の大会で2位だということに絶望して、自殺未遂
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.3

正直これまで観た映画の中でなぜ映画館まで観に行ったのか謎な映画ランキング1位だけど、くだらなさすぎて笑えるし、たまには頭を空っぽにしてこんな映画を観るのもいい。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

フレンチ・ディスパッチを前に観たけど、ストーリーとしてはこちらの方がわかりやすかった。
価値のある絵を初めとして繰り広げられるストーリーだったけど、映画の中で度々登場するシンメトリーな建物の構造や淡い
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

これぞ映画!何度観ても本当にいい!
この映画の特に良いと感じるところは以下の2点だ。
まず、修道女たちとデロリスがお互いを尊重しているところだ。修道院に来たばかりのデロリスは修道院の堅苦しいルールや伝
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.2

キャストはめちゃめちゃ豪華だったけど、ギャグが滑ってる感じが終始あった。

セブン(1995年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

いい意味でThe映画って感じの映画だった。
7つの大罪になぞらえた殺人は皮肉にもあの人のせいで完成してしまった。
配役が完璧すぎだと思った。
消化できない血みどろみたいなものが心にずっとつっかえるよう
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1950年代の外国でもやっぱり外見至上主義ってあったんだなあと思った。自分の父親ほどの年齢の人を好きになることは自分にとっては考えられないから、新鮮で面白かった。サブリナの周囲の人(平民たち)が皆で一>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.5

登場人物が皆温かくて素敵だ。
身寄りもなく寂しい思いをして育ちながらも、試合の後のゴミを1人片付けている主人公や、それをちゃんと見ているパパ。私はこう思うけどあなたはどうしたい?と本人の意見を尊重しつ
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.1

映画音響というニッチな世界に焦点を当てながらも、人生の教訓が詰まった映画だと感じた。仕事をするのは楽しく生きるためだとか、1人1人がこつこつ自分のすべきことをし、それが全員分集結した結果、映画の命とも>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.4

オァ〜めちゃめちゃ良かった!
続編とは知らなくて、こっち先に観ちゃったんだけど、前作と本作で1つのストーリーなんだろうなとわかった。ワンワン飼ったことないんだけど、辛い時も嬉しい時も共有できるワンワン
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.3

🍍🦉🐛🍍🦉🐛🍍🦉🐛🍍🦉🐛🍍🦉🐛🍍🦉🐛
私基本的に友達や家族におすすめされた作品しか観ないのだけど、なぜかこの映画はサムネに心惹かれて鑑賞した。
登場人物が皆良い人。これに尽きる。10代のフレッシュさや
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少年の君(2019年製作の映画)

4.5

ずっっと観たかった少年の君、やっと観ることができた!
いじめるやつって本当1人じゃ何もできないよね。めっちゃムカついた!でも、いじめを正当化するわけでは全くないけど、1000万人弱が一斉に受験する中で
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.3

たまたまイヤホン着けて観たけど、大正解だった。主人公の聴力の低下を疑似体験できた。
もし自分がいきなり目が見えなくなったらどうしよう?大好きな映画やバラエティが音声でしか味わえなくなる。漫画が一切見ら
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幸せのちから(2006年製作の映画)

3.7

ゴールデンゲートブリッジを臨むサンフランシスコの街並みから始まるのがすごく良かった。
自分達視聴者は主人公が町中を走り回ってセールスしてるのわかってるから頑張れって応援できる。しかし、奥さんからしたら
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

テーマ曲聴いたことない人類はいないのではないだろうか、という不朽の名作をやっと観られた。語彙力なくなるくらいマジでやばかった。これが1960年代の映画!?マジでやばい。だってガガーリンが宇宙行ったの1>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

空気感が良いね。また、それぞれのキャラが立ちまくっててよかった。
主人公→兄からの抑圧と母からの過保護から逃避したい、自分の殻を破りたい
兄→孤独
母→ヤンチャをした過去を持ちながらも子育てに奔走して
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.9

すっっごく後味悪い映画だった。
ピザ屋に黒人の写真が貼ってないから差別だ!とキレ散らかす黒人の若者、轟音で音楽流したまま来店する黒人の若者。そりゃピザ屋のイタリア系おっちゃんも堪忍袋の緒が切れるでしょ
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アバター観たことなかったから、今回映画館で4DXで大迫力の映像を観られて良かった!本当に3時間があっという間だった。

ストーリーは、名前忘れたけど浮遊する鉱物を莫大な富のために狙う人間(エイリアン)
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.4

観るのすっごく疲れた。生きることは自分を守ることではなくて破壊すること。
本作では殴り合いや薬品による痛みに対する快感を生として扱っていた。自分はこれまでの人生でギャンブルや飲酒、タバコや薬物、自傷な
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レインメーカー(1997年製作の映画)

4.1

シンプルな法廷もので面白かった。この映画では主人公は2つの異なる案件に取り組んでおり、ストーリーが中弛みすることなく進んでいてよかった。何度も一線を越えていくうちに永遠に線がなくなってしまうという言葉>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

20分でこの密度はすごい。一言で言えば社会風刺の映画だった。人間視点のカメラワークがとても臨場感を出してて良かった。面白かった。

真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的にサスペンスじゃなくてサイコホラーだったわ…ハラハラして面白かった!
アーロン役の方の演技力半端なかった。
主人公と検事の元恋人設定は別に要らなかった気もした。

2023年1月追記:↑はエドワ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.8

Adoちゃんの高音質ライブを1200円で観られたという気持ちで大満足だった。
ストーリーも面白かった。色々なキャラクターの共闘や能力の開放などのアツい要素はあったものの、ウタに焦点を当てすぎて、他のキ
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.8

船で生まれ、船で生きた男の物語だった。私たちのように陸で暮らし、様々な美しいものに簡単に出会えてしまう人からすれば、頑なに船を降りようとしない、狭い世界で生きている彼に共感というものはできないだろう。>>続きを読む

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.6

夢を持ち続けて、どんな状況にあっても積極的に行動する主人公や、同じ夢を持ってくれる友人、応援してくれる先生や地元の人々、家族。とてもあたたかく素敵な映画だった。

殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

3.2

どの登場人物にもあまり共感できなかった…
俳優たちが豪華だったし演技も流石だと思った。ストーリーはなんそれ!って感じ。実話なのが驚き。

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「人は皆死ぬ。医者の務めは健康を高めること、死を遅らすのではなく質の高い生を与えることだ。」
この映画の中で最も心に残った台詞だ。

規律から外れても自らが正しいと思うことを貫き通そうとする人はしばし
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.7

主人公のラップがやたらうまいからプロが監修してるのかなと思ったら、エミネム自身が演じてて合点がいった(エミネムは名前しか知らなかった)。
この映画を観て強く感じたことは、誰しも必死に生きてるんだという
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

4.3

シンプルで王道なストーリーなのだけど、心にストレートに沁みた。
この映画は2005年のものだから現在どうなのかはわからないが、黒人が多く暮らす街では大学進学率も低く、犯罪率は高いことが分かった。目の前
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

聾者である主人公の家族が漁の仕事など生活の様々な場面で主人公に依存してしまっているのも、主人公が歌を学びたくて遠くの大学に行きたいと考えるのも、聾が危ないから仕事を中断させた監視員?の人も誰も悪くない>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

4DXで観た!めちゃ迫力あってよかった。

まだ観てない人は前作を見返すことを強く推奨する。なぜなら前作と話が繋がっており、何故この2人がこんなことしてるんだっけ、このキャラ誰だっけとなってしまうから
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