後味いいんだか悪いんだか。そんなもんだよなと思えたりそりゃないだろと思えたり。グッとくる場面も所々あったけど。
なんといっても池脇千鶴だな。
5年に1回くらいどんなだったか確認したくなる。そしてその度に強烈なイメージにおののく。
blu-rayのクリアな映像と音楽で。50年近く経つのにまったく色褪せない輝き。その時の年齢で見るたび違う感動がある。名作とはこういう映画を言うんのだろう。
真っ逆さまに〜落ちてDESIRE。まさにドラッグへの欲望によって転がり落ちてく人々の物語。怖いわぁ。
ジョン・カーペンター先生のB級ホラーは半年に1回くらい脳が欲する。本作もなかなかひねりの効いたストーリー。
息抜き的にアメリカンコメディーを。ちょっとエッチでちょっといい話、良く出来きてる。カップルでとか、カウチとか、気楽に映画が観たい時に最適。
ATG提携、ディレクターズ・カンパニー第1弾となるカルト作。原発建設のために夫を殺された海女の復讐劇。片っ端から銛で刺しまくる血まみれのあまちゃん!
いやはや、この救いのなさ。どん底まで叩き落す力。やっぱりキム・ギドク監督はアジアが誇る変態です。
舞台はオリンピック開催一年前2019年のNEO TOKYO。偶然とはいえ80年代に2020年の2回目の東京オリンピックを想像してた大友克洋はやはり凄い。そして内容は言わずもがな。これぞジャ>>続きを読む
blu-rayで名作観直し劇場。町山智浩著「映画の見方がわかる本」の名解説を読んだので昔より断然面白い。これぞアメリカンドリーム。ロッキーとははまさにスタローンそのものであったと。
鮫の数を増やしたり、知能が高い設定にしたり、CGで動きを俊敏にみせたりしても、あらゆるジョーズ映画は結局スピルバーグの「ジョーズ」を超えることはできない 。
久々に観直したけどやっぱり最高に面白かった。坊や哲、ドサ健、出目徳、キャラが全部いい!やっぱ男はどっかで憧れるなぁこういう生き方。
街じゅうがハロウィン一色になる中、なんとなく観直したくなり。思ってたほどブラックじゃなかじゃったのね。学芸会のシーンは最高だけど。
愛のないところから始まって、ある事件で気付きがあるのかと思いきや、ラストは投げっぱなし。うーん、ロシアのアンドレイ・ズビャギンツェフ監督もまた変わってるな。
こんなに素晴らしい日本映画、今まで観てなくてごめんなさい。悲惨だったり救いがなかったりする映画たくさん観てきたけど、これほど二度と観れないと思った映画はないかも。切なすぎて息が止まりそ>>続きを読む
恋人への愛情、息子への愛情、そしてピアノへの愛情、まさに愛情物語。美しい女優、心に残る音楽、これぞ映画っていう映画ですね。
フーリガンの男達がギャングとしてのし上がっていくまで。マフィアのような秩序とか掟とかまったくなし、本当にいつ殺されてもわからん世界。これが実話に基づくって。。。
時代劇はあんまり得意じゃないんだけど最後まで飽きずに観れた。編集がうまくテンポ良いからかな。しかし必死剣があまりに納得いきすぎて逆にちょっと笑ってうもたやん。笑うとこじゃないのに。
さすがイーストウッド監督そつなくまとめてらっしゃる。でも俺はちょっとダメだったなぁ。画面から話しかけてくる必要ある?ナレでよくない?とか思ってしまいました。でも俺には合わないだけで良>>続きを読む
ハリウッドではハッピーエンドが鉄則。それを皮肉ったロバート・アルトマンの傑作。ブラックユーモアと名画へのオマージュがたっぷり。映画好きは是非!
何故かふと観直したくなって。ストーリーはすっかり忘れてたなぁ。大人に向けてもちゃんとメッセージがあったんだね。チープさも含めてやっぱ愛すべき1本。
昔TVで観たホラー映画をblu-rayで観直すシリーズ。例のガラスが首をはねる強烈なシーンしか記憶に残ってなかったけど、ストーリーはこんなだったんだね。今観ると全然怖くなかった。
ヒットを狙うギャング映画という意味ではデ・パルマ監督完璧な仕事ではないでしょうか。役者も揃ってるし、ビシっときまってる。ケビン・コスナーもこの頃が一番良いな。
レンタルVHSを探しあてて、遂にビートルズのオリジナルエンディングで観直せた。集落とか家系とかいった日本の暗い部分、蔵とか雑木林とか暗い場所、怖いけど好きです金田一耕助シリーズ。岩下>>続きを読む
脚本、主演もやり自主制作した監督の情熱は伝わってくるけど、あと一歩。妄想オチはないよなー。まあ、予算もなかったんだろうけど。次回作で真価が問われるかと。
この監督アホや。脚本、主演、音楽もぜんぶ自分でやりたい放題やっとるし、血まみれだし、ぐっしゃぐしゃだし。本気でやりたかったんだろうなぁ「北斗の拳」の実写版。世の中にはいろんなヤツが>>続きを読む
我が青春の1本。当時のキャッチ・コピーが"活字発光シネマ。グッバイ、日本映画のコレステロールよ。"ですよ!新しいことやってやろうという匂いがプンプン。20年以上振りに観直したけどや>>続きを読む
ホントにこの映画が好きすぎて好きすぎて。J.G.バラード原作、デヴィッド・クローネンバーグ監督の官能の世界。
タイトルにシークレットとはあるけど希望の日差しがわからなすぎかと。悲しさ、切なさ、自暴自棄、寄り添う男の存在、再生への希望とかいろんなことがちょっとずつ中途半端だったかな。
井筒監督いつも偉そうなこと言ってるけど、実際「パッチギ!」以降の作品はどないやねんって気持ちで観てみたわけですよ、ちょっと古いけど。全然あかんかった、面白くもないし尖ってもないし、途中て>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まあ、ドラッグで意識が生命の起源まで辿り着くっていうのも強引な気がしますが。ようはドラッグによる幻覚を映像化したかったのかと。
ジョン・カーペンターが、後に「エイリアン」の脚本を担当するダン・オバノンと組んで制作した初監督作品。SF黎明期のカルト作。
個人的には宮崎駿監督作品ワーストワンですね。監督本人が観て涙したと言われるけど、そうでしょう本当に自分のやりたいことやりきったと思うから。それはそれで全然いいんだけど、それを見せつけるた>>続きを読む
良い!すごく良い!!ヴェルナー・ヘルツォーク監督作品としてはスケールが小さいんだけど、そのぶん美術や衣装がしっかりしてて。可愛いような怖いような悲しいような絶妙な世界感。