カフェポタリストさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

カフェポタリスト

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僕らの千年と君が死ぬまでの30日間(2023年製作の映画)

3.0

不老不死どころか、歳さえとらない存在とは?
死ねない苦しみ。もはや生は罰ゲーム。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.5

「消えた女」から「消えない男」へ。
家賃滞納してる食えない女監督が1500万円の夢を見る映画かと思ったら、家族の話だった 笑
家族って鬱陶しいけど、いないと困るんだな。
ハグはお互いの存在確認。

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.5

かまって女子の自己愛が昂じて・・・盗品アーティストの彼氏と付き合ってる時点でアウトだが。
入場時にロシア語のステッカーを貰ったので何かと思ったら、劇中出てくるロシアの抗精神薬のものでした。
ちょっと同
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北国の帝王(1973年製作の映画)

3.5

ロバート・アルドリッチといえば男の映画。
女性が主人公の作品もあるので、正確には、個と個のぶつかり合いの映画、というべきだが。
ここでもホーボーのリー・マーヴィンと機関士の
アーネスト・ボーグナインが
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ブリット(1968年製作の映画)

4.0

せっかく35ミリフィルムでやってくれるので、
ン十年ぶりの鑑賞。スティーブ・マックイーンをスクリーンで見るのも本当に久しぶり。渋カッコいい! 台詞を極力少なくして、映像と編集で語らせる、ピーター・イェ
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朗かに歩め(1930年製作の映画)

3.5

小津安二郎監督の無声映画「朗かに歩め」を
神崎えりさんのピアノ伴奏で鑑賞。
ギャングものというより、街のチンピラと堅気の娘の恋愛もの。この頃の鎌倉の大仏付近はまだ閑散としていて、静かそう。

慈悲心鳥(1954年製作の映画)

3.5

菊池寛原作の古典的な三角関係の悲劇。
永井荷風の如く、日記は他人に読まれるものと思って記すべし。

女体(1964年製作の映画)

3.5

今はなき三原橋シネパトスで故恩地監督のトークショー聞いたなぁ。
もうひとつの肉体の門。
生きるために、牛を奪い、殺し、食する。
終戦直後はこんなことが普通に行われていたのか
殺した牛の報いか、男は無惨
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君ゆえに(1954年製作の映画)

3.0

凡庸なメロドラマ。
猟銃をぶっ放したり、車かっ攫って自ら運転したり、考えられない行動する安西郷子。

桃の花の咲く下で(1951年製作の映画)

3.5

川向うの幼稚園は女紙芝居。
痛めた足の訓練に橋を渡るのは、まんま「簪」。

(2023年製作の映画)

3.5

今月は石井裕也作品が2本公開。「愛にイナズマ」と本作。
まず「月」。当然の如く「ロスト・ケア」が思い起こされますが、より現実的でハード。
磯村勇斗演ずるさとちゃんは差別的な思想を語り強がっていますが、
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日本の悲劇(2013年製作の映画)

3.0

観てる方が恥ずかしくなるほど演技に映像が合っていない。北村一輝にこういう役は似合わない。
同じ「日本の悲劇」なら木下恵介の方がずっと良い。

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.0

岩井俊二監督の映画は、いつも映像と音楽に拘りがあり、美しい。
キレイな声でも可愛い声でもないけど、力強くて説得力がある歌声は素晴らしい。

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.0

南博のAbebaccaというバンドのライブを聴いたことがある。イカツイおっちゃんが綺麗な曲書くんだよなぁ。映画は面白くなかったけど、こんなクソみたいな世界だからこそ音楽が必要、というのは賛同!
それよ
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.5

JAZZ好きならすぐ分かる、Bill Evans〜Jim Hall「Undercurrent」のアルバムジャケットにインスパイアされたのはミエミエ。まぁ意図してやってるんだろうけど。
途中からミステリ
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.5

今泉監督のちょっと地味な作品で見逃してたけど
いつも通り、安定の今泉力哉。
志田彩良の思い詰めたような表情が堪らない。

アナログ(2023年製作の映画)

3.5

ビートたけし、時々こんな純愛ものを書くんだよな。「あの夏、いちばん静かな海」とか。
で、次作が「首」って、どんだけ振れ幅が大きいんだよ 笑
お笑い三人組(古ッ!)も面白かったし、ワンシーン、ワンシーン
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.5

新大久保駅転落事故から逆算したのか
なかなか世之介さんのようにはなれませんわ

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

東京のドヤ街があった山谷は、現在はバックパッカー向けの安ホテル街になってしまったが、大阪の西成はまだまだ労働者の町として健在のようだ。その近辺を根城としている特殊詐欺集団。
オレオレだけでなく様々なス
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果てしなき情熱(1949年製作の映画)

3.0

服部良一の伝記映画の筈が、あまりにキモ男に描かれてしまったので、自伝ではないとの断り書きが付いたらしい。確かにあんな人間に描かれてはねぇ 笑
市川崑初期の映画で、まだ良いところは出ていない。監督の本領
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.5

潜水艦による海戦シーンは楽しめたのですが・・
世界統一による平和を唱える主人公だが、それも結局は、力(武力)による平和に他ならない。どこかの国の指導者が言っていることと大差ない。
続篇は要らないけど、
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クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル トラヴェリン・バンド(2022年製作の映画)

3.0

知り合いがライブ(武道館?)に行ったけどヒット曲の羅列だったと言ってたのを思い出した。
なる程そういうことか、ビートルズ方式ね。
このやり方はノリが命ですね。
ラストの長い曲だけ異質な感じがした。