FeManさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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北の橋(1981年製作の映画)

3.5

一言で言えば、ヘンテコな映画。個人的に同監督作の中でも一番ヘンテコに感じた。

メリー・ゴー・ラウンド(1981年製作の映画)

3.4

ストーリーのプロットの割には複雑で凝った演出をするも、シュールレアリスムには回帰せず、イマイチな印象を受けた。

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

3.7

映画自体は長かった。が、二人の掛け合いや抜け感がユーモラスで楽しい。劇場のシーンをやたら長いが、映画の雰囲気とマッチしていた。

修道女(1966年製作の映画)

3.7

特に何が起こる訳でもないが、飽きることなく画面に釘付けだった。こういう閉鎖的な空間が自分は好みなんだと思う。同じ服装だから時々誰が誰だかわからなくなったけど。
修道女の悲劇を描いてはいるが、思ってたよ
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

おっさんが天使の設定が好き。初めて観てから観るたびに発見があるけど、初めて観て何かを感じた自分を褒めたい。

夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.8

世界の車窓からにベンダース色を混ぜたような映画。しかし同監督の他のロードムービーと比べるといくつかのプロットを合わせた、思ったよりもストーリー性のある映画だった。

日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

3.4

全体的にコメディとは言え、荒唐無稽のように感じで仕方なかった。秘書と社長の関係も最後になるまでわからないのは、観ていて違和感がありすぎた。

天使の涙(1995年製作の映画)

3.6

確かにカメラアングルのクセが強いね。ムーモアを散らし、工夫も見えるが!個人的にすごい刺さった訳ではない。

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

3.7

終始カメラ目線で役者同士の視線が合っていないのがシュールだ。

プラットホーム(2000年製作の映画)

3.7

気配で観続けさせられた映画。中国映画はあまり観たことなかったのでいい経験。

怒りの日(1943年製作の映画)

3.7

同監督の二作品よりもカット数が多く、テンポがよくて観やすい仕様になっていた。

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

3.6

顔のクローズアップが多く、そこが面白くもあり、退屈に感じさせもした。ブレッソンみがやはりどうしてもある。

柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.5

ヒッチコックの要素をゴダールに入れた感じ。まさか藤田嗣治の作品が出てくるとは。

奇跡(1954年製作の映画)

3.7

ベルイマンやロベールブレッソンを彷彿とさせる。痴呆と思われた男が起こす奇跡が、この映画のタイトルであり、そこへ向けてのクライマックス。そういうのは何気ない男よりも誰からも敬遠されている変態の方が務まる>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.8

両親の不仲には自分と通ずるものがあり、観ていてしんどくなった。映画好きというのも少年と共通しているが、この映画では少年が映画マニアだという演出があまりなされてなかった気がする。
聞いていたよりも少年に
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.5

ストリップシーンの多い映画。割とシンプルなストーリーで理解しやすいが、途中で単調にも感じた。

デュエル(1976年製作の映画)

3.5

デュエルというタイトルの割には戦いのシーンに凝っていなかった。正直ストーリーもなんとも言えない感じで、ただ観ていただけという印象。

フェイシズ(1968年製作の映画)

3.5

大人たちの子供っぽさと監督のエゴの詰まったカメラワークには惹かれたが、ストーリーを含め映画自体にはあまり惹かれなかった。

ウイークエンド(1967年製作の映画)

4.2

なんとも不思議で独特な映画。渋滞のシーンなんかはシュールみがあって好き。前半の旅中で出会う出来事や人々にもユーモアがあって好き。後半は演説が続いて少し退屈だが、ゴダールの作品の中でおそらく一番好き。

恋人のいる時間(1964年製作の映画)

3.6

コラージュ的手法の映画。シュールレアリズムとはまた違うが。
ゴダールは色々な手法を試すから面白い。それが必ずしも個人的に好きになるというわけではないが、面白い。

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.5

キスシーンで口の中に虫がいるとのことだが、いつキスシーンがあったのかそれすらも見逃していた。

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.4

逃避劇。二人のキャラクターや掛け合いが自分にもっとハマれば楽しめたと思う。

ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

3.5

難解ではないにも関わらず、観た先から忘れていった。またいつか観るかも。

恋の秋(1998年製作の映画)

3.8

周りが無理やり画策する恋愛模様は観ていてイライラするのが常。笑
四季シリーズで一番大人のリアルな恋愛を描いた作品。

冬物語(1992年製作の映画)

3.8

序盤からいきなりストーリーに引き離されて、終盤近くまでよくわからないという事態に陥った。が、最終的にハッピーエンドで終わったのを観てなんとなくストーリーを推理できたのでよしとする。

春のソナタ(1989年製作の映画)

4.1

パーティで知り合った女性が、自分の父親とくっつけようとする描写は監督によればホラーにも撮れる題材である。ただ、この映画はそれだけでなく意外と登場人物達のドラマが複雑に描かれていて、一筋縄ではないのがと>>続きを読む

夏物語(1996年製作の映画)

4.0

何がこんなに自分を惹きつけるのか、この監督の作品は本当に好き。若者の恋愛模様に所々突っ込みながらも、会話劇を楽しんだ。二人女の子が一番まともだと思う。

囚われの女(2000年製作の映画)

3.3

アルケマンの長回しと割と世間に開かれたストーリーテリングの融合。

オルメイヤーの阿房宮(2011年製作の映画)

3.1

今までのシャンタル監督の作風とはかなり違っていて、映像が綺麗で撮り方もテンポが早かった。それゆえに個人的には凡庸に感じてしまった。

アンナの出会い(1978年製作の映画)

3.6

この監督の中では今の所一番観やすい。彼女の孤独をこの女優は巧みに演じている。

私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

3.5

悪い意味ではなく、前半は何も起こらない映像が続くのを観て、今までたくさん観てきた映画の中でもトップクラスに何も起こらない映画だなと思った。
情事のシーンはまるで獣かのように戯れあい長い時間が印象的だっ
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

3.5

現代アート的な作品を残すのがこの作家の個性なのかと思い始めた。作品からは、アキ・カウリスマキ監督を自分に思わせた。そして何よりもとても長かった。普通の映画の倍は同じシーンを固定して撮り続けていた。
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故郷の便り/家からの手紙(1977年製作の映画)

3.0

娘への手紙の朗読が終始続き、人間が映るドラマはどこにも存在しない。ひたすら街や地下鉄の映像で紡がれていく。正直退屈でしょうがなかった。

街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

3.5

監督の処女作とのこと。現代美術館に流れているようなビデオワークのような映画だった。そう思って観ると何か意味が隠されているように見えなくもない。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

スラムダンクは一番好きな漫画。青春の時にハマって思い入れ深いだけに泣いた。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

話自体は普通。スカーレットが可愛い。東京を舞台にしてあるので日本人には馴染みやすくみやすいと思う。