みっちさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

みっち

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クレアのカメラ(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

かなりすきな作品でした〜
英語が母国語でない韓国人たちとフランス人のイザベルユペール(!)がカタコト英語で会話していてずっと微笑ましい。カタコト英語なのでほとんど聞き取れるという味わったことのない感覚
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

言葉の掛け合いのテンポがどんぴしゃですきでした。どうしてもシアーシャローナンに目がいってしまう。かわい。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

最高。ずっと映像撮ってるフォースグレードみたいな若者がいずれ「行き止まりの世界に生まれて」みたいなすごい映画作るんだろうな。

リンドグレーン(2018年製作の映画)

4.2

これまたとてもあったかい作品。物語を紡ぐ人のなにが好きかって、ホンモノの愛を知っている気がするから好きなんです。想像の中に楽しみを見つけてそれに浸る。それができる人が私には輝いて見える。
そしてあのダ
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ピアニスト(2001年製作の映画)

5.0

これぞ官能美。映像美。すごい映画を見てしまった、、しばらく放心状態。エリカに自分の感性の深い所をえぐられる感じ。一度くらい感情に流されてみなよっていうセリフ。。
こういう作品があるから映画見るのやめら
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皆さま、ごきげんよう(2015年製作の映画)

3.6

人々の生活をユーモアたっぷりに描いた作品。笑えなくなるギリギリの一線を超えず、軽やかに見れる。邦題がぴったり。パリの皆さま、ごきげんよう。

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

-

演じることが美しい。そしてちょっとした狂気。人生をかけて演じてきたオスカーの顔がいつも虚しい。正直面白いとは言い難かったけど目が離せなかったです。

冬時間のパリ(2018年製作の映画)

3.6

書籍本かデジタル本かという時代の変遷について議論を繰り広げる大人たち。違うことは違うし腹立つことは腹立つと言えるすごさは見習いたい。フランスの情景に惚れる!

イゴールの約束(1996年製作の映画)

3.8

イゴールがある意味“父親殺し”をして、一歩大人になる姿が見られる作品。怒りとか涙の感情の波がこちらまで伝わってくる。これからの彼らはどうなっていくんだろう。色々想像はできるけど、やっぱり今日の続きから>>続きを読む

ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.7

ロゼッタの見る現実がキツイ。ロゼッタはどこか「生きなければならないから」というより「生きているから」という理由で必死に毎日を過ごしている感じがする。水道から水が出るのもお金を払って初めて使える。この現>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.2

期待してた割には…という感じでした。
言うの?言わないの?で物語が大半過ぎてました。でも家族の中に色んな文化の考えがあって面白い。どう転んでも次の日からまた自分の生活に戻っていくのはみんな変わりないと
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

5.0

ジムジャームッシュ作品の中でもこれは私のツボにドストライクにはまりました。ロベルトの母親とウサギの話とかとにかくもう面白くて。
トムウェイツとジョンルーリーの歩き方がカッコいいからマネしたくなる。。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.8

ずっと見たかった。良い。めちゃくちゃ良い。だんだんとこの映画の世界に入り込んでいって終わってからフッと我に返ると、あそういえば映画だったと気づく感覚。全然長く感じないし、なんならもっと見たい。すばらし>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

ほんと面白くて笑っちゃう。3人ともわが道を行ってる感じがたまんない。エヴァの爆発した前髪。ハンガリー語でわめき散らすおば。最高。

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.8

前から見たいなあと思っていたら、たまたま小劇場でやってたので背中を押されて鑑賞!
これぞフランス映画という感じで細部まで美しい。一夏の恋模様やすれ違いがあり、見ている方まで彼女たちと一緒に過ごせた気分
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.3

これはすごかった!
アナはフランケンシュタインについて本当のことを知りたかったんだろうし怖かったはず。彼女自身、自分の身に起こったことをうまく説明できないんだろうけど、でもこういう経験を通してゆっくり
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

5.0

これは文句なしで大好きになりました。クリントイーストウッド監督様に感謝です。あっモーガンフリーマン様にも。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

やっと見た。クリントイーストウッドが堅気なオヤジを演じたらピカイチなことは間違いない。どこから見ても名作。

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

これはちょっと衝撃的な映画でした。父親が分かりやすく娘の友達に目を奪われるのは勘弁してよ、、と思ったのはさておき。
リッキーの父親の心の奥が見えたとき、一瞬全身の力が抜けた。全部裏返しだったんだ。。近
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.3

セリフがなくても長回しでもじっと見ていたくなるシーンばかり。

生きることについて考えるとき、死から考えるとなぜかほっとする。ヒトの人生はおろか、宇宙までも時がきたら一瞬にして無くなる。その不思議さと
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.6

何かが起こりそうな、でも起こらなさそうなずっと不思議な映画だった。壮大な景色の中でヘミが自由に踊る姿にはうっとり。

ヘミがいなくなってからジョンスの頭の中の考えが加速していったと思っていいのかな…。
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96時間(2008年製作の映画)

3.0

設定がありがちで始めからストーリー読めちゃったのでちょっと残念。それにしてもリーアム・ニーソン最強すぎる。アクションシーンも迫力満点。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

初ゾンビ映画。こんなにサラッと見られることにびっくり。フフッと笑える。
ゾンビが街中に溢れて危機感あるけど
アダムドライバーの落ち着きはらった様子を見て平常心に戻ること数回。結局そういうオチ、、。
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

コミカルで面白かったなあ。
つい「普通はさあ、」とか「皆がさあ、」とか私も言ってしまう。毎回じゃなくてもそれについて立ち止まって考えることがあればそれでいい。悪あがきして色んな寄り道をしたけど、結局自
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

3.6

実話だとは、、良いお話。
ネッロの提案でこれまで閉ざされていた精神病者の世界がパッと開けられる。嬉しいことも悲しいこともあるけど、まさにタイトル通り「人生ここにあり!」という感じで面白かった。みんな個
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.6

アランドロンが気になり鑑賞。
イケメンで見惚れてたら騙されそうになるけど、愚かな男だ…。彼は完璧にウソを隠し通せてるという自信ありげな表情でいたけど、バレてる気がするシーンが多々ありつつ最後までハラハ
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.8

父親との生活にどこか足りないものがあると感じているチャーリー。
馬を通じて様々なことを体験し、人に優しくされてもやっぱりここは自分の居る場所じゃないと思い、模索する姿が印象的。チャーリーを温かく迎えて
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.5

うわーこれはよかったー!
大人のことをジーッとみる子どもたち。子どもの頃の夏休みが蘇ってくる。妹ちゃんのなんだか全てにおいて不服そうな表情の虜になりました。妹だっていっぱい理不尽な思いしてるんだよねー
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オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

4.0

2人の関係性が微笑ましすぎる。ちょっとした会話のやりとりとか表情できゅんとするし、笑っちゃう。
オリマキほんとに欧州王者なのかと思うこと多々ありつつ、結構すき。良い。

セッション(2014年製作の映画)

4.0

すごいなんだこれ。
アンドリューの不屈の精神すごすぎる。
画面から目が離せなくてぞくぞくする。
音楽でも何でもプロの努力の仕方を目の前にすると居ても立っても居られなくなる。最後のドラムはすんごい。ニコ
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サムライ(1967年製作の映画)

3.6

殺し屋ジェフ・コステロ。
常に冷静で端正な顔立ちを持ち、垣間見える優しさもあり、でもどこか孤独な殺し屋。「サムライ」というタイトルが面白い。彼は口数が少なく、序盤はあまり会話が出てこないけれど彼の佇ま
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.0

こんまりさんを手本にミニマリストになろうとする話。これといって面白い場面もなくて終始ふーんという感じでちょっと残念。元彼のエイムもミーも結局主人公に振り回されたのね…

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

無音の中に生きるって想像以上の世界だなきっと。なぜか自分が聞こえていることが一瞬怖くなった。とにかくルービンの感情の起伏の表現に心を奪われた。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

笑い要素もありでもやっぱりどこか悲しさの残る名作。子ども心にはきっと父親の言ってることがほんとじゃないって分かってるけど、あんなに一生懸命自分のために嘘ついてくれている事自体が嬉しいだろうな。

収容
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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.5

こういう映画を見るとフランス映画はいいなと思う。クラっとするような広大な土地でワインを作っている家族。すれ違いはありながらもワインという1つの共通項が彼らを優しく包み込んでくれるような感じ。

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.8

写真を撮ってアートにすることでこんなにも人々の笑顔を広げることができるんだと思ったらちょっと感動。
ルーブル美術館での激走も良かったし、アニエスが歌ってた歌もかわいかった♪