そらさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.8

ずっと気になっていた作品で、ようやく視聴。

あえて超失礼な言い方をすれば、
超豪華キャストによる学芸会。

序盤、何度も観るのをやめようかと思う瞬間が訪れたけど、諸葛亮(ムロツヨシ)が出てきた辺りか
>>続きを読む

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.5

昔大好きだったジュード・ロウが見たくなって視聴。

なんの情報も期待もナシに見始めたせいか、予想外に面白かった。

中盤からは、どう展開していくのかハラハラしながらジュード・ロウを応援してた。

過去
>>続きを読む

僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.5

粋な男たちによる「男の作法」

70年代80年代の古き良き時代のアメリカ。

“普通”なんだけど、妙にかっこよくて惹きつけられる。
いるよね、こういう人。

子供の頃に、親とは違う距離感で接してくれる
>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

主演のリズ・アーメッドの演技が素晴らしかった。

突然訪れた、聞こえない世界。

自分が存在しているのかさえ分からなくなってしまいそうな、怯えの滲む眼に同情せずにいられなかった。
気丈に振る舞っている
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

終始緊張感で硬直しっぱなし。
これが実話に基づいたお話と思うと、苦しさでいっぱいになる。

「お客様は神様です」

この言葉にこんなにも感動するなんて…!


アルジュンが女性客にターバンの説明をする
>>続きを読む

星守る犬(2011年製作の映画)

3.0

原田マハさんの小説が良かったので観てみました。

原作の漫画は未読。

小説が凄く良かったので期待しすぎたかも、というのが正直な感想。

小説では前半がハッピー(犬)目線で物語が展開していくけれど、こ
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

凄く良かった。

凄く良かったけど、私はこの作品の半分も理解できていない。

また観たい。


原作未読の感想です。


まず、序盤の夫婦のやり取りが妙に気持ち悪かった。(失礼な言い方すみません)
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

クラシカルなのに今っぽい。

その「今っぽさ」はカメラワークから感じたのかな。

オリジナル版は観たことないけど、後世にまで残る名作である理由がなんとなく分かる気がした。

前半はミュージカルというよ
>>続きを読む

ホテル ビーナス(2004年製作の映画)

5.0

当時、心を塞ぎたくなったときに必ず観ていた作品。

モノクロの映像にオシャレな楽曲、タップダンスに韓国語。

この世界観が本当に大好きだった。

本当に異国に迷い込んでしまったかのような心細さを感じな
>>続きを読む

バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.5

こういうのホント好き。

みんながほんのちょっとの勇気を振り絞って、最後にはみんながハッピーでほっこりあったまる。
なんの前知識もなく観たけど、キャストが豪華でびっくりした♡

海外のバレンタインは日
>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

4.2

「僕を、買ってください」
そのフレーズと、桃李くんの気怠そうな表情に導かれ、映画館に行ったことをよく覚えています。

印象に残ってる作品だったので、思い出しレビュー。


AVみたいに思ってしまう自分
>>続きを読む

負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大切なのは才能の有る無しや、勝ち負けじゃない。
何度も何度も困難に叩きのめされても、また這い上がって挑みたくなるほど夢中になれるかってことが、大切なんだ。

そんな父の背中を見て、娘オロールも強い女性
>>続きを読む

八月の鯨(1987年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

古くて単調で全く面白くない老姉妹の日常の物語。
そう思っていたのに、ラスト1分で全てが変わりました。

あくまでも、私が受けた感覚です。


若い頃、この海には毎年鯨が訪れていた。
でも、大戦後、鯨は
>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.0

当時憧れてた人が好きだと言っていた映画。
それを突然思い出し、今回初めて観てみることに。
15年以上も覚えていられたのは、多分タイトルがロマンチックすぎたから。

でも…ごめんなさい。
私にはよく理解
>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

「すばらしき世界」
このタイトルが、とてつもなく後味の悪さを残してくれるラストだった。

刑期を終えて、必死で社会に順応していこうともがく三上さん(役所広司)に泣ける。
色々な人に支えられながら少しず
>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

宝塚で観劇後、余韻醒めぬうちに初鑑賞。

先に舞台を観てしまったのであらすじは知っていたのに、後半はやっぱり泣けてくる。
好きな人に一生触れずに生きていく。
そんなとんでもない決心をしてしまう健司と美
>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.3

希林ばあちゃんを見てると、ありふれた日常のひとコマも、実はもの凄く愛情に満ち溢れた大切な瞬間なんだと気付かされる。

何気ない日常。
たいした盛り上がりもなく過ぎていく日々。
心がザワつくのは、大きく
>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.8

この色彩鮮やかな世界がすごく好き。
カラフルな世界は見てるだけで元気が出る。
ミラベルの服の刺繍も可愛すぎてときめいた。
ゆめっち演じる”ルイーサ“の「増していくプレッシャー」の歌声に、不覚にもウルっ
>>続きを読む

土竜の唄 FINAL(2021年製作の映画)

4.0

レイジとパピヨンがとにかくかっこ良すぎて、ストーリーが入ってこない♡笑
ところどころ出てくる寒いギャグの演出はもはや病みつき♡笑
「モグラ」が終わってしまうのがこんなに切ないとは…。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.3

新撰組「土方歳三」の半生。
新選組結成の経緯から、最後の五稜郭の戦いまで。
ところどころダイジェスト感があったけど、終わり方が良かったので、良しとする。
岡田くんに土方歳三が乗り移ってたように見えて鳥
>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

佐藤健くんの、恐怖を覚えるほどに荒んだ瞳が凄かった。
「生活保護」という権利は命を守るための最後のセーフティーネット。
それなのにそのハードルはすごく高く、必要でも受けられない人がたくさんいる現状。
>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

子供の頃から大好きで、観ながらセリフがどんどん出てくる程、何回も何回もビデオで観た作品。
そんな作品を映画館で観れた喜びは、言葉では表現できません!
感激すぎて震えた♡笑
生誕100周年のときも、是非
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

シンプルなストーリーだからこそ、深く感じて深く考えさせられた。
全ての登場人物に満遍なく共感させられて、いい意味で少し疲れた。
桃李くんがブチ切れるシーンで涙腺解放。笑
見終わった後も、ジワリと涙が込
>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

松坂桃李くんがとにかくかっこ良すぎ。
以前から桃李くんファンだけど、こんなワイルドで男くさい役も見事に演じきってしまうなんて…!
一体桃李くんはどこまで進化してしまうの!?笑
前作も映画館までひとり行
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大好きなシリーズの最新作。
毎回期待を裏切らない面白さ。
頭カラッポにして、ただただ楽しめる最高の娯楽映画です!
ドムにまさかの弟がいて、ミアが復活して、ハンが生きてた!
そして、ブライアンの存在もち
>>続きを読む

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.0

原作が大好きで楽しみにしていた作品。
まさかこんな作品に変身するとは!
コロナ禍で忘れかけていた人の温かみを感じ、原作とはまた違う良さがあった。
キネマには神様がいる。
その神様は人の感情を無限に広げ
>>続きを読む