ブレスラウの凶禍のミシンそばのネタバレレビュー・内容・結末

結構序盤はグロい。流血系・痛い系のグロなので自分は大丈夫だった(CGが若干しょぼくなる中盤部分からは特に大丈夫)
だが中身は結構普通の復讐劇で、犯人も中盤時点で判明するため、謎解き要素はちょっと弱い。
ある意味「法的な正しさに殉じるのではなく、自身の溜飲を下げるために行動した」とも取れる結末と、そこに至るまでの映画全体を使った丁寧な「誘導」、テロリズムに対する価値観等、この映画に対する共感できない部分は結構あるものの、アクとクセがダブルで強い登場人物たちのおかげで退屈せずに観られた。
途中で出てくる主人公とツーショット写真を撮りたがって言い寄る勘違い馬鹿なイケメンがすげえイケメンだったのと、クイーンの「We are the Champion」の曲名が出てきたのにはちょっとほっこりさせられた。