koheiさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.2

悪くない、戦場の緊迫感とかダークナイトのバットマンみたいな主人公は凄まじいが、『野火』を見た後にはまともに他の戦争映画は見れない。。イーストウッド×戦争の割にはあまり響くものがなかった。
"アメリカン
>>続きを読む

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

4.3

こうゆうの好き。好きだ。もう好きとしか言いようがない。こうゆうの好き。

大学を休学してハワイにあるホノカアという町で暮らすことにした青年が、その町の人々と言葉を交わし、美味しいごはんを食べ、のんびり
>>続きを読む

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

4.4

好きだけど観てて苦しい映画に出会った。これほどまでに涙腺を刺激し、心を震わせ、まだ見ぬ国際問題に恐怖を感じた映画はない。

ジョン・ル・カレ原作。あの大好きな『裏切りのサーカス』と同じ。
『ナイロビの
>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.2

『君の名は。』がものすごーーく評判良いので見なければと思って、予習として新海誠作品初鑑賞。huluで46分で観れるサクッと加減はたまらん(●´ω`●)

雨の日は1限サボっちゃう系ボーイと雨の日は会社
>>続きを読む

図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

2.8

三木ワールド全開と言われる今作は、シュールな小ネタが散りばめられたアドベンチャーコメディ。
笑いのツボがビックリするくらい合わなかったから、全然笑えなかったけどキャストは結構好き。

マンハッタンの二人の男(1958年製作の映画)

3.7

ゲオの新作棚でひと際目を引いた今作をジャケ買いならぬジャケ借り。まさかの1958年の映画で、初ジャン=ピエール・メルヴィル。
フランス映画ではあるが、ニューヨークを舞台とし、2人の男がスクープ
>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

4.4

この感情を表す言葉が見当たらない。「吐きそう」くらいが最適かも。戦争は怖い、そう思って生きてきたけど、現実は怖いなんてもんじゃない。ホラー映画を見てるんだと思えば幾分か気楽に見れたかもしれないが、>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.1

キャットウーマンがいい。
ラストはすごいトリハダ。
長い。
以上。

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.2

書き直し。

勇気を持って言うと、この映画はつまらなかった。かなり評価されてる映画だから、152分間真剣に見た。しかし、興奮するシーンはほぼ無かったと言ってもいいくらいに僕にとっては面白みに欠ける
>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

好きか嫌いかといえば嫌いだけど、面白いか面白くないかで言うと、、面白い、、(?)

グロ注意のレベルを超えた圧倒的なグロさとエロさのマッチング。血が苦手な僕も頑張って見たけど正直しんどかったです。。て
>>続きを読む

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

3.0

いまや一般常識となった「バルス」の意味を知れてよかった。笑
監督は愛以上の心の通じ合いを描くのがうまい。

スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.4

豪華な俳優が出てるとそれだけで楽しいー(●´ω`●)
特にビリー・クラダップとダスティン・ホフマンが出てきた時はテンション上がったなぁ。

邦画の『それでも僕はやってない』を見てから今作を見ると間違い
>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.6

実にノーランらしいバットマン映画。インソムニアだけ未見だが、今作以降、(メメントのように)直接的にミステリーを描くことはなくなり、壮大な物語の中にミステリー要素も落とし込めていくのがノーランの手法と>>続きを読む

かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.4

「分からない」が募る映画。
北朝鮮という1つの国の歴史的経緯を知らないことに嫌悪感を抱く結果となる。北朝鮮がかつて「地上の楽園」と呼ばれていたこと、資本主義がもたらす競争社会を批判し、計画的に富を分配
>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.6

グザヴィエドランが天才だと言われる所以を確認した。
サイコスリラー風に展開する今作で描かれるのは、ドラン映画に共通する「相違」や「不寛容」と、「孤独」や「愛」である。正直、ゲイに共感できない時点で同性
>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.9

《完璧なミステリードラマ》

「怖い」
それがこの映画を観る上で終始感じていた事。
物語の展開が怖すぎる。
観るものを疑心暗鬼に陥らせる撮影・編集・音楽の妙が怖すぎる。
役者の表情の巧さが怖すぎる。
>>続きを読む

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.0

あんまり好きじゃないのになんとなく見てしまった中島哲也監督作品。なんとなくではあるけれど、惹きつける何かはあると思う。

53歳で亡くなった松子の、激動と悲哀に満ちた一生を振り返っていく物語。ラブスト
>>続きを読む

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.3

ティムバのバッメン第2弾。
コウモリ男vsペンギン男vs猫娘。(動物ばっかやないか笑)

前作と比べてティムバートン色が強く見受けられたし、個々のキャラもしっかりしてて良かった。
冒頭のシーンからハラ
>>続きを読む

岳 -ガク-(2010年製作の映画)

3.2

「8月11日は山の日」ってことでね、見ました。

海猿系の遭難救出映画だったんですね。こういうのは話が薄っぺらく見えてしまってあんまり好きじゃない。同じ東宝作品、ディザスター系として『シンゴジラ』との
>>続きを読む

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

3.3

初めての北野作品。
大人の世界に足を踏み入れた若者達の成功と挫折を描く青春群像劇。理不尽な大人に潰される若者の姿はとてもリアルで、大人の階段を上りつつある自分にとっても感じるものがあった。

最後のシ
>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.6

お店にクレームを言う嫌なやつ達を描く映画ではなく、離婚したクレイマー夫妻が子供の親権を巡って裁判で争うお話。
受賞タイトルの欄を見ただけで名作だということが窺える。

妻が夫に愛想を尽かして家を出て行
>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

4.7

「飯テロ」「日常会話劇」「ゆるふわコメディ」の3拍子(?)揃った、まさに俺得な映画。

「飯テロ」のある映画に嫌な気はしないよな、という事に気付いた。音楽映画も好きだけど、その「音楽」にも似てて、食事
>>続きを読む

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.0

題名どうり、善いやつと悪いやつと卑劣な野郎がお金を取り合うお話。この3人の男たちがとにかくカックイイ。。

卑劣漢の悪ガキ感が結構可愛くてツボ。結局イーストウッドが反則級の渋さなんだよね、、。

ラス
>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

3.1

ティムバートン版ばっめん。
これぞアメコミ映画というような恋愛あり、典型的な悪者ありの見やすいストーリー展開。

『バードマン』を見たらこちらのバットマンでマイケル・キートンを観ずにはいられない。若い
>>続きを読む

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

4.2

冤罪をテーマとした法廷ドラマ。
前半30分でしんどすぎて見るのやめようかと思った。辛いし、むかつくし、とにかく胸糞悪くて嫌になっちゃう。警察とか検察とかの行動、「これは誇張しすぎだろww」とか思ったけ
>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

2.9

視聴後「意味わからん!!」って叫んだ。

視聴者に判断を委ねる系のラストは好きなんだけど、この物語のラストでそれ持ってくるかぁ(笑)と思って困惑しちゃった。

家族ドラマという括りで分かりやすい結論の
>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

胸の奥の方がゾクゾクする。こんな面白かったんだこの映画。2年前に見た時と大分印象が違う。あの時は何も考えずに映画を見てたんだなと思ってバカな自分に後悔。一方で何も考えず生きてるって幸せだな、ってそ>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

今でも感じる、ゴジラがいきなり目の前に現れるんじゃないかと。それがゴジラという形ではなくても、天災や人災という形で現れるんじゃいかという恐怖心を煽られる。それほどにリアルで、メッセージを伝えようとする>>続きを読む

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.9

菅野美穂の声に癒されるだけの映画か、、、と思ったらラストの衝撃展開。。

3/4くらいまで見進めた時点では駄作やと感じるのに、そこからの傑作へと持っていく巻き返し力。毎回こんなんやけど吉田大八監督のこ
>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

-

見たの忘れてた。
大学の授業で。完全にウトウト状態で見たから内容が頭に入ってこなかった。もう一度見たいけどとりあえず記録。

アングル、望遠レンズの使われ方だけ理解できた。
映像がきれいなんだよなぁ。

タイピスト!(2012年製作の映画)

4.1

テンポ良し、笑いあり、涙あり、王道のスポ根要素あり、可愛げあり、オシャレな洋服・雰囲気あり、愛の力ありし物語。

良かったとこ並べてみたけど、悪いとこはほぼ無かった。(強いて言えば最後のひと場面だけ気
>>続きを読む

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

4.2

いろんな才能が爆発しちゃってるよこれ。あっぱれ。

クレイジーな家族の恐ろしくも素っ頓狂なお話。フィルマークスやってなかったら見てなかったなぁ。高評価なレビューを見てたから期待してた。結果、胸糞悪いシ
>>続きを読む

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.7

「私が異常なのか、世界が異常なのか」

若かりしウィノナライダー目当てで見たけど、ベリーショートな髪とちょっとだけ歳取っちゃっててそんなに可愛くなかった笑。
演技もパッとしないんよなぁこれが。と言うよ
>>続きを読む

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.7

是枝監督初期の作品。

おなじみのドキュメンタリー風な映像と普通の演技を半々に織り交ぜたような不思議な映画。戦争体験とか「生きる」意味なんかをこういった新しい形でも伝えられるというのがすごい。

今と
>>続きを読む