残念ながらダグラス・サークの監督作の中では下位に位置する作品だと思う。
時代考証の浅さに関しては仕方ないだろうが、メロドラマ風に仕上げて、実質的な主役のアッティラを前面に推し出さないのはいかがなものか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ちょっと奇をてらって観過ぎてしまった。「もう一捻り」を求めすぎるのは平成・令和人の性か。
傷心の老人が親切なデブ三人とスパに浸かってテレビ観る、それだけなんだけどいい短編だぁねえ。
これ以上は諄くなり>>続きを読む
朝が弱い人間は絶対に一度はこんな妄想をするけど、こうなったらなったでディストピアでしかないよ。
短編映画としてみてもすごく短くて、アニメと組みわせたような演出もグロテスクな寓話のようで破壊力が高い。
幽霊のおばあちゃん結構自由に動き回ったり物に干渉したり、古き良き幽霊モノっていうガバガバさが実にいい。
私の大好きな「幽霊と未亡人」や「陽気な幽霊」、「幽霊は臆病者」って言ったクラシックにも似た風情も>>続きを読む
当サイトのレビューからBrillia SHORTSHORTS THEATER ONLINEなるオンデマンドサイトの存在を知って、さっそく登録し、鑑賞。
さくっと観やすい10分ほどのランタイム。
意地と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
当サイトのオンライン試写会にて鑑賞。
実際に鳥と飛んで撮影をし、実話ベースの話であることしか情報は入れていない。
原題は「Donne-moi des ailes」(翼を与える?的な意味らしい。渡り鳥の>>続きを読む
EUフィルムデーズ2020にてオンライン鑑賞。
本当に青山シアターが閉まる直前に観た作品。
字幕が修正されたという触れ込みだけあって、未だ結構な粗さが残る出来だが、この作品と監督が言いたいこと自体は分>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
OSOREZONEで鑑賞。
縛りプレイ通りに動く仮面の殺人鬼(ビジュアルが廉価版のマイケル・マイヤーズみたいで草)を、ホラー映画で真っ先に殺られる(具体的に言うとエロいこと)キャラ通りに動くことでおび>>続きを読む
EUフィルムデーズ2020にてオンライン鑑賞。
旧作の中では最も自分の心に突き刺さった映画だった。
自分は一人でいる事に慣れすぎたせいで、主人公のように「気付き」に至れるかどうか、これから先そのような>>続きを読む
EUフィルムデーズ2020にてオンライン鑑賞。
次の日に「ビッグ・リトル・ファーム」を観るつもりで、ドキュメンタリーの胃にするために観た作品だったが、これは意外な拾い物。
旧ユーゴ情勢はクストリッツァ>>続きを読む
EUフィルムデーズ2020にてオンライン鑑賞。
ほぼ日本未紹介と言ってよいラトビアの作家であるビズマ・ベルシェヴィツァの自伝が原作の映画のようで、国によってはNetflixで観られるようだが、なかなか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
EUフィルムデーズ2020にてオンライン鑑賞。
数分、数メートルはぐれた飼い犬を、国が全力で連れて帰れなくする。
相当にバカバカしいようで、当事者にとっては理不尽で笑えないお話。
あっちの方の政治情勢>>続きを読む
EUフィルムデーズ2020にてオンライン鑑賞。
主要なキャラクターの多くが若者で、ノリ自体も軽いが、ずっと昔からある移民問題に結構重ためな刃を突き付ける映画。
レスボス島の景色がきれいで、飯が美味そう>>続きを読む
青山シアターでの初鑑賞。
これは……うん、よく分からないとしか言いようがない。
言いたいことはなんとなく分かるようで分からない。単純に集中力不足が原因だろう。と言うか楽しんで観るような映画でないことも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
結構序盤はグロい。流血系・痛い系のグロなので自分は大丈夫だった(CGが若干しょぼくなる中盤部分からは特に大丈夫)
だが中身は結構普通の復讐劇で、犯人も中盤時点で判明するため、謎解き要素はちょっと弱い。>>続きを読む
全体的に色彩が少なく、セリフも徹底して削られてるが、静謐とは程遠いハードなアクションで、非常にタイトなランタイムで一気に駆け抜けるノワール要素もちょっとある暗めのアクション。
巻き込まれ系というだけで>>続きを読む
サイコパス並みに有害だが精神構造はサイコパスほど強固ではない主人公が幼少期に植え付けられたトラウマを克服するため、とでも言わんばかりに不動産詐欺をやりまくって……という映画。
ヤクが結構出てきてデカダ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イタリアのサッカーサポーター事情についてほとんど予備知識がない状態での鑑賞。とりあえずこの作品が現実との闘いでもあることは分かった。
自分のようにサッカーを知らず、サッカーをテレビでだって観たいとも思>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スペイン版パラサイト。そのつもりで観た。
クズではあるがどこか愛嬌があったキム一家とは違い、この作品の主人公ハビエルは掛け値なしのクズ。
過去の栄光が忘れられず、心のどこかで今でも他人を見下してる「堕>>続きを読む
去年の田辺・弁慶映画祭で鑑賞
主要な登場人物が、少なからず何かしらの「クズな部分」を抱えていて、結構不快な閉塞感を味わえる。
不快と書いたけど、この攻めてる感じはカタルシスもちゃんと感じられて、その「>>続きを読む
去年の田辺・弁慶映画祭で鑑賞
上映時間が30分と非常に短い中でも、伝えたいことは伝わっている、と言う印象。
演出の視野の狭さも、若さ特有と表現で個人的にはよかった。