《無意識に心を揺らすもの》
『はじまりのうた』は僕が音楽映画にハマったきっかけの作品。劇中の素晴らしい音楽の数々は、まさに僕が音楽映画好きになる「はじまり」のうた。平凡な風景を意味あるものに変える、>>続きを読む
年末年始SF名作巡り 5本目
単純に面白くなかった(笑)
Next→遊星からの物体X(1982)
この作品を今年の最後にするのは嫌なので大好きな映画を見て締めよう。。
《クローンを見ている私は存在するのか》
年末年始SF名作巡り、4本目!
世界観には惹かれない。
ストーリーも単純だなぁ。
"レプリ"のような奇抜なキャラクターもあまり好きじゃないなぁ。
と終始感じて>>続きを読む
『聖杯たちの騎士』で今年の映画館は最後だと思ってたけど思いがけず見に行くことに、。
原作は既読。読んだ時はめちゃくちゃ泣いた。とにかく切ない。
映画化もかなり良かった!前半は福士蒼汰の髪と同じく少>>続きを読む
《現実からの逃走》
年末年始SF名作巡り、2本目。
「若気の至りだった」とスピルバーグ本人が後に語るように、今作では子供っぽさや若さゆえの社会への反発、現実逃避が描かれるが、宇宙人という救い(神のよ>>続きを読む
ホームレス3人組と彼らが拾った赤ちゃんが織りなす、クリスマスから元旦までのロードムービー的人間ドラマ。3人の外れ者、ギンちゃん、ハナちゃん、ミユキのキャラが良くできてて面白かったー。奇跡の連続でかなり>>続きを読む
《猿は人類の退化か進化か》
『2001年宇宙の旅』を先日見てSF映画の良さを再認識したので、まだ見てなかったSFの名作を年末年始で見ていこうという試み。まず1本目は、『2001年〜』と同じ年に公開さ>>続きを読む
テレンスマリック初挑戦だとこんなもんでしょう。ルベツキの撮る映像を楽しみに行って、もちろん幻想的で綺麗だったんだけど(哲学的なセリフたちもそうなんだけど)1つ1つが軽い。インパクトのある言葉や映像は2>>続きを読む
『素晴らしき哉、人生!』に出てた人やん!と最初テンションあがり、他はあんまり盛り上がることもなく、狂った主人公にはほとほと呆れ、でも最後は面白かった。と思った映画。黒澤清とかいろんな監督が影響受けてそ>>続きを読む
《そこは俺たちの居場所》
ダークナイト以外でヒースレジャーを見たことなかったけど、なんて渋い声なんだ。物語終盤である人物が死んで悲しいのだけど、それよりもヒースレジャーがもうこの世にいないということ>>続きを読む
《人類の夜明け》
凄かった。本当に凄いとしか言いようがない。よく分からないけどとにかく面白い。もはやこの映画を見終わった後の自分の感情すら分からない(笑)。素晴らしい映像体験。
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キュー>>続きを読む
1970年ごろが舞台。モラトリアムではなく単なる思春期こじらせ映画かと思っていたら、前半で匂わせていた秘密が明るみにでる驚きの展開。結局はあれかな、たくさんの事を経験して大人になりました、ということか>>続きを読む
紛争により引き裂かれる2つの魂。全てを許し、壁を壊すのは純情なる愛だった。「憎しみ」と「愛」。愛の陣営が勝てば、世界は救われる。
お腹にメスを入れられる無抵抗なニコラのように、されるがままに導かれるがままに映像の世界へと誘われていく。それはまさに夢の中にいる感覚。怖い夢を見て飛び起きた記憶、涙を流しながら、もしくわ鼻血をたらしな>>続きを読む
《社会に抗いまた従い、彼女らは生きる》
おおきに。すんまへん。おたのもうします。『舞妓はレディ』で舞妓必須三単語として紹介された言葉。今作は、そんな綺麗な京言葉や舞妓はんに酔うも良し、舞妓はんを待ち>>続きを読む
《狂気 暴力 衝動》
これは『タクシードライバー』みたいだなと序盤、男が1人で歩いてる後ろ姿を見ただけで直感的にそう思った。どこからともなく溢れ出る衝動。男は暴力を振るい続けるが、その背景は一向に明>>続きを読む
なんでこんなに鳥肌立つんやろ
面白すぎる!!
フォースは我と共に
我はフォースと共に!
《この世界の中心で彼は戦う》
吉田修一の小説は、分からないと言って逃げて仕舞えばそれで終われるのだけど、考えれば考えるほど自分の喉元にナイフを突きつけられてるような感覚に陥らせてきてめちゃくちゃ怖い>>続きを読む
ロックでホラーでミュージカル。
宇宙人が地球に来て地球人の奇妙さを(今作ではトランスセクシャルについて)説く姿は、最近だと『pk』を思い出させるが、外からの視点で問題点を突くというのは面白い。『時計じ>>続きを読む
《男たちへの復讐》
今作は、過激なフェミニズム映画で、男性が支配する社会へのアンチテーゼが込められている。女性に殺される男性は、さながらアメリカンニューシネマのような不能さや脆弱さを示し、その姿は現>>続きを読む
ギャングかっくいいー!とはならない映画。殺し、クスリ、オンナなど触れてはいけない禁忌に触れたものたちの現実が映し出されていて、爽快だけど怖い。スコセッシの同じく破綻系爽快ムービー『ウルフオブ〜』の方が>>続きを読む
《あれから9年後…》
劇中で主人公たちが語るように『ビフォアサンライズ』は美化されまくったファンタジーだった。それほどに何もかもが美しく、会話劇も秀逸で神秘的な映画だった。そして今作。9年の時を経て>>続きを読む
1930年代のロサンゼルスを舞台に、運命に踊らされる人々の姿を描いたサスペンスドラマ。
中々に難解で、しかし重厚なサスペンス。登場人物も多いし、話の展開も複雑だったので前半は完全に置いてけぼり。それで>>続きを読む
《ロックは人生の必須科目!》
クラス全員で授業サボってロック!
よくある学園モノにロックを織り交ぜた感じ。練習を重ねて大会に挑む姿は『スウィングガールズ』にも似てて、実際公開時期もほとんど変わらな>>続きを読む
「もう食べちゃダメよ、ショートケーキ」
「当たり前よ、あんな高いもの」
紀子三部作と呼ばれる小津安二郎の中期の作品群を超特急で視聴しました。
1作目の『晩春』と今作をうまくまとめたのが3作目の『東京>>続きを読む
お葬式をするだけの映画。しかしコミカルで、少し笑える。勉強にもなった(?)
コメディって言うからあの緊迫感特有の笑いがあるのかと思ったけどあまり無くて、少し物足りなかったのが正直なところ。
笠智衆>>続きを読む
《小さな世界から大きな世界へ》
完全にキャストに釣られて見に行った。あとは身近な京都が舞台だったので。公式サイトより、«「美しい京都の自然を遺し守り、後世にいかに引き継ぐのか」という川端康成が生涯か>>続きを読む
《父と娘を分かつ時》
紀子三部作の一作目とされる作品。先に3作目の『東京物語』を見たが、今作はそれよりも紀子(原節子)が躍動してて色々な表情を見せてくれて面白かった。
妻を亡くした周吉は娘・紀子>>続きを読む
《神聖なるワンナイトラブ》
これは久しぶりに#会話劇に震えるっ‼︎ に登録。全てのシーンが美しく面白い。生まれ変わったらアメリカ人のイケメンになりたーーい!そしてフランス人の女の子にばったり出会いた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「お前がやったことは悪いことじゃない」
内容的にも絵力的にもめっちゃ薄く感じた。
原作は未読だけど、壁の写真を外すシーンは映像化する意味があったんじゃないかな。それだけ良かった。他は文学的な表現がう>>続きを読む
《親ばなれ 夫ばなれ 子ばなれ》
小津作品デビュー飾りました!大学の授業で見たので思いがけずといった感じだったけど、これぞ名作と呼ぶべき愛される作品だということを感じることができた。
尾道に住む>>続きを読む
《家族はゲームか否か》
ドラマ版は未見。原作の小説ともドラマ版とも内容がいくらか変わっているっぽい。ヒューマンドラマではなくコメディのジャンルに数えられる今作は、家族を舞台にした社会風刺的喜劇か。>>続きを読む
《モヒカンは全てを洗い流す雨のように…》
スコセッシ×デニーロのタッグが有名だが、13歳と若かりしジョディ・フォスターとロブルッチ(ワンピース)の元ネタになったハーヴェイ・カイテルが出演してることが>>続きを読む
《このシリーズ期待できる!!》
いやぁ良かった。期待以上でも以下でもなく冷静に楽しめるくらいの面白さだった(笑)舞台がニューヨークになったことにより単純にハリーポッターの世界は広がり、私たちが想像す>>続きを読む
キューブリック④
キューブリックって変態だね(いまさら)。
今のところキューブリックの映画には良い男が出てこないね〜(笑)。
みんな転落していく。それが狙ってのことなのかはさておき、今作も150分>>続きを読む
《傑作ラブコメここにあり!》
増村保造監督、及び若尾文子さん、お初です。すごく面白かった。白黒や言葉の分かりづらさが原因で小津安二郎や黒澤明の映画には中々手が出せないでいるのだが、やっぱり巨匠と呼ば>>続きを読む