ちゃくろねこさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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うーん前作の方が好きでした〜
でも豪華スター競演のクリスティ風ミステリーながらシリアス方面にいかずに、完全にコメディ/風刺劇に舵をきった映画って、あるようで無い(私が知らないだけかもしれんが)ので、な
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

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ストップモーションアニメでこれだけの長編って、気が遠くなる作業ですね。なんとも味わいがあって良きですが。
「子どもたちが遊びの国で堕落してロバに変えられる」という有名なエピソードを、「子どもたちが軍国
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ノエル(2019年製作の映画)

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「ノエル(主人公)が兄(サンタ)を町から追い出した」というデマが広まると、町の人々がノエルに対して急にめちゃくちゃ冷たい態度になるのがすごい怖かったです。あんな小さな町だし、みんなノエルとは生まれたと>>続きを読む

13人の命(2022年製作の映画)

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ロン・ハワード監督の職人技に唸ります。ほとんどの場面が、暗い洞窟、水の中、雨の中なのに、困難を極めた救出劇を(おそらくもっといろんな議論があったと思うけど、省くところは省いて)分かりやすく描き、ずっと>>続きを読む

僕の巡査(2022年製作の映画)

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愛人宅の寝室でガールフレンドにプロポーズするハリー・スタイルズ、子犬みたいな目をして、なかなかエグいことしますわね…。
時代が違えば幸せになれた3人なんだろうけど、若かりし時と老いた現在を交互に見せる
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

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なんだろうな。日本版とほぼ同じ作りなのに、日本版の面白さがすっぽり抜けてしまって、絶妙につまらなく退屈になってしまった感じ。中途半端に同じ作りにしないで、もっと思いきって改変したら良かったのに。なんか>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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音楽もダンスも、Sophisticatedってこういうのを言うのかな~。途中で、何を見せられてるんだろう、とちょっと思ってしまったけど。才能ある人たちのかっこいいパフォーマンス。

スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

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ヴァンサン・カッセルが地上に遣わされた天使に見えてくる。

邦題では、政府に対抗して障がい児施設を守った、と受け取れるけど、かなりニュアンス違うよね。本来なら国や行政、公的機関がやるべきことを、彼ら民
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ドッグマン(2018年製作の映画)

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マッテオ・ガローネ監督の『五日物語』『ほんとうのピノッキオ』等ファンタジー作品が好きなので、現代モノも見てみたのですが…めちゃくちゃしんどい話でした…ほんとに同じ監督…?
気の弱い主人公が、乱暴者の幼
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レスラー(2008年製作の映画)

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落ちぶれた中年の人気プロレスラーが、自分の居場所に居続けるために、ガタガタの体に鞭打ってリングに立ち続けます。
ミッキー・ローク演じる主人公の性格のせいか、テーマのわりには重い空気にならず、ストーリー
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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

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ものすごく久しぶりに見ました。この時代のコメディは、偏見やステレオタイプをそのままストレートにギャグにしていて、今見るとまあまあ驚きます(苦笑)。
でも、弱点だらけのチームが、一致団結して頑張って奇跡
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

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昔見たけどほとんど覚えてなかったので再鑑賞。今見るとミソジニーがキッツいな~(笑)。女は愚かな道化か理想的な聖女しかいない世界(笑)。まあ今でこそテリー・ギリアムがそういう人ってのは分かってるから、こ>>続きを読む

ファイアー・アイランド(2022年製作の映画)

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アジア系のゲイラブコメ。ボーエン・ヤンがかわいい。
根強いアジア系への偏見や、恋愛や生き方に悩むリアルな感覚を織り込みつつ、ハッピーなラブコメに着地していて◎
メインストリームの配信サービスでこういう
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

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この夫婦のことは全然知らなかったのですが、ジェシカ・チャスティンとアンドリュー・ガーフィールドの演技の良さと、駆け足気味に転がっていくテンポの良い展開のおかげで、ラストまで面白く見られました。ジェシカ>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

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終始パニクってるダニエル・ラドクリフも面白いんだけど、サマラ・ウィービングが最高でした!かっこ良くてかっこ悪い強烈な殺し屋〜

ピノキオ(2022年製作の映画)

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シンシア・エリボが歌うますぎて鳥肌立った…!韻を踏む台詞を流れるように早口で話すブルーフェアリー、知的で楽しくて良いわ~
ブルーフェアリーを黒人のシンシアが演じたことに文句つけてた人達は、コーチマンを
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ピノキオ(1940年製作の映画)

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子供の時以来の鑑賞。もうこの作品は、ディズニーを象徴する名曲「星に願いを」を生みだしたという点だけでも、後世に残るものになりました。

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

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このママは虐待レベルの過保護過干渉なんだけど、強すぎる愛情が故なので、子供は気を遣って拒絶できない。
それに対する対抗手段として、子供は内なる猛獣を時には解き放って(もちろん物理的な暴力をふるうって意
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

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最近のピクサーの「レッサーパンダ」も見ましたが、好きなことに熱中する娘を(良かれと思って)抑えつける母親は、娘や世間からは、まるで猛獣のように見えている、ということですかね。
母親が猛獣体験して、娘が
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

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赤ん坊を18年間も拉致監禁し、自信喪失させて洗脳し、思い通りに従属させ搾取し続ける、恐ろしい虐待者(毒親)が出てくる話です(身も蓋もない)。

公開当時は、あの家族礼賛ディズニーが「親」がヴィランで娘
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

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作風がガラッと変わってて笑いました。途中脱線しすぎなワイティティ…
MCU通して見てないので分からない部分も多々あれど、大筋の話には付いていけたので良かったです。

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

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何が起きてるかよく分からんところもあったけど、とりあえず壮大な戦いだろうから気にしなくていいか。
古のエルフたちが英語じゃなくて自分らの言語で話してたのが良かったです。

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

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意外に軽快な作風で、笑えるところも多くて面白かったです。
ちょうど最近ニール・ゲイマンの『アメリカン・ゴッズ』を読んだところでしたが、北欧神話のオーディンやソーやロキと現代アメリカを結びつけたエンタメ
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