ぱんやさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ぱんや

ぱんや

映画(338)
ドラマ(0)
アニメ(10)

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ほぼ終止、荒井ちゃんへの嫌悪感が半端じゃなかった。隠れビッチ時代も、三沢さんに歪んだ愛情を押し付けているときも。しんどすぎて、こんなめんどくさい人と付き合うくらいなら誰とも付き合わなくていいと思える程>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

王道の青春&ファミリー系で、ちゃんとおもしろくて、見どころ満載。

印象的なシーンが多かった。先生に手話で気持ちを説明するところ、背中合わせで歌うところ、父親に向かって歌って父親が手で聴くところ、歌い
>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

確かにカイジではあるんだけど、文化祭感や、少しチープで狙いにいっている(ネタに走っている?)感がした。
確かにゲームは過酷かつ残酷ではあるけども、絶望的な難攻不落感があまり感じられなかった。
かなりラ
>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの白黒映画
恋愛も、友情も、ちょっと強引で雑な展開ではあるけど、心地よく受け入れられる雰囲気の映画。心の底からの大きな感動とかそういった類いの良さよりも、ほんのりと暖かく微笑ましい感覚。
ラス
>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

〔情報社会の闇〕

おもしろい。そして恐ろしい。
このニュアンスの作品をよくぞ作れたなと思った。
組織や程度は違うにしても、似たようなことは日本のあちこちで起きていると思う。SNS等の発展により誰でも
>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

〔中学校裁判〕

よくぞ前編と後編で分けてくれたと思った。というのも、原作のストーリーを1本の映画に詰めることはよくあるけど、このストーリーは1本には収まりきれないと思った。
内容的には好き嫌いが結構
>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

〔中学校裁判〕

予告編はなんとなくみたことがあった程度だったけど、思ったよりもガチの事件と裁判までの展開だった。中学校での殺人事件という設定なので安っぽい雰囲気になってしまいやすい気がするけど、キャ
>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

〔これぞ元祖デスゲーム〕

このストーリー展開と様々なクオリティー。良い意味でチープな感じの舞台や道具類、字幕、演技(特に死に方)。でも、このクオリティーだからこそ設定の理不尽さを楽しめる作品。

>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なかなかの胸糞感

田母神さんは人が良すぎて得体のしれない不気味さというか人間味の無さを感じるキャラ。でもやっぱり少し無理していたのかな?普段と違う雰囲気のムロツヨシがちょうど良い感じだった。

ゆり
>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大人の恋愛、美しい恋愛

終わり方が絶妙だと思った。『ララランド』のように、目線は合わせるけどそのまま別れるのもありだと思ったけど、恐らく会うところを想像させるのが良かった。でもなんとなく、今の2人は
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

特に前半、2人ともおしゃれ&ハイセンス過ぎた。もちろん良い意味で。
服装とか考え方とか本棚とか部屋とか。何か2人のやりとりを見ているだけでほっこりだった。

でも、そんな2人でもすれ違う。お互いが幸せ
>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

終止しんどい、思い浮かぶ範囲で過去イチしんどい作品だった。希望がほぼ無かった。

あまり好きな言葉ではないけど、「親ガチャ」が大ハズレの状態。直接暴力を受けることがほぼ無かっただけがマシな要素だったけ
>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

映画を制作する映画

映画好きはもちろん楽しめるし、お仕事映画としても凄く良かった(特にクリエイターの人には響きそう)

映画愛に溢れているストーリーも楽しめるし、場面転換が画的にかなりおしゃれでアニ
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったけど満足はできなかった。

やはり良かったのは音楽!
演奏のクオリティはもちろんかなり高いし(素人目線ですが)、単純に曲も良かった。
原作の音や音楽の表現も好きだけど、実際聞けるのは良い
>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日常に潜む非日常。

銭湯で殺人、殺しのプロ、東大卒でバイト、夜のリーダーの松本に嫉妬?
色々な設定が独特で現実にはあり得なそうだけど、完全にぶっ飛んだフィクションという感じは何故かしなかった。

>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

後半の葬儀で1人ずつ話すシーン、シリアスとコメディが共存しているような独特な雰囲気で結構好きだった。

あの人は父親としては間違いなくダメな父親だったのだろうけど、人としては愛のある人だったのだろう。
>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

結構複雑に色々なことを感じる作品だった。まず、環境等も含めて、更正ってかなりハードルが高いと思った。作中では工藤兄弟のような幼少期から染み付いている環境要因もそうだし、序盤に20万円のつけをしたおじさ>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ2作目

最大の見所は岡田准一演じるファブルのアクション。アクションシーンが沢山あるし、映像的にもガチ感がかなりあり楽しめる。今回は木村文乃演じる洋子のアクションもちょっとあって良かったし、こ
>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初はただ父親が事件に巻き込まれただけだと思っていたけど、結構複雑で繊細な作品だった。所々に胸糞悪い要素があるし、全体を通してスッキリはしない印象。

色々な目線での愛とか希望とか欲望みたたいな物語出
>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

好きなタイプの映画。

声に出して笑ってしまうシーンが沢山あった。映画館で観たときも客席から何回も笑い声が上がっていた気がする。

好きなシーンは沢山あるけど、柳先生にもう一度教えてもらうところは最高
>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

小説の世界と現実の世界が交錯するような展開は楽しめた。そしてキャストが豪華。

ストーリーとしては「騙す」という程の伏線やミスリードは無く、その点に関しては物足りなさを感じた。

原作にどこまで描かれ
>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

IMAX3Dで鑑賞

これぞアバター、SFファンタジー超大作!
映画館で、3Dで見ないともったいないレベルの映像のクオリティだった。もう本当に海の中!
アバターに求めていたものをしっかりと見せてくれた
>>続きを読む

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

個人的に本が好きなので、本が沢山出てくる舞台は楽しめた。作中の本に対する様々な愛情も良き。

絹子さんの恋に関しては、ちょっと美しい話にされているけど倫理的にはいけないこと。ただ、遊び心ではなくかなり
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

色々なカタチの愛にあふれた作品だった。経緯は違えど優子ちゃんの親になった人たちはその人なりの親としての役割を全うしていて、最終的にはとても心暖まる話だった。

気になったのは、水戸さん、ブラジルに行く
>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

息子が加害者ではないと信じたい父親、息子が例え加害者だとしても生きていて欲しいと望む母親。究極の心理状態。

ハッピーにはならないどころか激重の内容だけど、すごく見どころがあって良かった。

家庭を持
>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

かなりハイレベルなアクション映画だった。岡田准一の身のこなしはやっぱりカッコいい。

ストーリー上の色々な組織の対立とか細かい部分はそんなにインパクトなかったけど、兼高の成り上がっていく感じ、兼高&室
>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

序盤は、お父さんが不器用ってレベルではなく少し嫌悪感があるレベルだったけど、ゲームやり始めてから徐々に可愛く感じられてきた。

自分は全くゲームをやらないけど、FF好きな人だと更に楽しめそうだな。
>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アツいけど清々しい気持ちにもなれる作品だった。作画とか監督とか、もっと違う視点でアニメを観たくなった。

クリエイトする人たちの苦しみや情熱が素晴らしい。やっぱり物を作り出すってすごい。

行城さん、
>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

宗教とか家族とか恋愛とか、色々なことがちひろの頭の中でごちゃごちゃになっていて、自分でもよく分かんなくなっちゃっているんじゃないか感。

最後の研修の部分がよく分からなかった。親が見つからずに不安にな
>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最初のゆるい雰囲気からは想像もつかない展開だった。そして、雰囲気が変わる中盤くらいにタイトルが入るのがすごく良かった。

結構いいキャラが沢山いたけど、森田剛演じる森田正一はインパクトが強すぎる。本当
>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

キューブリック監督作品は、やっぱり音楽が印象的。曲よりも不協和音や不気味な雰囲気が続くのが、らしさを感じる。

ストーリーとしては、もっとワクワクアドベンチャーものだと思っていたけど全然違う。むしろ近
>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジャック・ブラック最高!
あの表情や身体のノリは唯一無二!

映画のストーリー的に、現実だったらもちろん大問題だけど、フィクションとして違和感なく楽しめる。

教師ではないし、まともな授業をできていな
>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

バズってスターになるまでが思ったよりも早かった。

夫に関して大きなダメージがあったが、本人の大きなつまずきは無く、スター街道をあっさりと進んでいく展開だった。

ストーリー的に大きなおもしろみがあっ
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

期待を上回るハイクオリティ!

全ての展開が原作と完全一致ではないが、名シーン・名ゼリフがリアルなバスケに落とし込まれており、最高に心躍り感動する。

そして、原作では描かれなかったリョータの過去や弱
>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この作品に関しては、作者や作品の背景をある程度知っている方が楽しめるのではないだろうか?

ジョナサン・ラーソンをもう少し知りたい。

Netflixから何となく見つけ鑑賞したけど、いつか改めて見返し
>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

人間の生きられる環境のギリギリに挑む、山に挑む男の物語。

「グランブルー」を思い出す。
人は海の更なる深みを目指すように、山の頂きを目指す。