「ヤング≒アダルト」もそうだけど俺はイタい女性が主人公の映画ダメみたい。やっぱ女性には可愛気があってほしいなぁ。
ベン・アフレック監督処女作にしてこんな傑作を撮っていたなんて。脚本の素晴らしさは言わずもがなだけど、演出、音楽、編集、深いテーマ、ラストの余韻、すべてが完成度高し。これぞ映画!
久々の日曜ファミリー劇場。オリジナルストーリーと思ってたら歴代の名作と言われた話を紡いだものだったのね。CGのアプローチも含め狙いは「三丁目の夕日」版ドラえもんか。最後は子供達「ひまわりの約>>続きを読む
このエンディングはないな〜。暴力エンターテイメントの最後はとことん嫌な気持ちにさせるかスカっとさせるかじゃなきゃ。こんな不条理な終わり方じゃ不完全燃焼でしょ。
まあ、ジャック・ブラックのための映画ですな。落ち目→がんばる→挫折→やりきってハッピーエンドの典型的なアメリカンコメディー。リンクレイター監督じなくても良かったんじゃないの。
新撰組をゲイの視点から描いたアイディアも面白いしキャスティングもハマってた。大島渚流の映像美学も貫かれてて観応えあり!これが遺作とはつくづく残念。
逆に主演がショーン・ペンじゃなかった方が良かったかも。個性的な俳優が個性的な役を演じてるんでちょっとお腹いっぱいかな。
人種差別者であっても根本は善い人間だったり、善人であっても場合によっては人種差別的な行為をしてしまったり。そんな歪んだアメリカ社会を浮き彫りにした秀作。そこの映画から20年近くたった今もれは根>>続きを読む
ジョン・グリシャム原作、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、ジョン・キューザックら豪華スター競演。なのに日本でほとんど話題にならなかったのは陪審員裁判が馴染みなかったからだと>>続きを読む
普通の主婦が犯罪に手を染めていくいや〜な感じが本当にうまく出てた。宮沢りえも良かったけど小林聡美が抜群。エンディングのヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「Femme Fata>>続きを読む
ちょっと期待し過ぎたかな〜、面白かったけど自分的には歴代のフィンチャーの傑作達と肩を並べるほどではなかったかな。
これは良かった。彼女の作品の色彩やそこに込められた孤独や苦悩を映画そのものにもうまく反映させてる。テンポも良く音楽も最高!
同時期に公開され、何かと比較された青春映画2作ではハーモニー・コリンの「スプリング・ブレイカーズ」の危うさの方が個人的には好きだな。まあ、こっちは旬を逃して観ただけ分が悪いか。題材話>>続きを読む
王とか英雄とか大群とか大盛りフルコース。迫力満点だけど正義とか死の正当性とかピンこなかったなぁ。やっぱ宗教感がわかんないとかな。
金田一耕助シリーズって子供の頃は怖すぎて観れなかったんだよね。本作はシリーズ最高傑作と言われるだけあって、恨み、業、猟奇、風土、推理、恋心、涙、日本的なサスペンスの全てが詰まってます。
チェ・ミンシクの演技がやや大袈裟ではあるけど話はなかなか面白かった。原作の漫画読んでなかったし。スパイク・リーのハリウッド版はどうなのかな。
やっぱムシャクシャした時はクロサワ映画だな。秀逸な人間ドラマ、圧倒的スケール、まごうことなき面白さ。
ハリウッドの名物プロデューサー、ロバート・エヴァンズの自伝映画。関係者のインタビューなどは一切なく、膨大な過去の写真や映像、プロデュース作品と本人のナレーションで構成された風変わ>>続きを読む
久々に観直してみたら、あれれ、年をとったせいか、映画を観る目が肥えたせいか、はたまた時代のせいか。当時の感動は何処へやら。強引なストーリー、陳腐な脚本、古き良きアメリカ賛美的なものに興ざめするくら>>続きを読む
初々しい宮崎あおいと蒼井優。さすが実力派、こういう重い映画にも出てたんだな。しかし救いのない暗い話。やはり最後にちょっとだけでも希望がある方が好きだな。
長澤まさみがここまで性悪な母親役やりきったら、そりゃ日本アカデミー賞最優秀主演女優賞だよね。どこまで本当かはわからないけど、このバカ母親の数々の愚行が事実に基づいてると思っただけで、本当に腹立たしい。
いやはや展開が、グイグイのモリモリの、血だらけの泥だらけので。ホラーの要素全部のせ。汁まで飲み干す面白さ。
討論会の内容は論理を捏ねくり回してる感もあるけど、三島由紀夫の存在感は圧倒的で凄い。当時の関係者のインタビューも面白く、当時の全共闘員で今でも尖まくりの芥氏や、他の全共闘員の敗北についてのあやふやな回>>続きを読む
今さらヒミツでもないほど、マクドナルド帝国の成り立ちは有名だけど。しかし創始者であるマクドナルド兄弟にとっては酷い話だな。
でたらめだらけのアメリカの政治。トランプみたいな人間が大統領になってしまうんだから、根本的に何かが間違ってる。でもそれを暴き、問題提起するマイケル・ムーアのような人間もいる。日本も他人事じゃない。声を>>続きを読む
今観ても文句なしに面白い!三谷幸喜なんか足下にも及ばないね。これだけエンターテインしてて現実に事件に巻き込まれてしまう凄み。本当の映画人だな伊丹十三は。
なんだかかっこつけだな〜。ひっぱりにひっぱった表紙の写真がそれかよっていうツッコミもありつつ、やはりベン・スティーラーにはおバカ映画でがんばってもらいましょう。
んとも優雅で女々しい映画。おっさんの叶わぬ恋という意味では「ロリータ」といい勝負。まあ、こっちは対象が美しさそのものという点で、ある意味崇高だけど。
このレビューはネタバレを含みます
名曲「I Shall Be Released」と共に綴られる悲しい結末。でもこの歌の歌詞が2人の戦いが後の同性愛者の権利獲得の光となることを物語っている。
悩みを抱える普通じゃない人達の群像劇。さしずめアングラな「マグノイア」といったところでしょうか。忘れた頃に何度も観直してしまう大好きな1本。
シドニー・ポラック監督作品は度々観たくなるんだけど、これはちょっとわかりづらかったなぁ。それが本作がイマイチ他の名作たちと同様の評価をされない理由かな。
ツッコミどころ満載ですが山岳アクション好きには見応え充分。なんだかんだで毎年冬に1回は観てるな。雪山に思いを馳せて〜。
スーパーウルトラB級ホラー。怖いというより笑える。切ないエンディングもまったく悲しくないしw
でも続編あるくらいカルト。