地元広島にて先行公開だったので、観てきました。
平日昼間の上映、軽く40人くらい入っていました。やはり年配の方が多かったです。
戦後75年目の夏、率直な感想としては、原爆の話を現代劇に合わせるのはだ>>続きを読む
先の予想が立ったりしたが、とにかく緻密に良く出来た脚本。
後半の展開で一気に評価が上がった。
つぎは韓国のオリジナル版を観たい。
個人的にAI絡みの映画で面白い作品ない説(スピルバーグの「A.I」もおもんなかった)があり、ずっと後回しにしてきたけど、これは面白かったです。
とくにオチ、こりゃ凄い。
監督/脚本のアレックス・ガー>>続きを読む
7〜8割方、音響効果の圧で迫ってくるA級ホラー。とにかく音。音。冒頭から音でプレッシャーを与え続け、スクリーン上では巧みに伏線を巡らせている。
エリザベス・モス演じる主人公の一挙手一投足がのちの展開>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
はじまってすぐひしひしと、これは良い原作、腕のたけた監督、優秀な演者に恵まれた稀有な作品なんじゃないかと感じた。
自分のなかで、なんとなく良い映画の条件として、カメラと人物の距離感が適切かどうかとい>>続きを読む
原作が良いのでしょう、プロットしっかりしてます。
中盤以降、まったく先が読めず、ちょっとどうなの、という賛否両論な内容になりますが、見応えはある。
まあ何より主演ふたりの演技、魅せます。
千原ジュ>>続きを読む
フランシス、27歳。ダンサー。特定の相手はいない。結婚なんて。まわりは浮き沈みがあってなんだか華々しいが、彼女の人生はゆるやかな下降線をたどっている。このまま下っていくなら、間違いなくプロダンサーの夢>>続きを読む
単純にとっつきやすく面白い。
笑えるシーンが沢山あるし、映画ファンが思わず反応してしまうパロディもある。
個人的には、現状のアメリカへの痛烈な皮肉として捉えた。全編にわたって、だ。
いまを生きる我>>続きを読む
映画や小説に登場するシリアルキラーたちは、だいたい冷静沈着で頭脳明晰だったりする。
本作の主人公/フリッツ・ホンカの姿、発言、行動からは、想像上の人物ではないリアルさが感じられる。
主演の俳優さんの>>続きを読む
TENETみたいな話かな?と思ったけど、最終的にもTENETかなとなる。
いまや最初にロゴが出たときがいちばん沸くA24作品。
「イット・カムズ・アット・ナイト」を鑑賞してから観ましたが、まったく作風が異なる作品で、冒頭から驚きでした。調べていないと同じ監督の映画とは気づ>>続きを読む
邦題とかけ離れた原題。
まあいいとして。
思春期に限らず、人生において優れた芸術作品に触れたときの感動は、〝稲妻が直撃した〟と自然現象に例えて表現できる。
理由もなく外に飛び出し、わけもわからず叫>>続きを読む
山田孝之主演の「ステップ」と合わせて期待感がありましたが、正直物足りなかった。
長澤まさみの演技力が高いのは既知の通りだし、ファンではない自分からすると彼女頼みの薄い内容に思えた。
実際の事件をベ>>続きを読む
法廷モノで回想/追想シーンを使っていない。
過去を再現することがなく、逆のフラッシュ・フォワード(さきに未来の展開を見せる手法)も使わない。
一度だけ、ジョニー・Bが自由だったころ観た光景を空想で>>続きを読む
様々な場所で繰り広げられるカンフーバトルは見応えたっぷりだ。
クライマックスの舞台が最高だった。
オマージュ的なシーンがあったのかもしれないが、まったくわからなかった。
観たことがない物語、とにかく先が読めない。
やっぱり韓国映画はレベル高いなぁという印象。
美術が素晴らしく、映画全体が美しく上品に見える。
日本公開が遅れたのは、やはり日中戦争時代の日本軍を敵側として描いたからか。
当時の中国の空気感、中国人からの日本人のイメージを知ることが出来て良か>>続きを読む
こんな奴がいる。
大口を叩き、怠け者で、利口でスマートな犯罪者(詐欺師とかディーラーとか麻薬密売人)を気取るが、気取るだけで根が優しかったり間抜けなので、そうなりきれないやつ。
いわば普通の人だ。>>続きを読む
再現映像の部分は圧巻。
結果はわかっていても、思わずハラハラする。
これはトム・ハンクス演じるサリーの物語だが、その航空機事故を再現した部分はまるで群像劇のように撮られている。
実際の出来事を題材>>続きを読む
英語で〝頭の中の銃弾〟という言い回しがある。
人間の狂気を表す言い回しだ。
映画は毎日1本以上、多いときで3本は観る。これからも観続ける。
生きていたら〝観なきゃいけない映画〟と純粋に観たい映画が出>>続きを読む
ジャングルに発煙筒が焚かれ照明弾が飛び交う異様な光景。
異常であることが普通。
普通に振る舞っている人間が狂っていることになる戦場。
なんとも言語化するのが困難な映画である。
主演の俳優さん、目元>>続きを読む
A24。
〝史上最大のバカな賭けだ!〟
感情をグラインドし続けるドラッグムービー。
とにかく開かないドアがムカつく。
出演作を観ないあいだに歳をとり、アダム・サンドラーは他の作品とは別人のよう>>続きを読む
スピルバーグと気づかなかった。
まあ、とんでもない話です…
裁判所から出たメリル・ストリープが階段を下りていく、あの場面がすべてを物語る。
いいぞ〜コレ!
見た目はモンスター、でも平和主義のゴーゴナイト側に主人公がつく点が面白い。
若い頃のキルステン・ダンストも出演している今作は、「トイストーリー」とはまた違うおもちゃを使った寓話を描>>続きを読む
有名な作品だが、いかにもな内容だったのでなかなか観る気になれなかった。
子どもが不幸な目に遭うのは映画でも観るのは辛い。
洒落にならない事件の冤罪ものながら、徹底的に明るくコミカルに描いている。
主>>続きを読む