ととさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ザ・ゲーム ~赤裸々な宴~(2018年製作の映画)

3.8

「大人の事情」のリメイク版で、Netflixオリジナル作品。

ほぼ内容が同じ。
ストーリーが分かっていても観るのが止まらなかった。
スザンヌ・クレマンの演技が大好きなので、その影響が強いのかな。
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

ライアン・ゴズリングめちゃくちゃいいぞ。一番自然で一番好きかも。
前に一回観たことあったけど、内容全く覚えてなかったから楽しめた。
そういう意味では頭を空っぽにして観れるラブコメ作品として観やすくてい
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

人生は常に選択の連続。

程よいイエスマンでいると、信頼貯金してるような感覚になる。
それが運や縁に繋がる。

私にとってのイエス
あなたにとってのイエス
そのイエスが自分にとっての幸せへと導いてくれ
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シルバー・グローブ/銀の惑星(1987年製作の映画)

4.4

1977年、膨大な製作費を掛け、宗教・民俗・文化に密着した哲学的内容と実験的映像に没頭するズラウスキに畏怖を感じた文化庁副長官と映画省次官の決定によって未完のまま撮影を中止させられた作品を、その10年>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

この日の為に、予習しまくった日々。
しかし、鑑賞前と後に聴くQueenは全くの別物だった。

ラストのQueenのステージ。
最高です。
興奮度マックス。
ノリノリな感覚で、ここはどこだっけ?ライブ会
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

気持ちいいくらいの眩しい青春と
痛々しいほどの母娘の確執。

誰もが通る17歳。
貴重で大切な時期。

悩んで成長して飛び立って。
パワー全開のクリスティンに羨ましさと嫉妬を感じた。

なんかずっと眩
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ベルリン・シンドローム(2017年製作の映画)

3.2

ストックホルム症候群を扱った監禁ミステリー作品だが、スリルを期待できるような広告文だったので期待した分、サイコパスな男性像がゆるすぎな点と全体的な雰囲気が残念だった。

でも実際はそうでもなかった。
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アンドロメダ…(1971年製作の映画)

3.6

ニューメキシコにある小さな田舎町に衛星が落下、そして謎の死を遂げる住民たち。
生き残ったのは、赤ちゃんと老人の2人。

なぜ?

科学のプロフェッショナル4人を集め、未知の細菌の解析をはじめるが。。
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ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.1

ハリーポッター好きなので少し期待したのがダメだったみたい。

近くの映画館は字幕作品なんてものは存在しなく(地域柄致し方ない)、しょうがないから吹替でみたのだが、コナンくんとサトシが強すぎて浸れず。
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

すきなやつ。

よく父親とこの手のSFホラーみたっけな。
懐かしさが蘇った。

第9地区とかスーパー8とかも映画館で観たけど、今作も映画館で観れて良かった。

音楽の使い方が上手いから、思わず見入って
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.8

不協和音、低音ボイス、白黒の哲学SF。

よく分からなくて3日間に分けて観たが、余計分からなくて登場人物と背景を書き起こしをして観る手法をとると再見は一瞬だったくらい面白かった。

ゴダール作品は実は
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.0

哲学的な葛藤がふんだんに盛り込まれている印象的なラスト。
そしてまた冒頭へ。
そんな無限ループを繰り返すクリスを、安全地帯から見守るのだが、眠気に何度もやられてしまった。さすがタルコフスキー監督。
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.9

映画らしい終わり方。

サイモン&ガーファンクルはずるい。
いい雰囲気になるに決まってる。

謎の隣人の話し方がずっと気になってて、ラストでその正体がわかりスッキリ。

大都会で生きる人々の、誠実さや
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.4

すごく良かった。。

60分と短い時間の中で描かれる、溢れる無償の愛。

何気ないシーンが多いけど、そこにはちゃんと子供たちの辛さとか悲しさが込められていて、更に暗すぎない雰囲気になっているのが良かっ
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.6

前作達を超えることはなかったが良かった。

重低音が響く中のヴァラクは最高。
ただ物理的に接触しすぎて、本来あるべきリアルな恐怖が薄れて残念だった。

やっぱり監督はジェームズ・ワン。

死霊館に続く
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.6

映画監督のアニエス・ヴァルダと写真家・アーティストのJRのドキュメンタリー映画。

フランスの田舎街を旅して、そこに住み着き生活する人たちと触れ合いアートを残しながらの旅。
旅の条件は「計画しないこと
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アナとオットー(1998年製作の映画)

3.9

偶然と必然をテーマにした切ないラブストーリー。

逆さまに呼んでも同じ名前の2人(ANA&OTTO)が出会い恋をする。

アナとオットーの目線を交差させながら詩的に進む2人の運命と恋愛模様は、男脳と女
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

いろんな意味でヤバい映画だった。。
最初の30分は辛くて本気で外に出ようかと思ったぐらい映像酔いした。

型破りな構成が意外性として人々の興味を注いでいる。

前半の不安に対して、後半は肩を揺らして笑
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モスキート・コースト(1986年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

教育、子育て、指導=洗脳
良くも悪くも生きていく上で、私たちは洗脳と上手く付き合っていかなければならない。

「父を信じていたとき世界は小さく老いたものに感じていた。父を失った今、父を愛することを恐れ
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.9

初老の男性ギャングと麻薬密売組織との争いを描く古典ギャング映画。

只のギャング映画ではなく、男の哀愁漂うクラシックなフレンチ映画でもあり、ダメ男との友情をも描く渋くてカッコイイ作品THE男映画。
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危険な情事(1987年製作の映画)

3.4

浮気の末路。

メンヘラ女に手を出した既婚男も、
既婚者って知って避妊しない女も、
どっちも悪い。

教訓映画。

80年代の映画の雰囲気はものすごく好みでした。

男の馬鹿さ加減と浅はかな行動原理

ダック・シーズン(2004年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュ
小津安二郎
を敬愛するメキシコ出身の監督、フェルナンド・エインビッケ氏。
メキシコのジム・ジャームッシュと呼ばれている彼の作品は、日常の中にある一幕をゆらりと描いている。
シーン
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ラ・ブーム2(1982年製作の映画)

3.6

ラブームから2年後のソフィー・マルソーは、ちょっぴり色気が増して恋多き女になっていた。

曾祖母のプペットとの掛け合いは前作と変わらず素敵で理想!

ラ・パゴッド (Cinéma La Pagode)
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.9

ソフィー・マルソー。
フランス発の清純派女優でデビュー作でもある本作。
当時はあまりの可愛さに大ブーム、大ヒットして世の男女を虜にしたとされる女優さんとのこと。

めちゃくちゃ可愛い。。
ベビーフェイ
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

5.0

エミール監督の作品って不思議。
あの独特な空間の中に長時間拘束されるのに、飽きるという感覚がない。
わたしにとって至福の時間である。


圧倒する混沌とパワー!


楽観的で強烈な人間賛歌!


お酒
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

4.6

いろんな愛のカタチに胸が締め付けられた。

リバー・フェニックスももちろん良いけど、マーサ・プリンプトンが本当に好き。この作品で可愛さがより引き立ってた。。

というか良いシーンが多すぎる。
誕生日
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.9

アニーと別れましたって話をするところから物語は始まるのだが、ここの時点でもう笑いが起きる。
そして確信する、これは好きなやつだ、と。

地球の滅亡を恐れて宿題しない小学生時代の回想シーン。好き。
もし
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ロバと王女(1970年製作の映画)

3.9

メルヘンチックな世界観を、王女様と一緒にサイケな旅に出かけてきました。

まず衝撃だったのが、今でも美しいけど、若い時はもっと美しかったカトリーヌ・ドヌーヴの存在。
おったまげた!

キラキラド派手ド
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

感じる系映画。
映画は基本受動的で娯楽作品が数多くあるが、中には本作のような能動的に感覚を研ぎ澄ましてみる作品もある。
それもまた映画の魅力である。

色彩や感触などを持たない天使が、興味深く人間を観
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ヒューマンネイチュア(2001年製作の映画)

4.3

脚本:チャーリー・カウフマン
監督:ミシェル・ゴンドリー
制作:スパイク・ジョーンズ

めちゃくちゃ好きな3人!
こんなの観るしかない!

全身毛深い女性、ライラ。
マナーに異常に厳しい博士。
自分を
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.7

近未来アメリカ、スーパーヒーロー禁止法を覆す活動を妻が担うことになったヒーロー一家を描くアクションファミリー映画。

ジャック=ジャックがめちゃくちゃ可愛い!
アライグマVSジャック=ジャックのシーン
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.9

悲しくてやりきれない、理不尽な感情を分かち合うことなく、一人で受けとめることに意味があり、フリダはこの夏大きく成長した。

ラストの涙の為の物語と言っていいほど、それまでの、1つ1つのカットに無駄がな
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