さすらいの雑魚さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

さすらいの雑魚

さすらいの雑魚

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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.9

戦争って良いですね♪
と、いきなりダメ人間宣言な雑魚です。そんな人のクズが戦争映画語るので真人間さんは不愉快な思いをすること確実。だからよい子はこの先読むの禁止。糞の詰まった大便器にたかる便所蝿さんと
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

3.9

小松菜奈に林遣都に井浦新と仕事師を三本柱に据え、周囲をできる俳優陣で固めブッ飛んだお話を豪華に見せてくれるナイスな映画。
己を拒絶する世界で孤独に苦しむ魂が惹かれあったのだろうか?この愛は真か偽か。命
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.8

強烈な作品です。なんともシネマテークらしいチョイスの作品かと😁面白いとか楽しいかは置いといてヴィジュアルもストーリーも力が漲っていて理由もなく胸底がザワザワしつづけるパワフルな作品です。映画ってモノに>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

劇場公開も終盤に差し掛かってからでアレですが、本作は映画館のスクリーンで、それもなるたけ大スクリーンでの鑑賞を推すですよ。
当代屈指の映像職人でスペクタクル厨なドゥニヴィルヌーヴが、本気で取り組みかつ
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プリテンダーズ(2021年製作の映画)

3.8

ある時は沖田総司となり人斬り抜刀斎と対峙し、次には岡田以蔵と化し土方歳三の敵対したかと思えば、ミニシアターのスクリーンで不良のアタマとなり女子をイビって嘲笑う。村上虹郎は働き者😁
それはさておき、痛た
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

殺しのある日常があったって良くね?
と言うか作中の主人公たちは組織から強要された日常って奴が気怠くて退屈でしょーもなく面倒くさい事ばかり湧きだしてくるウザい現実で、なにやら非日常的に派手でハードで華麗
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.9

名演小劇場にて鑑賞。
外国人監督が小野田少尉の三十年戦争にフォーカスした映画。陸軍中野学校二俣分校出身と言えば不正規戦のスペシャリスト。この手の輩を敵に回すとどんなに面倒臭いことになるか、よくわかる映
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太陽(2005年製作の映画)

4.0

シネマスコーレにて鑑賞。
衝撃のラストがすべてかと。
もちろんフィクションなのですが、これは事実を超越した真実の一撃をソクーロフの剛腕が抉り出したと評価すべき。本作終劇時の衝撃に昭和帝が襲われたのは2
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草の響き(2021年製作の映画)

3.8

今池の名古屋シネマテークにて観る。
東出昌大が文春砲に再被弾の最中に主演映画を鑑賞する奇縁が感慨深く趣き深い。
映画そのものは良き♪
人生のどん詰まりでどツボにハマる男を東出氏が好演。彼の現状からする
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.0

できれば地元の映画館で観ておくと味わいが深くなる、な映画が本作です。
女の友情の物語で、不器用な純愛ストーリーで、
心折れた負け犬おじさんの再生ストーリーで、資本の論理と街の再生と誠意がジェネレーショ
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

新選組小説の記念碑的傑作 燃えよ剣 を実写化。凄いぞ、完璧だぞ、これから歴史大作のスペクタクルな映画は原田眞人監督一択だぞ!な完成度だヽ(`▽´)/
いわゆる皆の欲しがる名場面を美しく激しく活写!なの
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.1

もしやこれはジョニー・デップ版のグラン・トリノか!が観劇中の想いであり、観劇後は確信にかわる。
老いたるダーティーハリーは街の若者の道標となり生き切った。キャプテン ジャック・スパロウは老いてなお大洋
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

3.9

センチュリーシネマにて鑑賞。
青春って暗かった😓
辛さを忘れるために、人嫌いが群れて呑んで弾けてるフリをしてた。先行きに楽観の要素は皆無で、それでも若さ故の希望とか根拠無しに持っていて、絶望と希望を行
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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

4.0

今池の名古屋シネマテークにて鑑賞。
すでに先週から?公開されて気がしたが、ほぼ席は埋まってたよう。噂に違わぬ人気作と思った訳だが、ウワサ以上に面白い。ってかスゲェ良い♪

電子音楽の黎明期に新しい音楽
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MIRRORLIAR FILMS Season1(2021年製作の映画)

4.0

シネマスコーレにて観る。
伊藤主税Pに阿部進之介に山田孝之ってデイアンドナイトな企画担当で、隣町のシンデレラな森川葵が看板作のヒロインで、地元の知多市出身の武正晴も監督で参加してる短編映画のオムニバス
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ビヨンド(1980年製作の映画)

3.6

シネマスコーレでビヨンドを演る!
TRPGクトゥルフの呼び声をやり狂いSANチェックに随喜の涙を流した日々が、破滅と狂気と決め台詞に血道を上げながら卓を囲む気怠い週末の午後にエイボンの書がキーアイテム
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

ドライバー役の女優さん、三浦透子さんだけど雰囲気ある人だねぇ。登場から終幕まで彼女がスクリーンに居ると画の主役が自ずと定まるって感じ。
それは確かにメインストーリーにガッチリ組込まれた主要人物の1人で
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まちの本屋(2020年製作の映画)

3.9

尼崎で街の小さな本屋を長く営むはたらき者の夫婦のドキュメンタリー。今池のシネマテークのアンコール上映にて鑑賞。
尼崎のおばちゃんの細腕繁盛記でもありお仕事映画であり家族映画でありコミュニティ映画でもあ
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くじらびと(2021年製作の映画)

4.5

巨大な尾ビレが鯨舟に叩きつけられ人が吹っ飛んでゆくド迫力→怯え仰け反る。
鯨舟に突進しブチかますマッコウクジラに軋む船体→ハリウッドか!とツッコミつつ怖い。
紺碧の空と広大な青い海が見惚れるほどに美し
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.1

久々にパーフェクトな映画を観た。
優秀な監督にスタッフ。主演にライアン・レイノルズ。脇を固めるプロフェッショナルなアクト達。そして彼等の実力に相応しく本当に良く練られ個性と定石をハイレベルで均衡させた
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.8

名古屋シネマテークで観る。
妹萌えじゃなくて妹ヤバ😰である。
宇宙最強の悪魔な割に会話が普通に成立する常識人サイコゴアマンなどは、言動行動がかなりの程度で意味不明で意味わかる時にはエゴイスティック&サ
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.9

なんと言うかもはや 貴い としか言いようが無い佳作。

皆が少しづつ哀しくて、それでも勁く穏やかに、少しスレ違ったりしながらお互いに思いやりつつ生きている。

実の父探しを思い立った女子高生があんがい
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.9

サマーフィルムにのって があまりに良かったので監督の松本壮史をググってたならば、今上映しとるがねシネマスコーレで!と 灯台下暗しルンタッタ♪ なご機嫌モードで鑑賞。

高品質の日常系である。
まったり
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.1

恋と友情が時代劇でSFな映画作りの名画リスペクトが大盛りな青春ムービーの傑作でした!
二郎のヤサイマシマシアブラカラメな勢いで積み上がった高カロリーな食材を見事に料理し完食させてくれた素晴らしいストー
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

鈴木亮平演ずる上林が怖い😱
サイコキラー+シャブ極道=上林 と言う感じか。
商売優先の似非ヤクザが金儲けのために器量不足の日岡と妥協して作った秩序と平和なんざクソ喰らえとブチ壊し、我が剛力のみを頼りに
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

跳ねました♬
サマーウォーズは別格傑作大好き!だけど次作以降がイマイチ弾けきれないってか、既知で屈指の実力派ゆえの上がりきったハードルが高すぎでどうしても評価辛めにしがちだった細田守監督作品ですが、本
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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.9

入江悠監督作品です。サイタマノラッパーが有名ですが、個人的にはビジランテが好き♪
けっこうな大作を任される入江監督ですが今作は自主映画とのこと。
バリバリの実力派が外野の雑音やスポンサー介入無しに好き
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江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間(1969年製作の映画)

3.6

真夏の土方巽、良き♪
この作品には暗黒舞踏の土方巽が出ています。
あの土方巽が映画館のスクリーンに大写しになるのです。それは観にゆくさ、シネマスコーレありがとう。
眼が死んでます、でも黒くてパワフルで
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バケモン(2021年製作の映画)

3.8

空港シネマでしかやってなかったから、久々に小牧基地のC-130Hを眺める。
良き♪
そんな良い気分のままに入場すると 入場料から豊山町に寄付される とか貼紙が。
ほ?鶴瓶師匠豊山町の関係者だっけ??と
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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.0

俳優もスタッフも己自身も映画に奉仕する道具で作品のために必要なら容赦なく使い潰す冷酷、我がイマジネーションのみが尊く至上の価値を持ち他者の立場や想いは使用後の鼻紙と切って捨てる独善。
そんな芸術至上主
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COMPLY+-ANCE コンプライアンス(2020年製作の映画)

3.8

三本立て+ラップなオムニバス映画。いずれの作品にも斎藤工はかかわってるようですが、イチオシはやはり3本目の齋藤工監督作。
アルピー平子登場でシニカルなコメディ映画かと思わせて、ヤバい店員(あの眼は真性
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.1

いやぁ凄かったもの凄く良かった。
ツレから推されて中川コロナにて滑り込みセーフ的に鑑賞。本作を映画館のスクリーンで観れて本当に良かった♪友よ相変わらず良い趣味だな。

一本の映画を完成させるために悪魔
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トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.9

叛逆者ネッド・ケリーは
Such is life...OR...I suppose it had to come to this(「人生ってそういうものさ。ああ、こうなるってわかっていたよ」)←wik
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.1

おぉぉ!ついに英勉監督が本気出した。
キラキラ映画のふりをしながら毎度お約束のように新奇な手法をぶち込み、楽しい映画の実験みたいなのが英勉作品なハズだが、本作ではそんな映画遊びを封印。映画で遊ばなくな
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

ホークアイ、ヤバい😥ってのがあったが、まぁ因果応報って奴だから頑張って生き残れよ😁なのだ♪
そんな事はさておき、本作の主演はブラック・ウィドウ=スカーレット・ヨハンソン。彼女のちょっと人間離れしたプロ
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

4.1

すげぇぞ!岡田准一。冒頭のデタラメなカーアクションに狂気の仮設足場大崩落アクション。あんなの見たことない。
アレは人間がやって良い事と違うし、それを主演俳優が自らって岡田氏はマジキチなの?アドレナリン
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