ととさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.3

「娯楽と芸術を兼ね備え映画の長所を生かした作品」

映画作りってこんなにも命がけだったんだ。と改めて娯楽映画が私の中で芸術作品に変わる貴重な作品。

気軽に笑えて気軽に観れる薄っぺらいストーリーとは裏
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パーフェクション(2018年製作の映画)

3.6

巻き戻し演出や予想できない展開が意外にも飽きずに観れた。
Netflix感が良かった。

他人に完璧を求めること=不完全な変態

五福星(1984年製作の映画)

4.1

最高。
何度見返したのか分からないぐらい見てる。
ベタベタなギャグとアクション満載すぎていい意味でついていけない。
無駄に豪華なカークラッシュなど、時代を感じずにはいられない。

ジャッキーの名脇役に
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十年(2015年製作の映画)

3.7


5人の若手監督による、5つのショート・ストーリーで構成された『十年』は、映画が制作された2015年から、10年後の香港の
未来を描いた物語。

1話『エキストラ』
2話『冬のセミ』
3話『方言』
4
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ダレン・シャン(2009年製作の映画)

2.9

中学生のときに世界観に惹かれた思い出作品だったが、私の想像していた世界観とはかけはなれた薄い物語で残念だった。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

人々のため、愛する人のためという目的で成し遂げた偉業、意識改革に尊敬の念を抱かざるを得ない。

観客を引き込むようなジョークを盛り込んだスピーチは本当にTEDを観ているような感覚だった。

人の心を動
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9

新鮮さがなくありきたりではあったけど、さすがマーベル。といった感じ。

キャロル強いめっちゃ強い。
猫可愛い。
ニック若い。

こんなに楽しそうに戦うヒーローいたっけ、ぐらい生き生きしてて安心感ある彼
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.9

監督が変わると作品の雰囲気もガラっと変わることを改めて感じる作品。

マイケル・ベイのトランスフォーマーシリーズはもちろん好きだけど、これはこれでめちゃくちゃいいいいぃ。

感情表現、戦闘シーン、スト
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.3

精神的に追い詰められるのに、安らぎを感じられる奇妙な奇妙なSF作品。

めちゃくちゃ好きな雰囲気。
もはやアート。

劇中の音楽を担当した、作曲家のジェフ・バーロウがツボ。
過去に組んでたバンドの2n
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いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

4.2

理知的なエリナと情熱的なマリアン。

「分別」のあるエリナと「多感」なマリリンの正反対な要素を持つ姉妹の対比が非常に多くの登場人物と共に描かれている。
そう大した出来事は起こらないにもかかわらず、登場
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.8

調理場は常に戦場。
全てをフル回転にさせて
慌ただしさの中でBGMはなくとも、視覚も嗅覚も満たしてくれる満足な1本。

「俺は興奮やプレッシャー暴力や罵声を愛した」と言う、彼の繊細さが表される料理のオ
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ゲーム(1997年製作の映画)

4.1

久しぶりに映画の世界に飛び込んだような興奮する作品だった。

傲慢な金持ちのマイケル・ダグラスが翻弄される様に、これはゲームか?とこちら側も迷い込んでしまう。

デビット・フィンチャーは天才なのかな。
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.6

演出センスがエドガー・ライト監督と似ていた。
マッツ・ミケルセン目当てに鑑賞。

ギャルソン!(1983年製作の映画)

3.8

雰囲気ドンピシャ。

劇場経営に失敗して妻と別れ、
パリのブラッセリーで給仕長(ギャルソン)の仕事をしながら、父親が残した海辺の土地に、小さな遊園地を作る夢を実現しようと奮闘中。


青春はいつまでも
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.3

サスペンスの神様。
まさに「映画」を感じれる作品だった。

初っ端のグレイス・ケリーのあまりの美しさに思わず魅入ってしまった。

ざらつきや光漏れ、音切れ、彩度とコントラスト、レトロ風味がたまらない。
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ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.8

好きな俳優陣がてんこもりで幸せになった作品!!

ジョンキューザックはもちろん、
若いダイアンウィースト、
チャッキーシリーズでもお馴染みジェニファーちゃん、
マフィア役がハマるチャズパルミンテリ、
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.0

押見修造の描く世界観に引き込まれて辿り着いたこの作品。
血の轍と悪の華とハピネスがお気に入り。
中でも爽やかな分類に入るこの作品は、次世代俳優のプロモとかになってたらどうしようとか、表面だけの青春ドラ
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.1

ヒンズー教とイスラム教の区別もつかずに
、インドとパキスタンの宗教間の対立や歴史の確執も知らずに、おじさんが少女を助けるというストーリーにしか目を向けれなかったことに悔しくなった。
(本当に無知でごめ
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.9

プライドと見栄は違うということ。

壊れた心を必死に補おうとする姿は、時に不気味で恐ろしい。

人生調子のいいときも悪いときも、自分自身の心の為に、特に虚栄心を捨てて生きていきたい。
それってつまり自
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

鑑賞前に勝手にテレビが付いたのがまず怖かった。
久しぶりに身の竦む思いをした。

観る側の想像力を恐ろしいほど掻き立ててくるのでもうしんどい。
驚きが唐突にやってくるので、衝撃度もやばい。
はっ!って
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.2

ジェームズ・ワン先生はやっぱり天才だと確信できた作品でした。

ムービー43(2013年製作の映画)

3.9

ごめんなさい。
好きです。

下品で低俗なこの作品。
だけど真剣に演じる有名俳優が本当に面白くって笑いが止まらなかった。
と語る私は下品な人間なんだろうな。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

みずから苦しむか、
もしくは他人を苦しませるか、
そのいずれかなしには
愛というものは存在しない。

その愛の存在が詰まった切なくも美しい2人の愛の物語。

燃え上がる要素はあちこちにあったにしろ、そ
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.8

ウォーキングデッド
クワイエットプレイス
ドントプリーズ
みたいなのがテーマが違えど混ざったような映画。

最初の黒人が各宗教の悪魔を語るとこが好き。

目が見えようが見えまいが心の中の目がしっかり見
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.2

カッコイイ。
強弱のついた演技がより良さを引き出している。

リバイバル上映とかあったら絶対映画館で観たい!浸りたい!世界観に没頭したい!そんな願望が出てくるアツイ作品だった。

なんでもっと早くに観
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.5

視聴する側がストーリーを選択するという配信だから可能な新しいタイプの映画。
私は何度も戻って結局ラストは迎えられず挫折してクレジットを選択した。

ブラックミラーシリーズは作品自体は面白くて全シーズン
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

アメリカで発生した連続殺人事件で未解決のまま現在も捜査中であるそう。

豪華な俳優人でお送りする、真相になかなか辿り着けず翻弄される3人の男、そしてあと一歩が遠すぎるもどかしさを感じれる極上ミステリー
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.8

サメ映画の中でトップを争う面白さ!
誰がどのタイミングで死ぬか最後まで気が抜けず、焦燥感の極み。

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.7

少女から女性になる瞬間ってすごく魅力的。

自己の確立
精神的な自立
親からの自立
女性としての身体の受容

思春期を経て青年期へ成長する過程が奇妙でいて儚く美しい。

人という海に
呑み込まれずに
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

ド派手な衣装でステージに立つレディー・ガガも好きだけど、映画のような素朴な優しさの塊の彼女の方がとっても魅力的だった。

リトルモンスター共よ、新しい彼女をしっかり目に焼き付けとくといい。

鼻筋を触
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12年の長い夜(2018年製作の映画)

4.2

『孤独は人を貧しくさせる』
と語る元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏の孤独、そして仲間との壮絶な12年間を描いた作品。

「ムヒカの映画を撮る」という噂を嗅ぎつけてから3年。待望の作品が遂にNetfl
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.9

「ゆりかごを揺らす手は、世界を決める手である」
-ウィリアム・ロス・ワランス-

愛の裏側
エゴイズム

冷たく殺伐とした雰囲気を醸し出し、どこか見透かされているような感覚に陥るのは、監督の冷静な目線
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ好きなタイプの作品。

音楽が独特で、誰なんだろってずっと気になってて。
観終わって調べたらなんと、
ジョニーグリーンウッド!
レディオヘッド!
EDもいい感じで気持ちよく見了。

ホアキ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

「アメリカ最大の失敗」と語る先住民保留地を舞台に、色濃い差別、偏見が渦巻く閉ざされたアメリカの僻地に切り込み圧倒的な緊迫感みなぎるクライム・サスペンス作品。(シネフィルサイトより抜粋)

ネイティブア
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.9

いつもは笑いから始まるウディの作品だが、今作はわくわくする始まりだった。
50年代の時代設定、音楽、たまらん。

ウディ作品の特徴的な部分の語り口調に耳を傾けながら、心情と色味のマッチングを楽しませて
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