chiesomさんの映画レビュー・感想・評価

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正欲(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マイノリティの連帯を描きつつ、マジョリティの特権を感じさせてくれる映画だった。

吾郎ちゃんがやってる警察パパはいつも正論を唱えてて確かに一部は正しいとも思うが、どうにも手放しには受け入れ難くて、それ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見終わっての感想は、まだ続くんかーい!😂
ハルコンネン家、倒しておわりかと思ったら、まだ続いた笑 確かにやけにあっさり甥っ子倒すな?と思ったが。笑 ガーディアンズのドラッグス役の人は今回もちょっとアホ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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終始、画面がファンシーな悪夢みたいで楽しかった〜!毒っ気と中毒性のある感じ。あと衣装がほんっとに可愛い!

主人公がどんどんと成長していく姿に胸が熱くなる。しかも成長の仕方がなんともリアルというか。赤
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ソナチネ(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

かっこよかった。画面が常にアートっぽいというか、、、、かっこいい。左右対称の構図だったり、遠めのショットの構図だったり、色味だったり。

あと常に死が隣り合わせで、急に人が死ぬ。しかも死ぬ時は一気に死
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良かった…!リアルな生活音、清貧な暮らし、木漏れ日や自然を愛でる視線、本当の豊かさについて考えちゃう映画だった。美しかった〜

物質的な豊かさと精神的な豊かさはイコールじゃないと感じた。ま
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ママのセリフ「心のままに生きてね。誰にも負い目は無いのよ。」が良かった。

「地平線を上に置くと面白くなる。
下に置いても面白くなる。
真ん中に置くとクソつまらない。」

これを心に生きていこうと思う
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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「ジャズやるべ!」が心に残る〜
サックスが人の声のようだった。

怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

茶一郎の評論で、坂元裕二さんのインタビュー?の言葉を紹介していた。「人は自分が見えるものしか見えない」本当にその通りだなあと感じた。物語の根底に流れるのはそれだったんだと。

何の前情報も入れずに予告
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最高!
ラストの戦闘シーンから俄然、爆上がり。
全員の見せ場かっけー!!!!

ロケットの背景を深く掘り下げてすごくしんみりとロケットに寄り添う一方で、やっぱりロケットは強気でダミ声でウィットに富んで
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

よかったあああああ

やっぱり自己肯定感を高め合える友情って絶対に必要。最高。

「キスもセックスもしたくないかも。分かんないけど」

この台詞だけで爆泣き。笑

セクシャリティやジェンダーをカテゴラ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すごーく映像が美しかった。

よく知っている撮影地なのに、フィルムで撮影されるとあんなにも儚げで美しい日常風景になるのかあ、、、と圧巻だった。

聴覚健常者の観客に対して、音の聞こえないケイコの世界を
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作を見ずに見てしまったけどとても楽しかった〜。
古畑任三郎のような気分でワクワクしながら見れた!

最初の、木箱のインビテーションが届いてからカラクリを掛け合いを交えながらハイスピードで解いていくシ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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水中の映像が美しかった!

でも内容は家父長制が強く、女性を分断する価値観や女性のヒステリックな描き方、女性は添え物のような客体化さえもうっすら感じるし、異性愛だけを匂わせる視線も気になって物語には入
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そばかす(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最高だった。

恋愛をしない、したくない、感情が理解できない、性的な感情を持たない、という主人公に対しての、世間の不理解さをまざまざと感じて終始胸が痛んだ。

ジェンダーやセクシャリティが変わらない人
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とんでもなく良かった。身に沁みた。笑
映画はやっぱり、求めているときに出会うべき作品に出会うものだなあ、としみじみ感じた。

異なる階級(が今の日本に存在することさえ現実のこととして捉えられてなかった
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

おもろかった。はと!笑
劇中の漫画読みたい。

「何度も1週間やり直せるなら仕事の精度も上げられるじゃん!」ってむっちゃかっけえすぎ。笑

主人公が常に向上心マックス野心マックスなのもいいよね。

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音楽(2019年製作の映画)

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ゆるくて絶妙な間が良かった〜
ケンジの急な敬語かわいい。

フォークソング部の部長のビラ配りのシーンの描写だいすき。めっちゃかっけー。

誰も否定しない感じ、それも無理して否定しない訳じゃなくてみんな
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭「男や女は関係ない」みたいなテロップがバーンって出る。のんがさかなクンを演じるからそこに対するメッセージなのかなあ?と思ってたら。

みー坊と周囲の人たちの日常がすごく可愛らしくて愛おしい。小学生
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街の上で(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

じっとり余韻〜
オフビートな笑いが癖になるう。笑 5人鉢合うシーンめっちゃ笑った。

「映画に大きいも小さいも関係ないでしょ。」
この言葉、そのまま有名人と一般人の対比にも見えたし、(それを間宮さん(
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

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実在の人物の歴史だと思うと、あんまりだよ、、、、と思わされる。覚醒剤飲まされて、仕事させれられて、睡眠薬飲まされるって人間の扱いじゃないよ、、、、。

over the rainbowは彼女の歌なんだ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

産後うつを題材に進むけれど、それを引き起こすのは昔から根付く性差別や男女格差、社会構造。

小説は絶望感が強かった。
ジヨンの母親の置かれていた環境(ジヨンたちの時代よりも更に男女格差が強い時代)から
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんわかった!!!!笑
そんな裏切り方あるー?って思ったわ。

最初、ホラーなのかな?なんだろ、このずーっと不穏で不気味な感じは、、、、、って思ってたらまさかの展開だったよ。

役者さんの演技力に大拍
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大きな飛行物体の正体が「白人の目」だったと分かったとき深い余韻に包まれた。

「みちゃだめ、みちゃだめ、、、、、」と逃げる兄弟のシーンが印象深い。彼らは祖先のバックボーンや人種の歴史として「見ちゃだめ
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