ちひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人2(2021年製作の映画)

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いやまあ案の定なんやけどパーパーの結末が(ありえそすぎて)怖かった。あともぐら最高やしかたまりの女裝の綺麗さを再確認(しかもその姿で逃げてるって)サツマカワRPGのギャグも見れる映画

劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人(2021年製作の映画)

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3を見るための予習とおもたらまあ案の定という感じではあったけどトムブラウンみちおがリアルに怖かったので怖い役演じてほしい

グロリア(1980年製作の映画)

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ベッドからわざと落としたり手を繋がず手首掴んでたり無意味に抱きしめたりしない、母親じゃなく親戚でもないからこその対等さが好き。子供は子供。どれだけ大人だと主張しようが持ってるお金見せるのはだめだよ。グ>>続きを読む

黒の教育(2022年製作の映画)

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卒業式の終わった夜にどんな悪さをしたかの自慢話から、取り返しのつかない明日になってしまう話。こうなるのかな〜という展開を裏切ってくれてしかも最後はどうしようもない喪失感があってとても良かった。最近の目>>続きを読む

レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

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ほんっと面白すぎた。監督兼脚本家である女性の書いた作品を映画内で映画化してそんなかに入り込んで…っていうパラレルクレイジー感動メタ映画か?!とおもたら映画の手の内を見せてきて最後には歌。なぜなら歌が好>>続きを読む

復讐の記憶(2022年製作の映画)

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カーアクションや大暴れアクションシーンもあり面白かった反面、なかなか日本では公開難しいだろな〜という作品。戦争はほんと最悪だし愚か。征服に意味無し。統一時代に受けた屈辱や恨みを晴らすねんけどその根底に>>続きを読む

オマージュ(2021年製作の映画)

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女性が選ばれたり受賞をすると何故か家事との両立を聞かれがちで、そういうのってなあ…と思ってたそこにスポットが当たった映画だったなと。洗濯物を一緒に畳みながら話が弾むシーンがほんと良くて、あと助手の男性>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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心のバランスがおかしくなったりちゃんと吐き出せたりダンスを踊れるようになったり、冒頭は諦めのような顔のヒラリーやったけど人生はまだまだ続いてくんだよね〜と恋愛も絡めたそんな話があまりによくて、タオルを>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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最初めちゃとっ散らかっててついてけるかな〜と心配やったけどあまりに勢いが良くてあっという間だった。アライグマには優しくてわんこには酷かったけど。てか誰しもが考えるあの時の選択の可能性の先にある自分の人>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

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映画っていうのは遺産だな〜とたまに思うことがあって、そんなことを映画内で触れてたことに少し涙してしまった。だけどそんな遺産だと思う裏側にはとっても華やかなグロテスクさと心無い歓声(まあ今もあるけど)と>>続きを読む

渇き(2009年製作の映画)

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酷い境遇にあったテジュの仕返しのような後半が自由奔放な復讐のようでとても好きだった。シン・ハギュンがスネ夫みたいな見た目で良かった◎

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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結局はひっくりかえらない人生みたいな映画で渋い気持ち。男女の関係が逆転するような無人島生活は愉快でもあったけれど(イケメンがイケメンを演じてるのほんと好き)急に現実が見えてくるとアビゲイルはどう思った>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

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も〜めちゃめちゃ面白かった!チョ・ジヌンの得体の知れなさが映える映画だった。ひき逃げ事件からどんどんと最悪な方向に事が転がってくのがほんまどうなるんくらいはらはらしっぱなし。コンテナは最悪案件。チョ・>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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え、なんか日岡めっちゃ調子乗ってない??あんたはなんでもない一介の刑事なだけなのに??とおもたらちゃんと仕返しされててまあそれはそうになった。チンタの境遇はあまりに日岡が悪すぎる。あと散々相棒という話>>続きを読む

22年目の記憶(2014年製作の映画)

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結構人権無視してるね??という非道さもありつつ、俳優という職業のあり方と、そこにしかない親子の関係性があまりに哀しいよ。父親は息子のことを想ってたんだろうけど、違う名前を呼ぶのは結構辛い。ソル・ギョン>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

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見ながらずーっと「親愛なる君へ」を思い出していた。あの作品も、赤の他人のために自分を犠牲にする映画で、でもこの作品ではタイトルと「愛」の表裏一体さをちゃんと描いていて、そこがとっても良かった。ああそう>>続きを読む

女は冷たい嘘をつく(2016年製作の映画)

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母親と母親の話。ベビーシッターが子供を誘拐する話なんやけど、その理由には複雑な状況と感情があって、ただ子供と生きたいだけなのにというシンプルな願望に胸が潰れそうになる。医療を受けることに貧富の差がある>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

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見ながらもっかい見に行こうって思った。終わらない悪夢のような映画なのに、未解決のまま人の心に居座ろうとするほんと最悪に最高な愛の話。ソレもヘジュンも、たぶん普通に出会っててもきっと好きじゃなくて、変な>>続きを読む

ベネデッタ(2021年製作の映画)

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なんか難しかった!これっていう確信部分をうまくつかめなかった。でもベネデッタがキリストと同化した姿はとにかく自分は1番キリストに近いんだという自己愛の強さに見えて嫌いじゃなかった。しかし劇中、身体が痛>>続きを読む

仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

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評判良かったんで早起きして観に行ってんけどほんま大正解。仕掛人としての人生にも癒やしが欲しいんだな…という人間臭ささを感じる梅安と彦さんの関係性がほんと良かった。生活を共にするのはほんと愛だよ…(羽織>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

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久しぶりに見たけどあまりに良いクィア映画。良いフェミニズム文脈。男性に消費され抑圧され虐げられてきた中、女と女が手と手を取り合い逃避行するなんて最高しかないんよね…男性側はとにかく欲望に忠実な間抜けさ>>続きを読む

対峙(2021年製作の映画)

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加害者の親と被害者の親が対峙する映画。人は人を赦せるのだろうか。それでも結論に赦したいという気持ちが見えて、またひとつこういう考えもあるのかと知った。最後、加害者側の母親の胸の内が解放された気がして彼>>続きを読む

パラム パラム パラム(2018年製作の映画)

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み〜んな浮気してて逆に変な潔さがあり、ええの…?みたいな終わり方でもあったけど、結局何か他に浮気をしないとより好きなもんが見えてこないっつうかいやでも浮気やし…という妙な面白さがあった。シン・ハギュン>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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毎日同じパブで同じメンツで飲むしかない狭いコミュニティと世界で、もう我慢ならんと思ったおじさんたちの喧嘩がもう戻れないとこまで発展してくのが国の内戦と並行して描かれていることに空虚さを感じる。てかさ、>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

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あんたなんて嫌いと言い合いながらも相手を助けてそれをちゃんと受け入れる女と女の話、嫌いな人いるんですかっつう話!職業差別もさることながら夫もお金お金お金の話ばかりされて嫌気さしたよね…ある意味家族に殺>>続きを読む

エニシング・イズ・ポッシブル(2022年製作の映画)

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ビリーポーターが監督なら見るしかない!と思いつつ、見ながらもトランスの人々が毎日SNSであーだこーだ言われていて胸が苦しくなることをちょっぴり思い出す。ケルサは自分は特別じゃない!と思ってるけど、母親>>続きを読む

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

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こんなん格好良くて大好きしかない〜!!!韓国映画と言えばのカーアクションがまず最高なのと(あのせんまい路地を車で駆け抜けるのほんと好き)、思った以上に血みどろアクションがど派手だったのもめちゃめちゃ興>>続きを読む

フレッシュ(2022年製作の映画)

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文字通り女性を食い物にする映画。もうほんと最悪でお肉無理になるくらい結構気持ち悪くて何回か止めちゃった。お尻のお肉切り取られたらどうなるん。知らん人について行ったらあかんよね〜という感想を蹴飛ばすよう>>続きを読む

野獣の血(2022年製作の映画)

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どれだけ手を血みどろにして戦っても自分は蚊帳の外、幼馴染にも好きな人にも大切な子にも絶たれてしまい、最後にたばこ1本吸う映画、だ〜〜〜いすき!ジ・スンヒョンのエリートぷりめちゃ最高よ。あと釜山訛りなの>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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悪夢の連続。さっき見た光景がまた広がる地獄。戦争はほんと愚か。最悪。知らん間に涙が出てくる。休戦まであと数時間といったところで陣地を広げるためにまだ戦わせるという選択をくだしたあたりに、戦争の滑稽さと>>続きを読む

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

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寒い日に見ると余計寒くなるくらい陰鬱な雪に囲まれる閉鎖的な士官学校とそこにあるホモソーシャルな世界とミステリーと復讐が合わさってもやもやと暗い気持ちになる。制服がとても素敵。そしてエドガー・アラン・ポ>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

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見終わったらくたくたに疲れちゃった。でも映画館で見れて良かった。あの美しい紫禁城はでかいスクリーンによく映える。音楽はもちろん、建物、衣装、メイク、眼鏡も全部素敵だった。
溥儀には裸の王様のような哀し
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劇場版 BAD BOYS J 最後に守るもの(2013年製作の映画)

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復活上映にて。

まったく初めて見たんやけど、BAD BOYS Jはハイローだった…?!(??!)荒削り&チープさが洗練されてハイローになった感じ。でもこの当時の髪型とメイクでしか得られん栄養があった
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

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最悪な会議なんだけど会議は会議なわけで、いつ終わるんやって思いながら見ちゃう映画。人を人として思わないその話し合いはほんと地獄でまたその費用が人がとか政治的利権などなども含まれていてどうしたって嫌悪感>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

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父のおかげでばらばらになった家族が父のおかげでひとつになってく話。ウェスアンダーソンといえばの左右対称はあんまりなくてどちらかといえば構図や小物がとにかく良かった。あと音楽も。曲者としか言いようない家>>続きを読む

正直政治家 チュ・サンスク(2019年製作の映画)

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おすすめしてもらって見に行ったらストーリは面白いし何よりキム・ムヨル出てて最高になった。嬉しい。
嘘がつけなくなった政治家の話なんやけど、こんだけ適当に嘘つかれて世の中って回ってるんか…と思ったらそれ
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