ととさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

とと

とと

映画(876)
ドラマ(36)
アニメ(0)

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

5.0

全てが好み。
誰にもオススメせず、自分の中だけにしまっておきたくなる作品だった。

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

5.0

古いディズニーアニメを観ているような感覚がずっとあって、ビリーワイルダーやジャックレモンもそうだったけど絵本から飛び出したかのような演技と見せ場の多さに、子ども心くすぐられる最高の作品だった。

映画
>>続きを読む

独裁者(1940年製作の映画)

5.0

チャップリン作品で初めての鑑賞がこの作品で良かった。

愛を知らぬものだけが憎み合う。

ヒットラー本人もこの作品を2度も観て大いに笑ったそう。
観終わって即上映禁止の命令を出したと言われているとのこ
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

アダムドライバーがカイロレンに見えて仕方がないぞと思ったけど、最後まで観たらちゃんと父親だった。

結婚と愛の形は常に変化していくことを理解しつつもどうしようもない時もあるんだと辛く、切ない気持ちにな
>>続きを読む

なんだかおかしな物語/ボクの人生を変えた5日間(2010年製作の映画)

3.9

なんか前にも似た感情を持った映画があった。
「レディーバード」だ。

悩みや問題を抱えて生きるのは辛い。
精神病院で過ごした5日間での出会いや経験は、人生の再出発として素晴らしいスタートをきることがで
>>続きを読む

究極のハピネスを求めて(2017年製作の映画)

3.9

気の合うパートナーと
自由で気ままな非日常を
旅することで得る幸せとは。

アラスカやメキシコの
素晴らしさを感じつつ、
楽しいことだけじゃない、
辛さとか問題をありのままに、
旅がどういうものか彼ら
>>続きを読む

グッドナイト・ムーン(1998年製作の映画)

4.0

2人の母のストーリー。
継母とは。

互いの、子に対する焦りや不安をぶつけ合うシーンに心を掻き乱された。。
めっちゃ泣いた。

ゲームオーバー!(2018年製作の映画)

3.6

機関銃連射の如く下品な言葉や描写が始終飛び交う、最高のコメディ映画だった。

クロース(2019年製作の映画)

4.4

サンタクロースの誕生秘話が描かれるネトフリオリジナルアニメ。
ノスタルジー感じる風景や絵柄がすごく好み。
今の時期にピッタリの作品!

物語の構成はよくあるハリウッド式を採用していてとても観やすい。
>>続きを読む

失くした体(2019年製作の映画)

4.0

目でみえているものが全てではない。

失くした体を取り戻す「手」と
手を失くした「ナウフェル」を描いた生々しくも美しい幻想的なアニメーションだった。
「手」から伝わる感情が切なく、
「手」が映し出す過
>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.9

思ったより面白かった。
というのもT2のリメイク版のような構成で、展開や結末はある程度予測できたのにも関わらず、懐かしきキャストや世界観がパワーアップして引き継がれていたのでファンにとっては嬉しいボー
>>続きを読む

第七の封印(1956年製作の映画)

4.4

舞台は暗黒の時代とも呼ばれる中世ヨーロッパ。
ペストの流行や十字軍の遠征、魔女狩りが背景にあり、終末世界に怯える人々の死に向かったコミカルかつユニークな、ある種のロードムービーである。

信仰深いマッ
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7



愛の欠如によって引き起こされた悲劇。
愛されることを知らない彼もまた手を差し伸べることが出来なかった。

今作で担当した音楽家ヒドゥル・グドナドッティルはヨハン・ヨハンソンの弟子だそうで納得の世界
>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.8

色彩感覚や映像美が幻想的な雰囲気を作り出していて、ホラーを通り越して、初っ端から恍惚状態に陥ってしまうアートオブホラー。

ジェシカ・ハーパー演じるヒロインがめちゃくちゃ綺麗。
悪魔と対決するシーンな
>>続きを読む

フローズン・リバー(2008年製作の映画)

4.3

絶対好きだよ、とオススメされた作品。
はい、大好物な作品でした。

貧困と女性と先住民族。

トレーラーハウスで過ごす貧困な家族。
以前なら確実に、耐える子供に自分を重ねていたであろう。
家族を守りた
>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.7

映像美やCG技術の進歩、アリータのバトルシーンや世界観に圧倒させられた。

機械も我々人間の一部として当たり前な存在だということを認識せざるを得ない。

ヒューゴがそこまで魅力的に感じなく、むしろ足手
>>続きを読む

マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.6

受け継がれる思いや
ブランディッシュ氏の行動力に
胸が熱くなりました。

本に対する思いやエピソードがもう少し強めだったら良かったかも。

雰囲気はめっちゃ好みの作品だった。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

誰かと一緒にみると、
笑いの連鎖が広がって、
心があったかくなる作品だった。

だけどやっぱり
三谷さんの作品は
舞台で観たくなるなあ。

家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.3

ホロコーストを生き延びた老紳士が、人生の終わりかけに友人へ会いに旅立つロードムービー。

憎悪からの解放
瞳の奥の優しさ

最後は泣くしかない。

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.8

チャッキー?

ブリグズビーベアでも担当したマークハミル氏が今回バディ人形チャッキーに声を吹き込んだことにより、愛着心の塊として物語の前半は進む。

もう可愛い。
AIの感情をテーマにした作品はたくさ
>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.5

スペシャルなステージはこんなにも人を魅了するのかー。

今にも壊れそうなレジー。
エルトンジョンという別の誰かになりきることで自分を保つレジー。
癇癪という怒りでしか助けの求め方を知らなかったレジー。
>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

5.0

幸福のシンボルである鹿に愛された2人の物語。
まさに心と体が繋がっていて、それがまた美しく神秘的で。

マリーアが良かった。
太陽のシャワーを浴びるマリーアの姿は絵になる美しさ。
繊細で内向的なマリー
>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

ぼくはゴーミだー!٩( ᐛ )و

モヤモヤしつつもボロ泣きしちゃった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.7

マイノリティを扱った作品が数多く存在する中でもオススメしやすい1本。

人種差別やマイノリティを多分私は根本的に理解出来ていない人間なので、観れば観るほど薄っぺらな自分自身を自覚してしまうことに恐れさ
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.8

ひたすら前に進もうとする家出少年と100パーセント晴れ女の純度が高い爽やかな物語。

須賀圭介が良かった。
大人になるって何だろう。
矛盾した思考、感情のコントロール、正しさと優先。
そんな小さいよう
>>続きを読む

利休にたずねよ(2013年製作の映画)

3.1

方向性や価値観の違いにより秀吉が命ずる「切腹」までの過程を描いた、茶人、利休の物語。

描かれる茶の湯の世界、利休の生み出す究極の美と空間の調和といったものに思わず声が漏れるほどの「艶」を感じた。
>>続きを読む

ANIMA(2019年製作の映画)

5.0

7月に発売されるトムヨークのアルバムから3曲を使用し、主演に彼を迎えたPTA監督による短編映画。

映画というよりMV感覚。
最高の音楽と最高の映像。

嬉しすぎて何度も観てしまう。

自分の意思とは
>>続きを読む

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.6

ああ、もうめちゃくちゃ好き。
どこを切り取っても青春。

映像、演出、音楽全てが好みすぎる。

MGMT、youth lagoonを使用したサウンドトラックが最高すぎてそれだけでもう高評価。

大人に
>>続きを読む

(2007年製作の映画)

3.6

『君の名前で僕を呼んで』を14分に凝縮したような作品だった。

グザヴィエ・ドランのデビュー作でもあり、性と向き合う多感な少年を演じる初々しい彼をみるのはとても新鮮だった。

婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.0

嘘と優しさと生きると死ぬ

マネの作品である『自殺』がものすごく印象に残った。

戦争の影を感じながら、失い、そして出逢わずにはいられなかった2人のそれぞれの嘘が気高く切ない。

モノクロからカラーに
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

満足度と質の高いリアルタイムな作品。

SNSの闇
家族の壁

ネット上に残された足跡を辿りながら、失踪した娘の手かがりを探す、父親目線と画面上だけで描かれる極上ミステリー。

あちこちに散りばめられ
>>続きを読む

ALOYS/アロイス(2016年製作の映画)

4.2

ラストの2人の重なる寝息がめちゃくちゃ好き。

これはイヤフォンしながら観ると一緒にテレフォンウォーキングしてる感覚に陥る。

全体的に、寝落ちする瞬間の意識が薄れて行く感覚に似ていて、摩訶不思議な世
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.8

ガイリッチーとディズニーの融合。
ウィルスミスとラップのジーニー。
ジャスミンの女性像を際立たせる芯ある歌声。

これはこれで本当に素晴らしかった。。

しかし、言ったってしょうがないけど、ロビンウィ
>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.9

神話や伝説を照らし合わせながら描く怪獣の設定と続編を匂わす余韻、そしてスケールの大きさに興奮しながらの鑑賞。

キングギドラと十字架という芸術性に優れたシーンに構図のセンスを感じた。

モスラの神秘的
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

ヨルゴス・ランティモス監督好きすぎる。

滑稽で愚か=人間
権力=孤独

ラストの複雑な感情が入り混じった2人の表情と欲にまみれて見失う己が滲み溢れ出るアビゲイルに後味の悪さを感じつつそれがまた、癖に
>>続きを読む

プロジェクトA2 史上最大の標的(1987年製作の映画)

3.9

サモハン、ユンピョウどこ行った..?
彼等がいない分スケールや演出でカバーしてるので思いのほか楽しめた。

ラストのNG集のジャッキーチェンが可愛い💕

ジャッキーチェンはもちろん凄すぎるし神だけど、
>>続きを読む