さすらいの雑魚さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

さすらいの雑魚

さすらいの雑魚

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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

4.0

今池の名古屋シネマテークにて鑑賞。
すでに先週から?公開されて気がしたが、ほぼ席は埋まってたよう。噂に違わぬ人気作と思った訳だが、ウワサ以上に面白い。ってかスゲェ良い♪

電子音楽の黎明期に新しい音楽
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MIRRORLIAR FILMS Season1(2021年製作の映画)

4.0

シネマスコーレにて観る。
伊藤主税Pに阿部進之介に山田孝之ってデイアンドナイトな企画担当で、隣町のシンデレラな森川葵が看板作のヒロインで、地元の知多市出身の武正晴も監督で参加してる短編映画のオムニバス
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ビヨンド(1980年製作の映画)

3.6

シネマスコーレでビヨンドを演る!
TRPGクトゥルフの呼び声をやり狂いSANチェックに随喜の涙を流した日々が、破滅と狂気と決め台詞に血道を上げながら卓を囲む気怠い週末の午後にエイボンの書がキーアイテム
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

ドライバー役の女優さん、三浦透子さんだけど雰囲気ある人だねぇ。登場から終幕まで彼女がスクリーンに居ると画の主役が自ずと定まるって感じ。
それは確かにメインストーリーにガッチリ組込まれた主要人物の1人で
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まちの本屋(2020年製作の映画)

3.9

尼崎で街の小さな本屋を長く営むはたらき者の夫婦のドキュメンタリー。今池のシネマテークのアンコール上映にて鑑賞。
尼崎のおばちゃんの細腕繁盛記でもありお仕事映画であり家族映画でありコミュニティ映画でもあ
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くじらびと(2021年製作の映画)

4.5

巨大な尾ビレが鯨舟に叩きつけられ人が吹っ飛んでゆくド迫力→怯え仰け反る。
鯨舟に突進しブチかますマッコウクジラに軋む船体→ハリウッドか!とツッコミつつ怖い。
紺碧の空と広大な青い海が見惚れるほどに美し
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

久々にパーフェクトな映画を観た。
優秀な監督にスタッフ。主演にライアン・レイノルズ。脇を固めるプロフェッショナルなアクト達。そして彼等の実力に相応しく本当に良く練られ個性と定石をハイレベルで均衡させた
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.8

名古屋シネマテークで観る。
妹萌えじゃなくて妹ヤバ😰である。
宇宙最強の悪魔な割に会話が普通に成立する常識人サイコゴアマンなどは、言動行動がかなりの程度で意味不明で意味わかる時にはエゴイスティック&サ
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.9

なんと言うかもはや 貴い としか言いようが無い佳作。

皆が少しづつ哀しくて、それでも勁く穏やかに、少しスレ違ったりしながらお互いに思いやりつつ生きている。

実の父探しを思い立った女子高生があんがい
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.9

サマーフィルムにのって があまりに良かったので監督の松本壮史をググってたならば、今上映しとるがねシネマスコーレで!と 灯台下暗しルンタッタ♪ なご機嫌モードで鑑賞。

高品質の日常系である。
まったり
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.1

恋と友情が時代劇でSFな映画作りの名画リスペクトが大盛りな青春ムービーの傑作でした!
二郎のヤサイマシマシアブラカラメな勢いで積み上がった高カロリーな食材を見事に料理し完食させてくれた素晴らしいストー
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

鈴木亮平演ずる上林が怖い😱
サイコキラー+シャブ極道=上林 と言う感じか。
商売優先の似非ヤクザが金儲けのために器量不足の日岡と妥協して作った秩序と平和なんざクソ喰らえとブチ壊し、我が剛力のみを頼りに
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

跳ねました♬
サマーウォーズは別格傑作大好き!だけど次作以降がイマイチ弾けきれないってか、既知で屈指の実力派ゆえの上がりきったハードルが高すぎでどうしても評価辛めにしがちだった細田守監督作品ですが、本
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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.9

入江悠監督作品です。サイタマノラッパーが有名ですが、個人的にはビジランテが好き♪
けっこうな大作を任される入江監督ですが今作は自主映画とのこと。
バリバリの実力派が外野の雑音やスポンサー介入無しに好き
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江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

3.6

真夏の土方巽、良き♪
この作品には暗黒舞踏の土方巽が出ています。
あの土方巽が映画館のスクリーンに大写しになるのです。それは観にゆくさ、シネマスコーレありがとう。
眼が死んでます、でも黒くてパワフルで
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バケモン(2021年製作の映画)

3.8

空港シネマでしかやってなかったから、久々に小牧基地のC-130Hを眺める。
良き♪
そんな良い気分のままに入場すると 入場料から豊山町に寄付される とか貼紙が。
ほ?鶴瓶師匠豊山町の関係者だっけ??と
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.0

俳優もスタッフも己自身も映画に奉仕する道具で作品のために必要なら容赦なく使い潰す冷酷、我がイマジネーションのみが尊く至上の価値を持ち他者の立場や想いは使用後の鼻紙と切って捨てる独善。
そんな芸術至上主
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COMPLY+-ANCE コンプライアンス(2020年製作の映画)

3.8

三本立て+ラップなオムニバス映画。いずれの作品にも斎藤工はかかわってるようですが、イチオシはやはり3本目の齋藤工監督作。
アルピー平子登場でシニカルなコメディ映画かと思わせて、ヤバい店員(あの眼は真性
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.1

いやぁ凄かったもの凄く良かった。
ツレから推されて中川コロナにて滑り込みセーフ的に鑑賞。本作を映画館のスクリーンで観れて本当に良かった♪友よ相変わらず良い趣味だな。

一本の映画を完成させるために悪魔
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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.9

叛逆者ネッド・ケリーは
Such is life...OR...I suppose it had to come to this(「人生ってそういうものさ。ああ、こうなるってわかっていたよ」)←wik
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.1

おぉぉ!ついに英勉監督が本気出した。
キラキラ映画のふりをしながら毎度お約束のように新奇な手法をぶち込み、楽しい映画の実験みたいなのが英勉作品なハズだが、本作ではそんな映画遊びを封印。映画で遊ばなくな
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

ホークアイ、ヤバい😥ってのがあったが、まぁ因果応報って奴だから頑張って生き残れよ😁なのだ♪
そんな事はさておき、本作の主演はブラック・ウィドウ=スカーレット・ヨハンソン。彼女のちょっと人間離れしたプロ
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

4.1

すげぇぞ!岡田准一。冒頭のデタラメなカーアクションに狂気の仮設足場大崩落アクション。あんなの見たことない。
アレは人間がやって良い事と違うし、それを主演俳優が自らって岡田氏はマジキチなの?アドレナリン
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はるヲうるひと(2020年製作の映画)

4.1

スクリーンのなかで「誰か助けてくれ」と独り嘆く山田孝之の姿に、昔の己を投影し胸が潰れそうになるボクが映画館の暗闇のなかにいた。
しがらみと劣等感と義務感で雁字搦めな彼と彼等にとって売春島は牢獄でありな
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

村上虹郎の沖田総司が凄かった!不穏で剣呑で危険な壬生の狼感出まくりで、無敵の人斬り抜刀斎に単騎で対抗できる数少ない最強剣客の風格と目元から溢れ出る色気が圧巻で、なんと言うかリアルってより伝説に語られる>>続きを読む

映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

4.0

木渡と芽亜里のスピンオフが観たいっす♪とりあえずの主張しといた。そしてそれは置いとく。
ボクの愛する英勉監督の剛腕爆裂な人気シリーズの最新作。
英勉の包丁捌きで華やか飾り立てられキラキラを超越した極彩
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ヤコペッティのさらばアフリカ(1966年製作の映画)

3.5

すげぇ、大規模な水曜スペシャルだなぁ。凄いぞ さらばアフリカ、さすがだよヤコペッティ。でも人と動物殺しすぎなのは、アレだなぁ、、、と、壮麗な胸糞映画に魂汚された気分で帰宅。
で、ググって驚いた。
あの
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劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命(2017年製作の映画)

4.0

奇しくもコロナ禍の前後の社会の激変を活写することになった新旧のドキュメンタリーを併せレビュー。
旧版のシネマ狂想曲は3回目?かな、何度観ても面白い。映画と映画館を愛しVHSを偏愛するミニシアターの名物
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痛くない死に方(2019年製作の映画)

4.0

死期を担任する、医療と人生の最後衛に立つ医師の映画。
白い巨塔で最新鋭の医療を研究し今日とは違う明日を切り拓く医学者も大切な存在だが、学んだ医学の王道外法を駆使し患者さんの人間性を崩壊させる肉体的な苦
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.0

大規模コントって映画の使い方、なかなか良い♪
コメディ映画とはちと違うと言うか、ロケにモブにワイヤーアクション、特殊効果もしっかり入れて、フルスケールの映画撮影のテクニックを駆使して極端なキャラにあり
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泣いたことがないなんて、嘘つきめ(2020年製作の映画)

3.0

高柳明音はどこだ!とウォーリーを探せ気分で観ておりましたが、これが映画そのものも大変具合がよろしくて、気持ちがポカポカするシスターフッド物の佳作です♪
知らない役者さんばっかだけど、泣きに、笑いに、泣
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海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

3.6

外国人技能実習生のレールに乗ってて地獄、レールを外れての悲惨を映画化。最後のシークエンスは異国で進退窮まった女性の、女性特有の辛く重い決断で終幕。
ボクが仕事を始めたころは、大手の工場の定期修繕期間に
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サタニックパニック(2019年製作の映画)

3.5

流血+お色気+その他諸々フル装備おとぼけエンタメ活劇♪
制作陣がボク等を楽しませようとおもてなしの心を尽くして接待してくれてるような、そんな快適安心な作品です。頭のなか空にしてただ笑えって素敵な快作ね
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過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道(2020年製作の映画)

4.0

森山大道と彼の伝説の写真集の再構築決定版の出版に狂奔する編集者&造本家の1年を撮ったドキュメンタリー。
写真雑誌壊滅の時代に写真家の映画って需要あるんかね?と思いつつ、ニワカとは言え写真が趣味のボクが
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ナタ転生(2021年製作の映画)

4.0

隣町の東海市(知多半島限定ネタ♪)はAKIRAなバイクが爆走するオリエンタルなディストピアでJOJOがマッドマックスな砂漠を激走したりスタンドな元神が魚を焼いたり闘ったり猿人がウロウロしたりするマジカ>>続きを読む

八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

3.8

アンソニーウォンの眼がヤバい、本気で異常者。ホプキンスも怖いけどウォンはマジキチ。絶対5人は殺ってる眼だもの((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
映画の始めから終わりまであの万人恐怖のあの
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