さすらいの雑魚

まちの本屋のさすらいの雑魚のレビュー・感想・評価

まちの本屋(2020年製作の映画)
3.9
尼崎で街の小さな本屋を長く営むはたらき者の夫婦のドキュメンタリー。今池のシネマテークのアンコール上映にて鑑賞。
尼崎のおばちゃんの細腕繁盛記でもありお仕事映画であり家族映画でありコミュニティ映画でもある。主題を切り撮り作品を造るなかで意図してるのか無意識なのか時代そのものが封入され多面的に観る事が可能です。これは優れた映画特有の現象かと。万人におすすめできる佳作です。おやじさんが声を殺して男泣きするシーンは歳を経た仕事人なら共感率100%で落涙必至。これはたまらん😭
いずれ劣らぬ個性的な本屋が蝟集する千種今池の街のど真ん中で上映されてるのはシチュエーション的にも完璧♪シネマテークさんやりおる♬