一本で二本の作品が観れたような。
スランプからの脱出法とこだわりの情感、これがテーマなのかと勝手に解釈。
シナリオライターの葛藤という設定は好き。
長兄 おっちょこちょい。
次兄 ちょっと共感。
愛される妹、兄達をうざいと思う時もあろうけど、分かり易くていい作品。
無声と巻き戻しの製作効果の妙。
ストーリー展開も人間模様も面白く、いい作品なのだが今は戦争の情報戦の実話、勝利の喜びみたいな映画は心からは楽しめない。
作品に罪はないけど。
ストレートな感情表現と演技。
共感もするけど。
こういう思いで苦しむ人多かったのだろう。
宗教対立とか階級闘争が表面的なものになってるが、本当の理由は日本人には分かりにくいものだと今も感じている。この作品のおかげで理由はどうあれ虚しいものというのは痛いほど伝わってくる。今は未来が見えてるの>>続きを読む
ほとんどのあらすじをラジオで聞いたネタバレ状態で観賞。映像は想像とかなり違った。
記憶を完全に失うことはあり得るのか、なんの記憶も表に出せないだけで脳裡のどこかにあるものなのか。「記憶がなくなる」と表>>続きを読む
サスペンスものでストーリー展開もいい。
実際のフライトレコーダーの扱い方と同じなのかは定かじゃないけど興味がわく。
頑固と妥協、組織を乱す、そこに社会的に善なる正義が加わっての葛藤と突っ走り。定番ネタ>>続きを読む
都営霞ヶ丘アパートと比べるのもどうかだが、ファンタジー溢れる内容にびっくり。
かなり昔、取り壊し目前の会社の寮にみんな退去した後1人で泊まったことがであった。ファンタジーとは無縁の思い出。
これまでの伝統、風習、文化などと現代のジェンダーの取り組みのギャップ、世界には様々な価値観で存在していること、日本でももちろん他人事ではない。この作品の良さは周囲が変わらなくても当事者がそれまでのしが>>続きを読む
全般的に明るいストーリーでいい。
助け合う所でMr.Vの存在が大きい。
映画の伝える力は定演のデュエットのシーンがなんと言っても圧巻。
結局、戦争ってのは虚しいもの。
純粋な信仰心とか慈愛心というのは権力や面子とは相容れないのかな、と今のヨーロッパ情勢と重ねてしまう。
面倒な初老の男という印象が、パキスタンのやりとりから変わってきた。
家族の絆、エルサレム。
トロムソにひかれて、正直内容はあまり期待していなかったが、すっかりはまった。
よくありがちな、何かを抱えた子供たちの冒険ものではあるが、偶然の出会い、意外な展開、はらはらドキドキ、いい要素が詰まってい>>続きを読む
ミュージカル仕立てだと表情では分かりにくい。でも決意の固さがより強調されていると感じた。そんな効果を狙っていたのか?
でも演技力が高いのかどうかよくわからず。
不思議だったのはおじさんのコミカルな役ど>>続きを読む
マルチトラック、オープンリール、ミキサーコンソール、配線ケーブルのスパゲッティ…。
今や制作会社のコスト削減で昔ながらの音楽スタジオが減っているとは寂しい限り。生演奏や生うた、できるだけ楽しみたいと言>>続きを読む
頭では分かっていたつもりでも、内戦・紛争地域で生活している普通の家族が直面する恐怖や不安がすさまじい。
愛と正義はともすれば暴力とか非道につながるという警告を久しぶりに思い出す。
壮大なフィクションなのに、実際の報道で見る普通のリアクションシーンがマッチしてるのがちょっと怖い気もする。
国策では解決できない不測の事態、最後は神頼みしかないなんて。
特務一のスナイパー、なるほど。
最後まで菅菅しい、もとい、清々しい笑いが絶えない作品。なのにいきなり冒頭からの数分間は笑いではなく感動。ここが松元ヒロさんの真骨頂なのかもしれない。
すわ親治のあの頃の映像、懐かしさにまた違う感動。
一つ一つのストーリー、奇想天外だけどメッセージ性もありテンポよく進んでいく。愉快な作品でじっくりまた観てみたいと思わせる。
前作に感銘して行動を起こした人もそこそこいたようで、映画の影響力ってのは侮れない。
ポカをやっちゃったチームメイトへのフォローとか扱い方がいい。見習わなきゃと思わされたところ、まさに一見の価値。
誰も何も変わらない人々と場所の中で一人変わって行く心。希望を与える。
委員長の演技は演技なのか?すごい。
ボウイの名前を知った少し前の頃のライブ。
実家に一枚LPがあり、「スター千一夜」というインタビュー番組への出演を観て、なんだろう?と子供ながらに不思議に思ってたのが懐かしい。収録から20数年後の来日で>>続きを読む
老いてなお、ではあるが自分一人ではなく周りの力を上手くラッキーに使ってなす姿がカッコいい。義理がたさとフレンドリーな振る舞いに憧れも感じる、今現役のイーストウッド満載の作品。
身近な映画ファンの前評判通り、おもろい作品。適度な尺の三本オムニバス構成、内容の関連性と作品タイトルのマッチングもいい。
冒頭の監督挨拶も功を奏したような。
台詞のキャッチボールが良くできてた。あんな>>続きを読む
最初は退屈な展開だった。
後半の答え合わせから退屈に感じたことを悔やむ、やられた作品。
車両故障の意味合いはよくわからず。
主人公に同情するか、共感しないかで見方がガラリと変わる。50年以上前にできた作品でありながら、今でもありえそうな問題がテーマになっているところは考えてしまう。さすがケンローチ。
セリフもストーリーもシンプルな作り。
モラハラという言葉が定義された現代はまだ救いかも。
12年前にブカレストのとある病院の前で、その病院にまつわるいい話を聞いた。
あれも闇の温床になっていたのか。
エンディングは驚き。よくぞ世に出してくれた作品だ。権力の監視、考えさせるれた。
離婚後の恋愛感、元家族との関わり、
正解があるわけでもなく、男女の差異ではなくて個人の差異だとは思いながら、男の方の要領の悪さばかり心に残る。
こんな素敵な人がもったいない、のモヤモヤが最後の最後まで観るとスッキリ。
コミカルでありながらぐっとくる。
上映された1970年頃の世相、社会がモチーフだけど、薬物の怖さを伝えるには今でも通じる。でも題材になることはないな。
往年のピンクフロイドの音楽はサイケチックという言葉が合うと再認識。
酒の力に頼らないと、という生き方には全く共感できないが、酒の良さをうまく使って己の力を引き出せるというのは少し分かる。
ほどほどに。
デンマークでの宴会に踊りはつきものと聞いたことがある。なるほど。
現地の細野さんファンの細野晴臣評が興味深かった。アーティストに与える新型コロナウィルスの影響は、アーティストそれぞれによって受け止め方は違うと思うが、今回は自分の想像のはるか上を行くもののようだ。
と>>続きを読む
たったこれだけのストーリーで映画になることが驚きだけど新鮮。
音が重要な演出。どしゃ降り、隣人、ラジオのパーソナリティー。制約の多さをむしろ効果的に利用している。