かふぇおれさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フットルース(1984年製作の映画)

3.5

ケヴィン・ベーコン演じる主人公がとある事故が原因でダンスが禁じられた町に転校、卒業パーティーを開催するために町を相手に大奮闘。

アメリカの青春映画って感じのストーリーともはや作品のメインとも言えるリ
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.5

労災で余命5日間を宣告された主人公が医療ポッドのため富裕層のみに許された上空の理想郷エリジウムを目指す。

荒廃して医療もままならない地球と綺麗に整えられてコロニーの対比が貧富の差そのもので第9地区の
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

3.7

何だかんだ初めて観る鬼滅作品かも

なんか急に始まって途中で終わったなって思ってたら前期のアニメの最終話+これから始まる柱稽古編の第1話を繋いだ作品だったのか(最初にちょっと差し込まれる回想がありがた
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

幼少期に見たのは平成ライダーということもあって仮面ライダー1号のようなライダー像に親しみはなかったけど思ったより楽しめた
自分含めた大衆向けの娯楽作というよりオタクによるオタクのための作品って感じがし
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ライフ(2017年製作の映画)

3.3

火星で発見された未知の生命体。人類がカルビンと呼ぶことにしたこの生命体を巡るSFホラー作品。

宇宙を漂うISSや無重力空間に飛散する生々しい血の描写が良かったかつ、ISSという閉じられた空間がカルビ
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.2

1作目から10年後、成長したジョン・コナーを巡って未来から2体のターミネーターが襲来。
1作目で恐怖したT-800が味方になった瞬間、凄まじく頼もしくてカッコよかった。そしてそのT-800をもってして
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ターミネーター(1984年製作の映画)

3.8

将来の人類vs機械の戦争で人類を率いるジョン・コナーを存在しなかったものとすべく、1984年のLAに母サラを狙うターミネーターが襲来。
特殊効果だったり映像の技術面で時代を感じる反面でストップモーショ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

物語はとあるバーで男性とバーテンダーの身の上話から始まる。
こういったSFならではの矛盾に大真面目に取り掛かってて見応えがあった。

いや……そうはならんだろみたいな所も多々あったけどドラマという観点
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

突如侵攻を始めた外星人や怪獣、もとい禍威獣たちから地球と人類を守るべくウルトラマンと禍特対が立ち上がる。

中々に癖が強い特撮映画感があって時折ノーモーションで動き出す違和感が良い意味で味があって良か
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.8

七人の侍をリメイクした作品を原案にした作品。ストーリーは町を牛耳る男を討つ下克上の復讐劇とシンプルだけどラストの銃弾が飛び交うハチャメチャな感じが良かった。
砂埃舞う西部劇の雰囲気がかっこ良くてとにか
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ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)

3.4

ハリウッドで美容整形外科医になるべく車を走らせていたら柵をぶっ壊した挙句、償いとして田舎町で医療奉仕することに。
都会の金か田舎の愛かみたいな極端さが良かった。しっかりラブコメディって感じがして特に「
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.5

遺伝学が発達した世界で不適正者として生まれながらも宇宙を夢見るヴィンセントと適正者でありながらも完璧主義的でコンプレックスを抱くユージーンの共謀の物語

SFだけど妙に現実的で心当たりがある世界観が良
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

昼はスタントマン兼修理工場の作業員、夜は犯罪に加担する凄腕ドライバーのギャップと演じ分けが良かった

背中のサソリが主人公の内なる暴力性を暗示していてアイリーンとの関係性の葛藤を強調していたのも印象的
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.4

知的生命体の探究中に消息を絶った、と思いきや生きていた父に会いに海王星へ

オデッセイやインターステラーのような孤独や家族愛を描いたSFを想像してたから、主人公の心情に重きを置いて思ったよりSF要素が
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

空にある巨大な何かを中心に繰り広げられるエンタメ要素と所々に散りばめられた社会問題の風刺が効いてて面白かった

未知との遭遇的な映画かと思いきや前半は思ったよりホラーしてて後半はしっかりSFしてたから
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

新薬の投与で奇跡的に目覚めた嗜眠性脳炎患者の生きることそのものに喜びを感じる様が当たり前の価値を知らない自分に刺さった
健康に生まれ当たり前のように生きる事のなんて尊く素晴らしいことなのか

ロバート
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

伝説のスナイパーと呼ばれた1人の軍人を主観的にも家族視点でも語られてて、家族愛と愛国心の葛藤が切なかった
自分が行かないってことはその分誰かが行くから戦争や紛争がある限りその葛藤は解決できないんだろう
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争下の訓練兵から兵士までを描いた戦争映画

単に反戦を訴えかけてるっていうよりもそのままの戦争を描いてるって感じがした
ハートマン軍曹の下品でユーモアある罵倒と過酷な訓練によって殺戮マシーン
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

サクッと見れる割に満足感があって面白かった!
主人公がループから抜け出せなくなったところからスタート……じゃなくてヒロインがそれに巻き込まれるところがスタートなのが新鮮で良かった
昨日も今日も明日も
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スティング(1973年製作の映画)

4.3

バイト先のおっちゃんに勧められて鑑賞
詐欺師であるジョニーはギャングのロネガンに喧嘩を売ってしまい相棒であり師匠のルーサーを殺されてしまう。ジョニーは復讐のため伝説の賭博師ヘンリーの元へ。

コメディ
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

4.1

時系列的にはお待ちかねのシーズン2と3の間の物語
人間による議論と選択の象徴である法の撤廃を目論むピースブレイカーと常守朱率いる一課×行動課が紛争の予測につながるストロンスカヤ文書なるものを巡って戦う
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.1

先代皇帝から信頼を寄せられていたものの、反逆罪をでっち上げられ将軍の地位から奴隷、剣闘士に落ちたマキシマスの物語

野心的で嫉妬深い皇帝コモドゥスが良い意味で最悪のキャラしててホアキン・フェニックスの
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

スピルバーグ監督が業界に足を踏み入れるまでの人生をテーマにした自伝的映画

両親の仲のもつれ、度重なる引越し、映画との出会いとか色々な要素が詰まってて個人的に映画として面白いというよりとにかく興味深い
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

人生のほとんどの時間を鉄格子の中で過ごした男の出所後の更生を描いた物語

返事は立派だけど本当に反省してるのか?ってなるような不穏な序盤から根は真面目で良くも悪くも芯が強い面が見えてきたり三上の人物像
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.2

90分でサラッと見れるけどしっかり満足感があって沁みた
腫瘍とガンで余命僅かな2人がギャングの車を奪ってまだ見た事がない海を目指す物語

警察の追跡は近すぎるわ風船渡すノリで少女に葉巻渡すわ銀行員は
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

ナチスの残党と歴史改変の力を持つダイヤルを争ってシリーズ最後の大冒険

レビューを見るに思ったより賛否分かれてるけど比較的面白かった
ハリソン・フォードは80歳を越えてさすがのハリソンでもアクション
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.6

ポツダム宣言受諾までの政府と軍の動きを描いた物語(どうやらこっちはリメイクっぽい)

国のために動いた先人達のお陰で今の自分が存在できているってことを改めて実感
国の誇りと尊厳をかけて最後の一人まで戦
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ダニエル・クレイグ版ボンド最終章
スペクターに家族を殺された悪役サフィンとそれぞれのDNAを利用した殺害ナノテク兵器を中心に繰り広げられるラストバトル

相変わらず健在のアクションにジェームズ・ボンド
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.8

高倉健×マイケル・ダグラスの日米刑事タッグがとにかくかっこ良かった
ギラギラなネオン街と高倉健の渋さのギャップが映えてて日本人が描く大阪とは近いと言えば近いけどまたちょっと違った感じがするのも面白い
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.9

カジノ・ロワイヤル→慰めの報酬→スカイフォールと来てついにその大元の組織スペクターとの対決へ。歴代ボスが登場みたいな盛り上がりがあって面白かった
世界各地で繰り広げられるアクションも前作に引き続き見応
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

吃音症に悩む英国王ジョージ6世とその言語療養士ライオネルの成長を描いた物語

展開はシンプルでテンポが良く丁寧に作られてる感じがして面白かった
戦争でパニックになってる外の世界と王の座とスピーチでドタ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.9

潜入捜査の情報リストを強奪した元諜報部員vsボンド
Mの動向が立場の割には安直でゴリ押しすぎない?とは思ったけど展開もストーリーも前作に比べて整ってて面白かった
序盤の列車上のアクションはやっぱり緊迫
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

Children of deaf adultsでCODAか

耳が聞こえない本人を描いた物語はよく見かけるけどその家族である健常者に焦点を当てたのを見たことはあまりなかったから考えさせられた
家族に自
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

2024年映画館初め。1年の初めから良いもの観ちゃったよ
都内のトイレ清掃員の規則的で一見繰り返しに見える日常の中の微かな揺らぎを描いた物語
最初はプロジェクトの一環として作られた映画ってのもあってあ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.7

妻に浮気され心のバランスを崩した主人公と夫を交通事故でなくしたヒロインを描いたヒューマンドラマ

思ったよりもコメディ要素が強くて互いが勢いに任せて言い合うカオスなシーンが面白かった(主人公母の制止が
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.8

ゲオで借りてきたら何故か日本語字幕と日本語吹き替えがなかったので英語で観ることに……(恥ずかしながら大まかな流れしか分からなかったので解説見て補足を笑)

ストーリーは前作の方が個人的には好きだったけ
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